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気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

坂井七段が碁聖奪取

2010-08-28 | つぶやき
2勝2敗で迎えた第5局を挑戦者の坂井秀至七段(37)が張栩碁聖(30)に勝ちタイトルを奪取した。坂井七段は京大医学部卒で医師免許取得後の28歳で関西棋院のプロ棋士となった異色の存在。大卒後にプロ入りした棋士が七大タイトルの一角を手にするのは初めてという。また、関西棋院所属の棋士が七大タイトルを獲得するのは29年ぶりという。坂井七段は碁聖位獲得により八段に昇段する。 ⇒ http://www.asahi.com/culture/update/0827/TKY201008270411.html
TIPS)現在の七大タイトル保持者は、張栩[棋聖][十段][王座]、山下敬吾[本因坊][天元]、井山裕太[名人]、坂井秀至[碁聖]の4棋士。七大タイトル獲得数では、張栩現3冠が19個で歴代6位、山下敬吾現2冠が11個で歴代12位。井山名人と坂井碁聖は初タイトル。

生態系破壊の損失、年420兆円超

2010-08-28 | つぶやき
と国連環境計画(UNEP)が試算した。今年10月の生物多様性条約第10回締約国会議@名古屋で最終報告書を発表し、自然保護の重要性を訴えるそうだ。「ただ同然」と考えられがちな自然の価値を金銭に置き換えることで、開発による生態系の損失や保全・回復にかかるコストを、市場経済に組み込むことを目指している。損失額の計算は、例えばサンゴ礁の劣化の場合は、そこに生息する魚介類の食品や装飾品としての価値の他、水を浄化する機能の価値や、ダイビングなどの観光産業としての価値などを加える。欧州の企業を中心に、生態系に価値付けし、その価値を事業費用の見積もりなどに織り込む考え方が広がっているそうだ。日本の企業や政治家もこのような価値転換が起きていることに気づくことが求められている。 ⇒ 
http://www.asahi.com/international/update/0827/TKY201008260540.html

「史上最速」成長企業、Groupon

2010-08-28 | つぶやき
クーポン共同購入サイトで、Timeの「2010年のベストWebサイト」のショッピング部門で選ばれた。2008年の創業から2年で年商300億円と急成長中で、全米約90都市をカバー、約30カ国に進出。米メディアでは「史上最速で成長したネット企業」とも報じられている。飲食店やエステサロンなど地域のリアル店舗で提供されているサービスを割安に利用できるクーポンを、1日1地域当たり1件のみ販売する。購入申込数が最低ラインに達しない場合はクーポンは発行されない。8月には日本参入のため創業2か月のクーポッドを買収した。東京など日本の大都市は「米国で最も成功した都市と似ている」という。日本ではリクルートやUSENといった大企業を含め、Groupon型サービスが乱立しているが、「Grouponのノウハウを導入すれば、日本でもリーダーシップを取れる」とメイソンCEOは強気だという。 ⇒  http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1008/27/news011.html

サンデル教授、白熱授業@東大

2010-08-25 | つぶやき
東大生約300人の他、10倍の応募から選ばれた一般枠の500人が参加し、「Justice(正義)」をテーマにした来日特別講義が本日、安田講堂で行われた。教授からの質問は「イチローの年俸は米国の大統領の42倍、日本の教師の平均所得の400倍。これは公正?」「日本は東アジアに謝罪すべきか」「オバマ大統領は広島・長崎への原爆投下に責任があるか」など。会場が真っ二つに割れる盛り上がりを見せ、2時間の予定が1時間半近くオーバーする白熱ぶりだったそうだ。サンデル教授は日本人が活発に意見を言ってくれるか気がかりだったようだが、「本当に真剣なやり取りが交わされ、感動的だった」と話したそうだ。 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY201008250419.html
(関連:8/5マイブログ)

囲碁名人戦七番勝負

2010-08-25 | つぶやき
が9/1から始まる。井山裕太名人(21)に高尾紳路九段(33)が挑戦する。井山名人にとっては初防衛が、高尾九段にとっては返り咲きがかかる七番勝負となる。井山名人は「腰を据えて考えて、いろんな手を打ってみたい。自分の打ちたいように打つの気持ちを忘れずに自信を持って臨みたい」とのこと。高尾九段は「最近は自分でも調子がいいと思う。振り返って記憶に残るような、良く頑張ったと思えるような勝負をしたい」とのこと。石田二十四世本因坊によると、「先を急がない両者の棋風は現代には希少価値的存在、大局観を大局観で返すような戦いになるでしょう」という。過去の両者の対戦成績は井山名人が8勝1敗と圧倒しているが、今年の井山名人はいま一つ乗り切れていないのに対し、最近の高尾九段は調子を上げている。お互いの持ち味がぶつかり合う一進一退の熱戦が展開されるのではないか。 ⇒ (8/25朝日新聞)

