マイブログへようこそ

気が向いたときに気が向いた話題でつぶやきます

全国学力調査結果、円の面積が苦手

2010-07-31 | つぶやき
中3生に対して3年前に小6で受けたのと類似する問題を比較問題として出題した結果、円の面積が絡む問題でつまづく割合が小6の時より2.6%増える(9.3%→11.9%)結果となったとのこと。円の面積を求める公式「π×r×r」(r=半径)を「π×r」や「2×π×r」と間違えて計算していたという。⇒(7/31朝日新聞朝刊) 昨晩9時のNHKニュースではこの話題を取り上げ、円の面積の公式がどのように導かれるかを理解していないからだと指摘し、導出の説明として、円をピザパイのように分割し隣接する扇形を交互に向きを変えて並べると長方形ライクになり、その縦が半径r、横が円周の半分で2×π×r×1/2=π×r、従って、長方形(=円)の面積はπ×r×rになるとの説明をしていた。しかし、この場合も円周の公式を覚えていることが必要だし、何よりこの導出法を覚えることの方が難易度が高いのではないか。そのような難しい事を言うより、面積の単位を考えれば、面積を求める式には「長さ×長さ」が含まれることが分かる筈で、円であればr×rが含まれることが分かる。そして、円の外接矩形(正方形)の面積は4×r×rだから、円の面積はそれより小さいこと考えれば、π×r×rであると思い出せるのではないだろうか。

スイス「氷河特急」の脱線原因は速度超過

2010-07-30 | つぶやき
との暫定調査結果を鉄道会社が発表した。 現場のカーブの制限速度は時速35kmだが、速度記録を解析した結果、最終車両がカーブを曲がりきる前に時速56kmまで加速したため後方の車両が脱線したという。運転士が加速を急ぎ過ぎたということらしい。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100730-OYT1T01126.htm?from=top
今回、鉄道会社が事故原因が判明する前に運行再開に踏み切ったことが不可解であったが、実際には、スピードの出し過ぎがあったことを会社側は掴んでいたのではないだろうか。そうであれば、スピード制限を守って安全運転する限り事故の再発はないと、会社は自信を持って運行再開を決断できたと考えれば腑に落ちる。(関連:7/25マイブログ)

「ヒッグス粒子」発見に期待がかかるLHC

2010-07-28 | つぶやき
CERN(欧州合同原子核研究機構)によると2月末に再稼働した世界最大の粒子加速器LHC(大型ハドロン衝突型加速器)が予想以上の実績を上げ、ライバルの米テバトロン加速器が10年かけて成し遂げた数に追い付くほどの成果を4カ月で達成したという。3月には高速に近い速度で陽子同士を衝突させ、「ビッグバン」に近い状況の再現に成功し、寿命が極めて短く(1/10の25乗秒)発見が難しいとされるクォーク中最大質量のトップクォークも既に観測しているという。次なる期待は素粒子物理学の標準モデルで未解決の質量の起源の問題の解明につながる「ヒッグス粒子」の発見であり、これが最大の目的でもある。「ヒッグス粒子の質量が大きければ、今年か来年に見つかる可能性もある」という。また、LHCで発見が期待されている暗黒物質(ダークマター)の探索も数カ月以内に開始するとのことだ。 ⇒ http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2743662/6015814
粒子加速器で素粒子が生成されるのは、アインシュタインの有名な等式「E=mc^2」に基づく現象で、粒子の衝突のエネルギーが物質(素粒子)に変わるからだ。従って、衝突エネルギーの大きな加速器程、より重い素粒子を生成できることになる。因みに、「ヒッグス粒子」の質量は114~182GeV、即ち、陽子や中性子の質量の114~182倍と予想されている。テバトロンは200GeV、LHCは1000GeV以上の質量の素粒子を生成できるようだ。(関連:3/6マイブログ)

22億年前に超温暖化

2010-07-27 | つぶやき
が起きた可能性が高いとの研究成果が東大より発表された。米国とカナダの国境にある22億年前後の地層調査の結果、平均気温は60度と推定されるという。その前の1億年は地球はスノーボールアース(全球凍結)状態で平均温度はー40度、従って気温が100度も上昇する超温暖化が起きたという。原因は海中などのメタンハイドレートが分解され温室効果ガスのメタンが大気中に放出されたと考えるのが合理的とのこと。 温暖化により、雨で岩石中のリン酸が溶け出して海に流れ込み、光合成する生物が繁殖、それが酸素濃度の急激な上昇に繋がったと考えられるという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100727k0000e040024000c.html
地球上で最初に光合成で酸素を発生させた生物はシアノバクテリアという細菌に分類されている「原核生物」だ。この生物は現在でも温泉環境で見られるらしい。酸素は生物にとって危険な物質であるが、21億年前頃に遺伝子を核で保護する「真核生物」が出現して、その後の多細胞生物の出現へと繋がった。(関連:7/1マイブログ)

