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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

日本の高齢化スピード、世界で突出

2012-01-31 | つぶやき

厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が30日に発表した将来推計人口によると、2060年に高齢化率(65歳以上の高齢者の割合)が39.9%になるそうだ。日本の高齢化率は2005年に20.1%と世界最高水準に達したそうだが、高齢化率が7%(高齢化が進んでいる)から14%(高齢化社会になった)に倍になるのに要した年数は、24年間で、フランスの115年間、スウェーデンの85年間、英国の47年間と比べて突出しているそうだ。●総人口は現在の1億2800万人が50年後には8674万人まで減少、中でも生産年齢人口(15歳~64歳)は4418万人と、ほぼ半減するそうだ。また、2010年には生産年齢人口2.8人で高齢者1人を支えていたが、60年には1.3人で1人を支える計算になるという。50年前の1960年には11.2人で1人の高齢者を支えていたそうだ。 ⇒ 1/31読売新聞

将来的に年金が充てにできないとすれば、50年先には、70歳まで働く人も多いだろうし、高齢者の定義も、生産年齢の上限も見直されていることだろう。

 

 

Madison Violetのスタジオライブ

2012-01-28 | つぶやき

カナダのルーツ・デュオMadison VioletのスタジオライブがCBC Radio 2 Driveで公開された。(YouTubeには既にアップされていた) 昨年9月の最新アルバム「The Good In Goodbye」のリリース以来、Up Close sessionを希望してきたが、2人はロードに出て忙しく、レコーディングの設定は容易でなかったが、待った甲斐があったとコメントしている。"Come As You Are"と タイトルトラックの"The Good In Goodbye,"、及びサイモン&ガーファンクルの "Mrs. Robinson"を演奏したそうだ。最後の曲は長年、コンサートで人気の代替曲になっていたそうだ。 ⇒ http://www.cbc.ca/radio2/r2drive/2012/01/27/madison-violet---up-close-on-cbc-radio-2-drive/#more

(関連:2011/10/29マイブログ


東南海・南海の震源域に跨る巨大断層発見

2012-01-28 | つぶやき

東京大学と海洋研究開発機構の研究チームが紀伊半島沖の海底で東南海・南海の震源域に跨る巨大断層を発見したそうだ。2つの震源域にかかる巨大断層の発見は初めてという。両震源域の境界にあたる潮岬を挟んで東西200km以上にわたり、海底が数百m以上も隆起しているそうだ。宝永地震(1707年)などの連動型地震で、この断層が大きく動き、津波の発生源となった可能性があるという。この断層を取り入れた津波発生モデルの再構築が必要のようだ。 ⇒ 1/28読売新聞

 

IMF、日本に財政再建要請

2012-01-25 | つぶやき

国際通貨基金(IMF)は24日公表した報告書で日本に中長期の財政再建を強く要請したそうだ。欧州危機を受け、主要先進国では財政再建が急速に進展しているそうだ。例えば、イタリアのGDP比の財政赤字は2010年の4.5%が13年には2.3%まで下がり、米国も10年の10.5%が13年には6.4%に、英国も9.9%から6.5%に下がる見通しという。対して、日本は11年10.1%、12年10.2%と10%台で高止まりし、13年でも8.8%と、主要国で最悪の水準で、先進国平均の2倍近い水準に達するとの見通しを示したそうだ。日本が15年までに消費税を10%に引き上げても、政府債務を引き下げていく道筋に乗せるには不十分との見方を示し、財政再建を急ぐべきと指摘したそうだ。 ⇒ 1/25読売新聞

今は日本の国債は安全資産として買われているが、財政再建を怠っていると、数年後には逆の立場にならないとも限らない。


貿易収支、31年振りに赤字

2012-01-25 | つぶやき

日本の2011年の貿易収支が第2次オイルショックの1980年以来、31年振りに赤字になったそうだ。輸入が原油高と原発代替の火力発電用液化天然ガス(LNG)の輸入増などで前年比12%増の68兆474億円、輸出は東日本大震災や円高などの影響で落ち込み、前年比2.7%減の65兆5547億円、差引2兆4927億円の赤字となったそうだ。(1980年は2兆6129億円の赤字)但し、貿易収支に企業の海外子会社からの配当などを加えた経常収支は黒字を保っているそうだ。しかし、貿易赤字が定着すれば、国内の貯蓄が減って金融機関が運用する資金が縮小し、巨額の国債発行を十分に消化しきれなくなり、欧州諸国同様に金利が上昇するとの見方も出ているそうだ。税収が歳出の半分以下といういびつな日本の財政構造は、金利が上昇すれば一気に破綻しかねないという。財政再建が喫緊の課題となっている。 ⇒ 1/25読売新聞夕刊


