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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

再生エネ普及へ、100項目の規制・制度改革

2012-03-31 | つぶやき

政府は29日、再生エネルギー普及に向け、約100項目の規制・制度改革メニューを決め、公表したそうだ。即効性を重視し、政省令の改正や運用変更で対応できる対策が多く、一部は既に実施しているそうだ。メガソーラー普及に向けては、敷地の緑地規制を撤廃(現在は工場扱いのため25%の緑地が必要)し、工場の屋根などに太陽光パネルを設置する際の建築確認手続きを撤廃する。地熱発電では、国立・国定公園内で設置基準を緩和し、公園内でも一部で垂直に掘ることを認める。風力発電では構造審査を簡素化、小水力発電では建設時の許可手続きを簡素化、また、農業用水利用の発電は許可制から届け出制に切り替える。また、再生エネルギーを電力各社の送電網に接続する手続きも簡素化する。また、ビルなどで非常用発電機の代わりにリチウムイオン電池を設置可能とし、電池市場の拡大に繋げるそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20120330ddm008010186000c.html


コンピュータ囲碁の棋力が向上

2012-03-30 | つぶやき

3月17日に宇宙流で知られる武宮九段(61)と囲碁ソフト「Zen」(昨年のコンピュータ囲碁大会で優勝)との対局が、電気通信大学のエンターテインメントと認知科学シンポジウム特別イベントとして行われ、4子局でコンピュータが20目勝ちを収めた。武宮九段によれば、布石や構想の面ではまだまだだが、読みや寄せはかなり強いそうだ。囲碁は盤面が広く、1手の価値の評価が難しいことから、将棋などに比べ実力向上が遅れていたが、確率的な立場から着手を決めるモンテカルロ法の導入で飛躍的に実力が向上したそうだ。対局を解説した王銘琬九段によれば、アマ全国大会レベルの実力という。但し、プロ棋士と対等に対局するにはさらに革新的な進歩が必要で、まだ10年ぐらい必要のようだ。 ⇒ 3/30読売新聞、 http://www.asahi.com/igo/topics/TKY201203270328.html
●「Zen」の思考エンジンは「天頂の囲碁」というWindows用市販ソフトに搭載されている。このソフトは私も持っているが、初級者にとってはかなり手強いソフトだ。最新版は「天頂の囲碁3」で、初版よりかなり実力が向上しているらしい。

(関連:1/14マイブログ


JAXAが「ガンマカメラ」を開発

2012-03-29 | つぶやき

宇宙航空研究開発機構(JAXA)はセシウムなどの放射性物質が出すガンマ線量を観測し、色の違いで表示する装置「ガンマカメラ」を開発したそうだ。天体観測用に開発してきたガンマ線センサーの技術を活用し、広い視野で精密に観測できるのが特徴。放射性物質が局所的に蓄積する場所を短時間で特定できるため、除染作業を効率化できるという。2月に福島県飯舘村で行った実証実験で効果が確認でき、数年以内の実用化を目指すそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120329-OYT1T00289.htm


ユーミン@SONGS

2012-03-28 | つぶやき

今日放送されたNHKのSONGSにユーミンが登場した。東日本大震災を受けて企画した「(みんなの)春よ来い」の最終版を披露した他、今年3月に母校の立教女学院中学・高等学校(@久我山)を訪問し、聖マーガレット礼拝堂で同校の聖歌隊と聖歌を合唱したり、パイプオルガンとの共演で「翳りゆく部屋」を弾き語りした。この曲は、在学時代に同礼拝堂で初めて聴いて衝撃を受けたバッハの「トッカータとフーガ・二短調」と、当時、感銘を受けていたプロコル・ハルムの「青い影」の影響を受けて作曲した曲とのことである。久しぶりに聴いたが、この曲に限らず、ユーミンの曲には時を超えた素晴らしさがある。