世界各地で気象異変

2010-07-25 | つぶやき
日本は梅雨明け以降、猛暑が続いているが、世界各地で気象異変が発生している。ロシアは西部やシベリアを中心に猛暑となり、「130年の観測史上最も暑い年になる」という。水死者は6,7月で2千人を超え、干ばつや自然発火で26の連邦構成体が非常事態を宣言。 中国南部では6月中旬からの大雨で、今までに742人が死亡、367人が行方不明、世界最大の三峡ダムは過去最多の水流入、長江は1987年以来最大規模の洪水被害がでており、被災者は約1億2千万人、倒壊家屋は約67万軒に上るという。一方、冬の南米各地は寒波で200人以上の死者がでている。ブラジル西部では寒さで家畜が2万7千頭が死んだという。 ロシアの猛暑と南米の寒波は北半球と南半球の偏西風の大きな蛇行が原因で、猛暑は高気圧の発生が、寒波は低気圧の発生が原因という。また、日本に猛暑をもたらしている太平洋高気圧の勢力増強にも影響しているようだ。一方、中国の大雨はインド洋の水温上昇(ここ50年で0.6度上昇)と太平洋中央部の赤道付近で今春まで続いたエルニーニョ現象が関係してるようだ。日本の梅雨末期の豪雨もその影響らしい。 ⇒ http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201007240512.html
今回の偏西風の大きな蛇行が一過性の現象なのか、地球温暖化によるものなのか気になるところである。

スイス「氷河特急」が脱線

2010-07-25 | つぶやき
日本人1人が死亡、38人が重軽傷、内2人は意識不明という。現場はローヌ川沿いの山岳地帯の緩やかな上り左カーブで、6両編成のうち、後ろの3両(内2両はパノラマ1等車)が脱線した。1等車には日本人観光客が多く乗っていたため、日本人に被害が集中する形になったようだ。事故車両はすべて新型車両で、当時はスピードも出ていなかったということなので何故という感が強い。只、現場周辺で数週間前に線路工事が行われたとされており、警察が事故との関係を調べているという。 ⇒ http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100724k0000e040019000c.html
「氷河特急」はTVの旅番組でも良く紹介される人気の高い山岳観光列車で、平均時速は約30kmで世界で最も遅い特急と言われていただけに、これほどの大惨事になったことは驚きである。パノラマ1等車は窓の面積が大きいため、それが被害を大きくした可能性は考えられるが、転覆の原因究明が待たれる。

過去最大の超巨大恒星発見

2010-07-23 | つぶやき
英シェフィールド大学などの国際研究チームがチリにある大型望遠鏡を利用して、地球から約16万光年離れた大マゼラン雲の中のタランチュラ星雲で、質量が太陽の265倍、明るさは1000万倍の超巨大恒星(R136a1と名付けられた)を発見したという。年齢は約100万歳で、誕生時の質量は太陽の320倍と推計されるという。これまで太陽の150倍程度が質量の上限と考えられていたが、今回の発見で星の誕生から死までの定説が覆される可能性もあるようだ。 重さが太陽の8倍以上ある星は、最後に超新星爆発を起こしてブラックホールなどになるが、この星は最後の爆発も激しすぎて何も残らない可能があるという。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0723/TKY201007220678.html