世界初、「ビッグフット」の学術サイト

2012-01-24 | つぶやき

米アイダホ州立大が今月、「ビッグフット」と呼ばれる未確認大型類人猿の研究に関する専門の電子版学術誌を世界で初めて開設したそうだ。( http://www.isu.edu/rhi/index.shtml )ビッグフットは、ゴリラを大きくしたような体格で二足歩行し、北米の太平洋側を中心に目撃や足跡の報告が絶えないが、今まで科学界ではUFO(未確認飛行物体)などと同様に戯言として無視されてきたそうだ。約10万年前に絶滅した身長3mの巨大類人猿ギガントピテクスの生き残りが、当時陸続きだったベーリング海峡を渡って北米に分布を広げたのではないかなどと真剣に議論している研究者もいるそうだ。アジアの「雪男」(イエティ)などは近縁種とみられるという。サイトは「残存ヒト上科の調査」と題され、第1号論文は、カリフォルニア州のアメリカ先住民の「毛むくじゃらの男」に関する伝承や絵についての報告だそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120124-OYT1T00357.htm

ギネスによれば、現存する人で、世界一背が高い人はトルコの Sultan Kösen(29)と言う人で、246.5cmらしい。過去の人も含めれば、ロバート・ワドローという米国人で、約272cmだそうだ。


首都直下地震、4年以内の発生確率70%

2012-01-23 | つぶやき

M7級の首都直下地震が今後4年以内に発生する確率が70%という試算を東大地震研究所の研究チームが纏めたそうだ。東日本大震災以降、首都圏の地震活動が活発化しており、M3~6の地震は1日当たり平均1.48回発生、これは震災前の約5倍という。マグニチュードが上がる毎に、地震の発生頻度が1/10になるという地震学の経験則を活用してM7の発生確率を計算したそうだ。これは政府の地震調査研究推進本部の予測、首都直下を含む南関東の地震発生確率「30年以内に70%程度」と比較して切迫性が高い予測となっている。後者は首都圏でM7級の地震が約120年間に5回発生したと言う過去の発生間隔を基に計算しており、東日本大震災後の地震活動の活発化は考慮していないという。東大地震研の平田教授によると、「地震活動が活発な状態は数年~10年は続く、その間にM7級の直下地震が起きる可能性は高い」という。また、地震予知連絡会会長によれば、今後のM3~6の地震の発生頻度の推移を見守る必要があるそうだ。 ⇒ 1/23読売新聞

(関連:2011/8/28マイブログ2011/8/10マイブログ


昆布からバイオ燃料

2012-01-22 | つぶやき

昆布からバイオ燃料を取り出す方法をカリフォルニア州バークレーのベンチャー企業「バイオアーキテクチャーラボ」の日本人研究者(創業者)が開発したそうだ。これまで海藻に多く含まれる糖質は微生物が容易に分解できず、原料として効率的に利用できなかったが、遺伝子組み換え技術で、昆布の糖質を分解しエタノールに変えられる大腸菌を作るのに成功したそうだ。同社は南米チリ沿岸に海藻の養殖場を作り、実証実験のための工場も建設しているという。国土の狭い日本では、海藻は有望で、三陸沖で養殖すれば震災復興にも役立つのではと話しているそうだ。 ⇒ 1/21読売新聞夕刊