高校教科書「難」「易」 二極化

2012-03-28 | つぶやき

新学習指導要領に基づく高校低学年の教科書は、ゆとり教育からの脱却で、英語や理数を中心に学習内容が大幅に増量したことに加え、「難」と「易」の二極化が進んだそうだ。ゆとり教育の間に広がってしまった学力格差に対応するためという。●英語では3年間に教える英単語が現在より500語増の1800語になり、約30年前の水準に戻るそうだ。英語の学力格差は大きいらしく、大半の教科書会社は難易度別に2~3種類の教科書を作るそうだ。基礎的なものはABCの書き方の練習から始まったり、「I am」を使った自己紹介から始まるそうで、高度な英語長文を扱う進学校用とは相当の隔たりがあるそうだ。●理数系でも二極分化は進み、理系進学向けのある「化学」の教科書では大学の生化学の内容を紹介し、ページ数も320から528に増えたそうだ。一方、理科が苦手な生徒向けには新科目の「科学と人間生活」が登場し、物理、化学、生物、地学を網羅的に学ぶそうだ。また、理系学生でも力不足が深刻な数学では、「数学Ⅰ」の最も基礎的な教科書には「2+(-3)」の足し算が並ぶという。基礎的な教科書は分かりやすいようにイラストや図が増え、一方、進学校用の教科書では受験レベルの問題が増え、数学全体で、ページ数が現行より27.2%増えたそうだ。 ⇒ 3/28読売新聞
教育の場にも格差が広がってきているようだが、画一的な教育が良い訳ではないだろう。学力レベルに応じた教育を選べるようになるなら、むしろ望ましいことではないだろうか。


東電原発が全停止

2012-03-26 | つぶやき

柏崎刈羽原発6号機が26日に定期検査のため停止したことにより、東電原発17基の全てが停止となった。原発トラブル隠しの影響で東電の全原発が停止した2003年4~5月以来、約9年振りという。また、国内全体でも商業用原発54基の内、稼働中は北電泊原発3号機1基のみとなった。泊3号機も5月5日に停止予定であり、それまでに再稼働が無ければ、国内全原発が停止となる。●東電の原発による電力供給力は合計1730万kWで、東電全体(6500万kW@昨年3月)の25%を占める。東電は原発ゼロでもガスタービンの緊急設置や被災火力発電所の復旧で、今夏に昨年並みの約5700万kWを確保できるそうだ。今夏の最大電力需要が昨夏(4922万kW)並みであれば、電力不足は避けられる見込みだ。但し、今年は電力使用制限令の発動や計画停電は予定されておらず、また、火力発電は長期間の連続運転では不具合が発生しやすいなど、リスクが無い訳ではないようだ。 ⇒ 3/26読売新聞


ゴールドベルク変奏曲@NPR

2012-03-25 | つぶやき

バッハの生誕週に当たる先週、NPRは「Goldberk Week」として、「ゴールドベルク変奏曲」を週を通して特集したようだ。バッハ自身による曲名は「2段鍵盤付きハープシコードのためのアリアと種々の変奏」。不眠症だったカイザーリンク伯爵がお抱えハープシコード奏者のゴールドベルク(当時13歳、バッハのレッスンも受けていた)にこの曲を弾くよう依頼したことから「ゴールドベルク変奏曲」を呼ばれているが、その話は必ずしも事実ではないらしい。変奏曲はアリアのベースに基づいているが、この変奏曲というアイデアはバッハのオリジナルではなく、ヘンデルの「アリアと64の変奏曲」が起源らしい。但し、ヘンデルのベースは8小節だったが、バッハはそれを32小節に長くし、30の変奏曲をより深みがあり洗練されたものにしたそうだ。ヘンデルへの対抗心もあったようだ。この曲が最初に欧米で知られるようになったのは、ハープシコード奏者のWanda Landowskaが1930年代初めにこの曲を録音したことによるらしいが、1955年に当時22歳のグレン・グールドがこの曲の録音で衝撃的なデビューを果たしてから、一般に広く知られるようになった。グールドはこの曲を驚くべきスピードで演奏し、バッハの繰り返し記号を無視し、全体をLP両面に収まる39分以内に短縮したそうだ。この曲の演奏楽器として、ピアノとハープシコードのどちらかがベターということはなく、両方聴くことがお勧めだそうだ。また、今日では色々な楽器で演奏されており、ブラス、ギター、ハープ、オルガン、弦楽奏などによるアリアをNPRのHPで聴くことができる。 ⇒ 
http://www.npr.org/blogs/deceptivecadence/2012/03/19/148913266/bachs-enduring-enigma-an-introduction-to-the-goldberg-variations
http://www.npr.org/blogs/deceptivecadence/2012/03/23/148455319/the-goldbergs-remixed

