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パルティータ 第5番 ト長調(BWV829)

2022-08-20 | つぶやき

バッハが” Praeambulum”と呼んだ最初の楽章は実際にはファンタジアであり、準即興の前奏曲であるそうだ。バッハの時代、鍵盤演奏は伝統的に親指を使わなかったそうだが、バッハが作曲していた時点では既に変化しており、この作品の第1楽章は演奏者にどの運指を使うべきか問いかけているように思われるそうだ。以降の楽章では運指の他の側面に注意を要求するそうだ。アルマンドは均等にフレーズされた三連符であり、クーラントとメヌエットは分散和音の研究であり、唯一のスローなサラバンドは完全に三部構成であるそうだ。最後のジーグで三部構成が戻ってきて、徐々に2つのテーマをもつ3声のフーガを装うそうだ。●尚、楽しい事実として、このサラバンドは演奏者のElina Albachにいつもカリヨン(調律した鐘と鍵盤を組み合わせて演奏する有音程打楽器であり鍵盤楽器)を思い出させるそうだ。そして、彼女の録音の最後の和音の直後に、ハーレムのGrote Kerkのカリヨンが聞こえるという。 ⇒ Partita no. 5 in G major – Bach (bachvereniging.nl)

Bach - Partita no. 5 in G major BWV 829 - Albach | Netherlands Bach Society

(関連:2022/5/27マイブログ