このオーボエ協奏曲はバッハが残したわずか9小節を基に再構築したものであるそうだ。この9小節はカンタータBWV35のシンフォニアに対応しており、それが手掛かりを与えてくれるそうだ。中間楽章にはアレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲から有名なアダージョを選んだそうだ。この曲はバッハも非常に賞賛し、無伴奏チェンバロのために編曲(BWV974)を行ったそうだ。 ⇒ Oboe concerto in D minor – Bach (bachvereniging.nl)
Bach - Oboe concerto in D minor BWV 1059R - López Paz | Netherlands Bach Society
(関連:2021/7/12マイブログ)