強毒性鳥インフル研究を停止

2012-01-21 | つぶやき

日米欧などの科学者39人は20日、強毒性の鳥インフルエンザウィルス「H5N1」に関する研究を自主的に60日間停止すると米科学誌サイエンス(電子版)と英科学誌ネイチャー(同)に共同で発表したそうだ。科学界自らによる研究停止は異例という。H5N1の研究をめぐっては、「生物テロに悪用される」との懸念から、東京大医科学研究所の河岡教授ら2チームの論文(鳥インフルエンザウイルスが変異により実験動物のフェレットで空気感染するようになることを報告)の掲載を、米国立衛生研究所(NIH)の諮問機関「生物安全保障のための科学諮問委員会(NSABB)」の異例の勧告を受けた両誌が見合わせる事態になっていた。今回の声明では、「ウイルスの研究は流行予防や治療薬開発に欠かせない」として、テロ防止と研究者の情報提供を両立できる仕組みを停止期間中に早急に作るよう各国政府に求めたそうだ。これを受け、世界保健機関(WHO)はこの問題への対応を協議するための専門家会合を来月下旬にジュネーブで開催する見通しという。サイエンス誌を発行する全米科学振興協会も、この問題に対応した専門委員会を設置し、来月、カナダで開催される総会で具体策を話し合うそうだ。尚、科学研究成果が本来の目的を外れてテロや犯罪などに悪用されることを「デュアルユース(二重利用)」問題という。 ⇒ 1/21読売新聞夕刊


「うるう秒」廃止は先送り

2012-01-21 | つぶやき

19日にジュネーブで開催された国連の専門機関、国際電気通信連合(ITU)の無線通信総会で「うるう秒」廃止提案の採決が先送りされたそうだ。●現在の世界共通標準時刻(協定世界時)は1958年以降、原子時計を基にしていることを知っている人は少ないであろう。(私もその一人だが) 以前の標準時刻は、地球の自転を基に1日を決める「天文時」であったが、自転速度が太陽と月の引力で僅かずつ遅くなっているため、「天文時」もそれに合せて遅くなっており、両時刻の間でズレが生じる。そのズレが0.9秒以上にならないように、原子時計に1秒を挿入する調整(「うるう秒」)が1972年から導入され、過去40年間に24回行われてきたそうだ。今年の6/30にも計画されているらしい。●しかし不定期にある「うるう秒」はコンピュータの誤動作の懸念やGPS(全地球測位システム)には「うるう秒」は適用されておらず、混乱の原因になりかねないとして、米国、日本、フランスなどが廃止を主張、一方、グリニッジ天文台を持つ英国、カナダ、中国などは存続を主張し、両派間で議論が紛糾し、採決に至らず、決定は2015年の総会に持ち越されたそうだ。尚、「うるう秒」が廃止された場合、ズレは100年で90秒に拡大するそうだ。 ⇒ http://sankei.jp.msn.com/world/news/120120/erp12012011080002-n1.htm

学校ではグリニッジ標準時が世界標準と教わった記憶がある(それ以後updateされていない)が、その頃には既に原子時計が世界標準時刻として利用されていたことになる。 原子時計は、原子や分子には特定の周波数の電磁波を吸収/放射する性質があることを利用するらしい。(1秒=周期×周波数) 国際的な1秒は「セシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位間の遷移に対応する放射の9,192,631,770周期の継続時間」と定義されるようだ。 ⇒ http://jjy.nict.go.jp/mission/page1.html


メタンハイドレート試掘へ

2012-01-19 | つぶやき

政府は愛知県渥美半島の南方沖70~80kmの海底で、2月中旬をメドにメタンハイドレートの掘削試験に入る方針を固めたそうだ。海底掘削を本格的に実施するのは世界で初めてという。掘削予定地点を含む「東部南海トラフ海域」には、日本の天然ガス消費量の十数年分が埋蔵されていると見込まれているそうだ。海上の船からパイプを降ろし、水深800~1000mの海底からメタンハイドレートを含む地層まで地中を400~500m掘り進む予定という。来年1月頃にはガス生産試験も行うそうだ。2018年度までに採算性の検討を終え、商業生産できるか結論を出したいという。また、地層内の圧力を下げることで、水とガスを分離して採掘する生産法の有効性を確かめる狙いもあるそうだ。 ⇒ 1/19読売新聞

東日本大震災を経てメタンハイドレートへの期待がより高まったと言えるだろう。

(関連:2011/2/20マイブログ

 


Grace PettisのSophomore Album Kickstarter(続報)

2012-01-17 | つぶやき

Grace Pettisの「Sophomore Album Kickstarter」が1/16に期日満了した。最終的に目標21,600ドルに対して、132%の28,625ドルを達成し、2ndアルバムは無事製作されることになった。(リリースは2012年夏の予定) 最終的に支援(出資)した人は211人。Graceは自身のホームページで、多くの支援と勇気づけられる言葉を受けたことに感謝を述べている。また、感謝の意を表す動画をYouTubeに投稿している。  (関連:1/3マイブログ