YouTubeにグールドの81年のライブ演奏がアップされている。


化学の夢ロードマップ

2012-03-25 | つぶやき

日本化学会が約30年後に実現を目指す研究目標を掲げた「化学の夢ロードマップ」を策定したそうだ。日本初の「理学・工学分野における科学・夢ロードマップ」を作成することを決定した日本学術会議第三部(理学・工学)の要請を受けて作成したものらしい。夢は10の分野別に纏められており、全部で104に上り、実現すれば「10~15のノーベル化学賞受賞も可能」だそうだ。ウィルスの種類に依らず予防効果のあるインフルエンザの万能ワクチン(医療分野)、太陽光で水を効率的に分解して燃料電池などに使える水素を作る技術(エネルギー・資源分野)、安定的に農産物を生産する「植物工場」や水だけを通すサイズの膜で海水を淡水化する技術(環境分野)などが含まれるそうだ。概要は同学会のWebサイト(http://www.chemistry.or.jp/)で公開されている。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20120325ddm008040100000c.html
今の日本にはこのような夢のある話が必要だし、夢に終わらせず、実現に向けて産学官を挙げて推進して欲しいものだ。


東日本大震災から1年を迎える

2012-03-10 | つぶやき

死者1万5854人、行方不明者3155人、避難者34万人余り。復興は課題山積、東電福島第1原発事故は政府の「収束」宣言とはほど遠い状況。被災地の町づくりは足踏み状態。東北3県で高台や内陸への住民集団移転を予定しているのは32市町村も、住民合意と移転先の確保は進んでいない。東北3県の震災がれきは推計で約2250万トン、がれきを正式に受け入れた自治体は東京、青森、山形に留まり、東北3県の処分量はがれき全体の6.4%に過ぎない。 ⇒ http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2012031000314


Sarah McLachlan@CBC Music

2012-03-10 | つぶやき

サラマクラクランのライブがCBC MusicからYouTubeにアップされた。ピアノの弾き語りとギターの弾き語りで、"Angel","Building a Mystery","Adia"など計5曲がアップされている。●サラマクラクランは昨年10月に「Sarah McLachlan School of Music(SoM)」という音楽学校をバンクーバーに開設したようだ。学費を払えない生徒は無料で授業を受けられるようだ。サラマクラクランと言えば、女性アーティスト主体のライブイベント「Lilith Fair」を1997年に提唱・主導し、1999年にかけて全米およびカナダ各地で開催され大成功を収めたことで有名であるが、やはり、志が高いアーティストようだ。
(関連:2010/2/13マイブログ



東京湾北部地震は震度7に

2012-03-10 | つぶやき

文部科学省の研究チームの発表によれば、首都直下のフィリピン海プレートの境界が従来の想定より10km浅いことが分かり、東京湾北部地震が発生した場合、東京の揺れは従来の想定を上回り、東京23区東部から神奈川県北東部にかけて震度7が、23区や川崎、横浜市の一部、千葉県の東京湾岸沿いを震度6強が襲う可能性があるそうだ。震度7の地震が襲った場合、最も懸念されるのは建物の損壊という。直下で起きる地震は小刻みな揺れが強くなり、木造住宅が破壊されやすいそうだ。耐震基準が厳しくなった1981年以降の住宅は震度7(6)で16%(1%)以上が全壊、一方、62~81年の住宅は65%(10%)以上が全壊、61年以前の住宅は84%(18%)以上が全壊するそうだ。●研究チームは2007年度から東京都区部を中心に約300台の地震計を設置し、地震波の速度が地下の岩石の硬さによって変化することを利用してプレートの正確な位置を突き止めたそうだ。この成果を活かして、震源域を中央防災会議の想定より5~10km浅く設定し、規模は同会議の想定と同じM7.3として震度分布を計算したそうだ。震度分布図の最終版は今月末にも公表される予定という。●従来想定(震度6強)でも、都内で6413人の死者・行方不明者、16万860人の負傷者、建物の全壊は47万1586棟、道路は607か所、鉄道は663か所で壊れると予想されているそうだ。都は公共施設などの耐震化を進めており、消防署や警察署、災害拠点病院、公立小中学校などの耐震化率は83%~96%と比較的高いが、水道管は46%、水門・排水機場は65%、緊急輸送道路の橋は66%など、遅れている施設も多いそうだ。また、都は、東日本大震災を受け、被害想定を見直中で、今回の研究成果を踏まえ、来月中に新たな被害想定を、9月に新しい「地域防災計画」の素案を公表する予定だそうだ。 ⇒ 3/9読売新聞