SATOYAMAイニシアティブ

2010-08-23 | つぶやき
昔ながらの里山をモデルに生物多様性を守ることを目指し、環境省は10月に名古屋で開催予定の生物多様性条約第10回締約国会議で提案する計画という。長期目標は「自然共生社会の実現」であるが、先ずは、情報共有のためのネットワークを発足させるという。日本からは豊岡市や越前市のコウノトリを守る取り組みなどからの知見が、海外からはエコツーリズムの例などからの知見がデータベースとして蓄積されるようだ。 ⇒ (8/23朝日新聞) 「自然との共生」は生物多様性や環境問題に対処する今後の重要なキーワードの一つであろう。

陸の植物によるCO2吸収が減少

2010-08-20 | つぶやき
に転じた可能性のあることが、米モンタナ大の分析で分かったそうだ。国連のIPCC第4次報告書@07年の「今世紀半ば頃までは増え続ける」との予測より早い。NASAの衛星による過去10年間のデータを分析して、陸の植物が光合成で吸収したCO2から、呼吸で放出した分を差し引き、CO2の蓄積量を推計した。その結果、00~09年は年間蓄積量平均が535億トン(炭素換算)と推定され、この10年間は蓄積量が減少傾向にあり、減少幅は5.5億トン(CO2換算で20.2億トン)で日本の年間排出量の1.6倍に当たるという。別の研究では、82~99年の蓄積量は増加傾向だったそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/world/news/20100820ddm041040075000c.html
原因として「温暖化による気候変動が植物の成長に影響」を上げているが、伐採などによる森林面積の減少の影響がどのように考慮されているのか上記ニュース記事からは分からない。
TIPS:陸地面積の約30%(4000万km2)が森林であり、FAOによると2000年から2005年にかけて日本の面積の約20%に相当する広さ(約7.3万km2)の森林が消えているそうだ。また、アアゾン熱帯雨林は「地球の肺」と呼ばれ、地球上の酸素の約1/4が作られているが、毎年2~3万km2が消えているそうだ。

「ブロッキング現象」の調査が急務

2010-08-19 | つぶやき
世界気候研究計画や国連の世界気象機関(WMO)によると、ここ数週間で発生したパキスタンの豪雨、ロシアの熱波、中国の土石流、グリーンランドの棚氷分離はいずれも自然発生的な異常気象の基準にあてはまらず、「ブロッキング現象」が関連してるらしい。パキスタンの豪雨やロシアの熱波が発生する数週間前、欧州の科学者らが、それらを引き起こした「ブロッキング現象」を気流の中に突き止めたという。エルニーニョ、ラニーニャ現象の役割の変化とともに、「ブロッキング現象」の解明が急務だという。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2749395/6089873
「偏西風の蛇行が大きくなると、高気圧や低気圧が切り離され、独立した大きな高気圧や低気圧が長く同じ地域に居座ってしまうとともに、西風が弱まり、移動性高気圧や移動性低気圧がブロックされてしまうため、気象の変化のスピードが遅くなり、異常気象がもたらされる。この独立した高気圧をブロッキング高気圧あるいは切離高気圧といい、その直径は数千kmにも及ぶ。」(weblio辞書より) 地球温暖化との関連性の解明も必要であろう。(関連:8/10、8/11マイブログ)

ルービックキューブのゴッドナンバーは20

2010-08-17 | つぶやき
であることを国際研究チームが突き止めたそうだ。ゴッドナンバー(神の数)とは最短手数の最大値のことだ。つまり、どのような状態から始めても20手以内で解ける(全面の色を揃える)アルゴリズムが存在するということだ。因みに人間が記憶できるアルゴリズムは最小手でも40手以上を必要とするそうだ。研究チームは、米グーグルが提供した同社内のコンピューターの空き時間を使って、膨大なキューブの状態のそれぞれの解法をすべて突き止めた。それにかかった時間は「わずか数週間」だったという。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2748734/6083818 
ルービックキューブは最初にブームになった時にハマッタものだ。その時のルービックキューブは今でも本棚に飾りとして置いてある。当時は基本的ないくつかのパターンを覚えて試行錯誤ながらも解けたものだが、今ではすっかり忘れてしまった。

「アインシュタイン@ホーム」、未知の「パルサー」発見

2010-08-15 | つぶやき
このプロジェクトは独マックスプランク研究所が中心となりインターネットで繋がった個人所有のパソコンの空き時間を使って、パルサー(中性子星)や重力波を発見しようとするもの。今回、日本など192か国のボランティア約25万人のPC50万台を使って、中米プエルトリコのアレシボ天文台が公開していた観測データを分析の結果、2007年2月のデータから新たな「パルサー」を発見したことが米科学誌サイエンス(電子版)に掲載されたそうだ。今回発見されたのは地球から約1万7000光年離れ、毎秒約41回転の比較的周期の長い「パルサー」とのことだ。また、PC50万台による解析速度は世界最速のスパコンを上回るという。 ⇒ http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081201000730.html
TIPS1)パルサーは重さが太陽の8倍~25倍の星が燃え尽きて重力で崩壊して超新星爆発を起こした後に残る星で、コアの大部分が中性子でできていて、角砂糖1個分の重さが10億トンにもなるというから驚きだ。高速で回転しながらビーム状の電磁波を放出しているため一定周期で点滅して見えるため(灯台と同じ)パルサーと言われる。
TIPS2)最初に発見されたパルサーは1968年にカニ星雲で発見されたものだが、その超新星爆発が鎌倉時代の歌人・藤原定家の「明月記」という日記に「1054年4月中旬以後、オリオン座の東側に木星と同じくらい明るい星が出現した」と記されているというから驚きだ。現在、このパルサーは「SN1054」(i.e.SuperNova@1054年)と名付けられているそうだ。