不確定性原理に欠陥

2012-01-16 | つぶやき

量子力学の基本原理である「ハイゼンベルクの不確定性原理」が常には成立しないとする実験結果をウィーン工科大と名古屋大の研究チームが纏めたそうだ。●不確定性原理は、1927年にドイツのハイゼンベルクが提唱(32年にノーベル物理学賞受賞)したもので、微小粒子を測定する際に、位置の測定誤差と運動量(速度×質量)の測定誤差の積はプランク定数/4πより小さくはできないというもの。測定の際に光のエネルギーが粒子に影響を与えるからと説明される。●同工科大の長谷川准教授らは、中性子の2つのスピン(位置と速度に相当)を不確定性原理の下限以下の誤差での測定に成功したという。また、共同研究者の小澤名古屋大教授は2003年に不確定性原理の不成立を別の数式(小澤の不等式)で主張してきたそうだ。今回それが実験で実証されたという。 ⇒ 1/16読売新聞

【1/22加筆】
量子力学の不確定性原理には実は2つあるのだ。1つは、量子の世界の本質的なゆらぎを数式化したもので、これは米国の物理学者ケナードの不等式と呼ばれる。 もう一つが、量子の測定誤差を数式化したハイゼンベルクの不等式だ。式の形は、「誤差」と「ゆらぎ」の言葉が違うだけで全く同じなのだ。一般者向けの量子力学の解説本では後者しか出てこないような気がする。従って、それが、量子力学の本質的なゆらぎも表していると誤解している人も多いと思われる。今回、修正が必要なことが実証されたのは、測定誤差に関するもので、本質的なゆらぎを表す数式に誤りがあった訳ではない。今までは誤解していても数式が同じなので問題なかったとも言えるが、今後はそのような訳にはいかなくなった。●小澤の不等式の考え方は、既に、重力波の検出方法に使われているそうだ。超新星爆発による重力波の到来で物の長さは1mあたり6億分の1mm程変わるそうだ。この測定を狙う干渉計型という観測装置は構造が単純で望ましいが、ハイゼンベルクの不等式によると原理的に捉えられないらしい。しかし、小澤の不等式によれば、観測可能であり、岐阜県飛騨市で20日から建設が始まった日本の大型低温重力波望遠鏡も、この方式を採用しているという。 ⇒ 1/22読売新聞

今まで出版されている膨大な数の量子力学に関する本の内容修正はどうするのだろうか?

 


囲碁、棋聖戦が始まった

2012-01-15 | つぶやき

第36期棋聖戦七番勝負の第1局が12日から倉敷市で始まり、挑戦者の高尾紳路九段(35)が3連覇のかかる張栩棋聖(31)に2目半勝ちで勝利した。初日は張棋聖が優勢であったが、2日目にミスがでて、逆転されたようだ。高尾九段も「ずっと形勢が悪かった、反省点が多い内容だった」と語っている。第2局は26日から札幌市で行われる。 ⇒ 1/14読売新聞

両者の棋風は、地の張棋聖、厚みの高尾九段と対称的な棋風と言われており、地で先行する張棋聖を厚みの高尾九段が追い込み、最終的には細かい差の勝負になる展開が予想されているようだ。調子を上げてきている両棋士の戦いだけに、第2局以降も熱戦が期待できそうだ。


将棋ソフトが米長永世棋聖を破る

2012-01-14 | つぶやき

昨年のコンピュータ将棋選手権で優勝した将棋ソフト「ボンクラーズ」と日本将棋連盟会長の米長永世棋聖(68)との対戦「第1回電王戦」が14日、将棋会館で行われ、将棋ソフトが勝利した。公式戦と同じ環境の正式対局でプロ棋士が将棋ソフトに敗れるのは初めてとなる。米長永世棋聖はボンクラーズと何度も対戦して対策を立てて臨んだそうだが、及ばなかった。尚、第2回電王戦は来年、現役棋士の船江恒平四段と将棋ソフトの代表との対局が決まっているそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/culture/update/0114/TKY201201140228.html

将棋ソフトはプロ棋士を脅かす存在になってきたと言えるだろう。囲碁ソフトもそのようなソフトの登場が待たれる。尤も、私の棋力レベルでは現状の市販ソフトでも十分楽しめるのだが。

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