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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

トリオソナタ from 音楽の捧げもの(BWV1079)

2021-11-26 | つぶやき

フルートとヴァイオリンと通奏低音のためのこのトリオソナタでは、バッハは「王室のテーマ」を実際に完全に演奏するのではなく、それをほのめかしたそうだ。第1楽章のベースラインは単なる示唆を与え、一方、第4楽章の半音階的ラインは特徴的な半音を思い出させるそうだ。間違いなく「王室のテーマ」がエレガントに織り交ぜられたパートの中で本当の”aha”の瞬間として聞こえるのは第2楽章においてのみであるそうだ。 ⇒ Sonata a traversa, violino e continuo from Musikalisches Opfer – Bach (bachvereniging.nl)

Trio Sonata from Musikalisches Opfer BWV 1079 | Netherlands Bach Society

(関連:2021/4/17マイブログ


組曲 ト短調(BWV822)

2021-11-19 | つぶやき

この作品はバッハの初期の組曲。後の彼の組曲の偉大な高さをまだ達成していないが、ここでは、自身の音楽的野心の境界を注意深く探求している作曲家が見られるという。間違いなく彼が紙とライブの両方で1700年ごろに導入したイタリアとフランス音楽に啓発されたそうだ。この組曲のハイライトはアリアであり、それは17世紀のドイツとイタリアの鍵盤楽器の伝統に完全に沿っているそうだ。 ⇒ Suite in G minor – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Suite in G minor BWV 822 - Bernolet | Netherlands Bach Society


前奏曲とフーガ イ長調(BWV552)

2021-11-12 | つぶやき

この作品はバッハがライプツィヒで1731~41年の間に出版した4部構成のクラヴィア練習曲集の第3部に収められているそうだ。本質的にトリニティ(三位一体)に捧げられたこの巻の中で、この作品より明確なメッセージはないそうだ。ここでは全てが「3」の中にあり、熱心な読者はこの作品をトリニティの3つの人物の意図的な表現として見たそうだ。それぞれ独自のテーマを持つフーガの3つのセクションは初期のイタリアバロックに由来しているが、その展開部は近代的で非常に緊密に組織化されているそうだ。36、45、36小節のセクションは正確に黄金分割に対応しており、聴くというより感じる(または読む)ものだという。 ⇒ Prelude and fugue in E-flat major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Prelude and fugue in E-flat major BWV 552 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society

(関連:2020/10/21マイブログ