世界最古の木造建材

2010-08-14 | つぶやき
奈良市中院町にある元興寺(極楽坊)の禅室(国宝)に飛鳥時代初期の586年頃に伐採されたヒノキが使われていることが総合地球環境学研究所(京都市)の調査で分かったそうだ。世界最古の木造建築とされる法隆寺より100年古い世界最古の木造建材となるそうだ。元興寺は国内初の仏教寺院・飛鳥寺を前身とし、平城遷都に伴って平城京内に移され718年に建造が始まったが、禅室は飛鳥寺からの移築だった可能性が高まったという。飛鳥寺の正確な建立年は不明で590年に用材を伐採したことが日本書紀に記されているそうだ。極楽坊は「古都奈良の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている。 ⇒ http://www.asahi.com/culture/update/0813/OSK201008130210.html   
禅室が新築でなく移築ということになると、世界最古の木造建築とも言えるのではないだろうか?

北極海で海氷面積が急減

2010-08-11 | つぶやき
観測史上2番目に小さくなっていることが民間気象会社ウェザーニューズの観測で分かったという。8月5日現在の海氷面積は約600万平方キロで、同時期に過去最小だった07年の560万平方キロに次ぐ小ささだという。10年前に比較して32%も減少している。地球温暖化と5~6月の気圧配置が理由だそうだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100810k0000e040059000c.html
一方、グリーンランドでは氷河から巨大「氷の島」が分離したという。米デラウェア大学の海洋物理学者がNASA の衛星画像を解析して発見したそうだ。NY・マンハッタン島の4倍の大きさに相当し、米国の水道水120日分に相当する量だという。北極圏でこれほど巨大な氷の塊が分離したのは1962年以来という。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2747164/6062576
上記2つの事象は北極圏で地球温暖化の影響が確実に進行していることを示すのであろうか。

ヒトと海綿の遺伝子は70%が共通

2010-08-10 | つぶやき
しているとの論文を、オーストラリアの研究者が率いる国際研究チームが英科学誌ネイチャー電子版に発表した。5年かけて豪グレートバリアリーフの海綿の遺伝子の塩基配列を解読した結果、がんなどの病気と関係のある遺伝子など多数の遺伝子が人間と共通していることが分かったという。海綿の幹細胞遺伝子の研究がヒトの幹細胞の理解を深めるだけでなく、病気治療にも応用できるかもしれないとのことだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2747155/6061944
海綿は最も原始的な多細胞動物であるとされている。ヒトから進化系統樹を遡っていけば海綿に辿りつくとは言え、70%も共通とは驚きだ。

酷暑で非常事態のロシア

2010-08-10 | つぶやき
郊外の泥炭層が猛暑で発火し、モスクワは基準の10倍とも言われるスモッグに襲われている。マスクも携帯酸素ボンベも売り切れ、首都脱出のための海外旅行の予約も完売、猛暑とスモッグで死亡率は倍増という。(1日平均360人→700人)更に森林火災は核関連施設も脅かす事態となっている。大統領と首相は初動遅れの批判に危機感を募らせているという。影響は世界にも及び始めている。干ばつ被害で年内の穀物輸出を禁止、ロシアは世界有数の小麦輸出大国であり、国際価格の高騰が懸念される。また、NASAは火災の煙が成層圏に達したと指摘、遠く離れた地点にも影響が出てくる可能性がある。森林火災は東方地域で広がりつつあり、猛暑は9月まで続く見通しで、被害拡大を止めるのは容易ではないようだ。 ⇒ (8/10朝日新聞)(関連:7/25マイブログ) 本日、気象庁は異常気象をもたらす「ラニーニャ現象」が発生したとみられると発表、残暑が厳しくなる可能性が高いという。

幻のファースト・ダイナソー

2010-08-09 | つぶやき
本日放送されたNHKスペシャル「恐竜誕生の謎」によると、アルゼンチンの世界遺産「イスチグアラスト州立公園とタランパヤ国立公園」が“恐竜誕生の地”ではないかと注目されているそうだ。地上に露出している2億3000万年前の地層から、ティラノサウルス(獣脚類)、スーパーサウルス(竜脚類)、トリケラトプス(鳥盤目)の各々の最古の祖先の化石が見つかっているという。面白いことに、スーパーサウルスやトリケラトプスは4足歩行だが、その祖先は何れも2足歩行で、サイズも1m程度と小さい。そして上記3種の祖先は体形が良く似ている。つまり、共通の先祖に近いということだ。ファースト・ダイナソーの化石発見に期待がかかる。 ⇒ http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20100809-21-05152 (関連:3/14マイブログ)