ニュートリノ振動の全体像が判明

2012-03-09 | つぶやき

米中などの国際研究チームはニュートリノの種類(電子型、ミュー型、タウ型の3種類)が変化する「ニュートリノ振動」という現象の内、これまで唯一発見されていなかったパターンの振動(電子型ーミュー型間の変化)を発見したそうだ。この振動の存在は、昨年6月、日本の高エネルギー加速器研究機構などが世界で初めて99.3%の確率で捉えていたが、今回の実験では99.9999%以上の確率で見つけたそうだ。●中国j南部にある大亜湾原子力発電所から数100mの距離と、1km以上離れた距離に測定器を設置し、昨年12月から今年2月まで、原子炉での核分裂に伴い放出される反ニュートリノを観測し、その変化のパターンを調べた結果、これまで確認されている2種類の振動だけでは説明がつかない現象を99.9999%以上の確率で見つけたそうだ。ニュートリノ振動の全体像が判明したことで、宇宙誕生直後には同数あった物質と反物資が現在では物質だけになった謎の現象(CP対称性の破れ)を解明できる可能性があるそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120309-OYT1T00367.htm
(関連:2011/6/16マイブログ


国立公園での地熱発電の規制緩和

2012-03-09 | つぶやき

環境省は国立公園での地熱発電の規制緩和として、規制区域外から規制区域内の地下に井戸を斜めに掘る「斜め堀り」と温泉水を活用する「バイナリー発電」を認める方針を固めたそうだ。 ●バイナリー地熱発電は100度近い温泉水で沸点の低いアンモニア水などを蒸発させてタービンを回して発電する方式で、熱過ぎる温泉水の湯加減を調整する際に発生する廃熱を活用できる強みがあるそうだ。温泉水発電は、昨年12月、新潟県十日町市の松之山温泉で環境省の実証実験が始まったばかりだが、九州電力八丁原地熱発電所(大分県)などで低温蒸気を用いた同方式の発電装置の実績があるそうだ。今後は規制区域内での同方式の発電所設置が認められることになる。●産総研の資産によると日本の地熱資源量は2347万KWで世界第3位だが、稼働している発電所は18か所54万KWで、国内総発電量の0.2%(2010年度)に過ぎないという。政府は地熱発電の普及を後押しするために、自然公園法や温泉法に基づく開発許可手続きを簡素化する方針を固めているが、経産省や地熱事業者は「斜め堀は開発費用がかかる」ため、垂直堀を主張しているそうで、さらなる規制緩和が進む可能性もあるようだ。 ⇒ 3/9読売新聞夕刊
メガソーラー、風力発電、地熱発電と再生可能エネルギーの利用拡大に向けた動きが確実に進んでいるのを感じる。
(関連:2011/10/12マイブログ


世界最大の帆をもつ貨物用帆船

2012-03-08 | つぶやき

東京大学のチームが世界最大の帆を持つ長さ300mの大型商船(18万トン)を設計し、2016年の就航を目指して、海運業者とともに開発を進めているそうだ。帆は高さ50m、幅20mのアルミニウム合金製で9枚並べる。毎秒12mの横風を受ければ、エンジンなしで時速約30kmの速度が出せるそうだ。計算では、横浜港から米西海岸へ行く航路の場合、通常の最短航路を進む時はエンジンだけで動く場合に比べて燃料を22%節約でき、風を受けやすい航路を選べば、30%節約できるそうだ。商船に帆を設置する費用は約20億円で、その費用は燃料節約などで、5.3年で回収できるとみているという。 ⇒ 3/8読売新聞夕刊
これも再生可能エネルギーの一つの活用法(火力発電→風力発電に相当)であろう。


人間とゴリラのゲノムの違いは1.75%

2012-03-08 | つぶやき

英国などの国際チームがゴリラの全遺伝子情報(ゲノム)の解読したそうだ。人間とのゲノムの違いは1.75%で、現在判明してる限りでは、ゴリラはチンパンジー(人間とのゲノムの違いは1.37%)に次いで人間に近いことになるようだ。 ゲノムの違いや化石から、ゴリラとチンパンジー・人間の共通祖先は、1000万年前に枝分かれし、チンパンジーと人間は600万年前に枝分かれしたと推定されるという。専門家の話として、人間と主要な大型類人猿の遺伝情報を比較することで人間がどのように進化してきたかがわかるそうだ。 ⇒ 3/8読売新聞
ゲノムの僅かの違いが大きな違いをもたらしているように見える。