映画「サウンド・オブ・ミュージック」

2010-07-22 | つぶやき
のモデルとなったトラップ一家の邸宅が、映画の公開から45年を経て正式なホテルとして再出発し、地元で初のミュージカル上演も決まったそうだ。この館は1863年築でトラップ一家が1923年から15年間住み、その後、ナチスに没収され、戦後は地元修道院に渡り、一般には長く公開されなかったという。2008年夏にはホテル化計画や博物館やテーマパーク建設の構想も持ち上がったが、交通渋滞や騒音を恐れた地元の反対運動で実現しなかったという。
それにしても、世界で大反響を呼んだこの名作が地元では馴染みが薄く、オーストリア人の多くが存在を知らないというから驚きだ。映画も1965年に封切られた際は不人気で早々に上映が打ち切られたという。その背景には第二次世界大戦でナチスに踏みにじられ他国の占領下に置かれた苦い過去が影響しているようだ。 それが、一昨年の金融危機後、外国人観光客が伸び悩んだことが契機となり、モーツァルトと並ぶ貴重な財産を活用しようという機運が盛り上がってきているようだ。 ⇒ http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY201007210577.html
私もこの映画を最初に見た時の大きな感動は今でも記憶に残っている。美しい景色、歌、ストーリー、そしてなんと言っても、ジュリー・アンドリュース演じるマリア。映画史上に残る不朽の名作と言って過言でないと思う。 8年前にドイツ・オーストリアのツアー旅行に行った時、映画の舞台となった「ミラベル庭園」が見学コースに含まれていることを知って、ワクワクしたものであるが、当日は生憎、雨天となり、時間の制約もあってゆっくり見学できなかったのが心残りである。

「理系」進学を望む父親、「文系」の4倍

2010-07-20 | つぶやき
クラレが小学生の子を持つ20~50代の父親400人(理系、文系各200人)にインターネットでアンケートした結果、「理系」進学を望む父親が31%で、「文系」の7%を4倍も上回ったという。残りの62%は「どちらでも良い」。 日本の政治・経済に閉塞感が漂う中、子供には論理力や専門性を武器に生きていって欲しいという親心の表れではないかと分析している。但し、理由として「楽しい人生が送れる」を選んだ文系の父親が19%に対し、理系の父親は僅か5%とのこと。隣の芝生は青く見えるようだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100720k0000e040027000c.html
現実には現在の受験生に「理系」は人気がないようだ。かつての花形産業だった自動車やエレクトロニクス企業の業績低迷が象徴している。今の小学生が大学進学する頃には、また「理系」人気が復活するのであろうか。そうだとしたら、その時は、どのような産業が人気を集めているのだろうか?

米国で電子書籍が急速に普及

2010-07-20 | つぶやき
米アマゾンの発表によると、通販サイトでの電子書籍の販売冊数がハードカバーを抜いたとのこと。過去1カ月でみると1.8倍に達しているという。同社の通販サイトでは現在63万タイトル超の電子書籍を揃えており、今年上半期の電子書籍の売れ行きは昨年の3倍以上という。ジェフ・ベゾスCEOは「電子書籍に参入して3年弱ということを考えれば驚嘆すべきことだ」とコメントしている。 また、米出版社協会によると5月の電子書籍の売上高は前年同月比2.6倍の2930万ドル(約25.5億円)に達したということだ。 ⇒ (7/20朝日新聞夕刊) 日本では出版社の動きが鈍く出遅れているが、個人向けに書籍を解体してPDF化するサービスが人気を呼んでいたり、高齢者がiPadに興味を示してるとの話もあり、日本で電子書籍が普及するのも時間の問題であろう。(関連:5/29マイブログ)

再生可能エネルギー発電容量、日本は6位

2010-07-19 | つぶやき
研究者などでつくる「21世紀の再生可能エネルギーネットワーク(REN21)」の発表によると、09年の世界の再生可能エネルギー発電容量は約4800万kwで08年に比べて22%増加し、日本はトップの中国の約1/7で、世界6位。 風力発電の容量は3800万kwで過去最高、内、中国が急拡大して1380万kwでトップ、日本は停滞とのこと。また、太陽光発電は700万kwでこちらも過去最大、トップはドイツで380万kw、2位はイタリアで71万kw、日本は48万kwで3位とのこと。 国連環境計画(UNEP)によると10年はさらに大幅な伸びが期待できるようだ。 ⇒ http://mainichi.jp/select/science/news/20100719k0000m040088000c.html
現在は風力発電が主役であるが、今後は太陽熱発電が存在感を高めてくるようだ。

生物多様性締約国会議に暗雲

2010-07-19 | つぶやき
今年10月に名古屋で開催される第10回掲題会議(国連地球いきもの会議)の準備会合がカナダ・モントリオールで開催されたが、生物資源利用の新ルール「名古屋議定書」の原案について利益配分を巡って先進国と途上国の意見が対立し、31条の条文には保留部分が100か所以上も残ったとのことだ。また、生態系保全のための新目標「名古屋ターゲット」についても先進国と途上国の対立が表面化したとのこと。今回の準備会合は議長国の日本政府が6千万円を負担して急遽開催したとのことだが、予断を許さない状況のようだ。
生物多様性条約は地球温暖化対策を定めた気候変動枠組み条約とともに「双子の条約」と呼ばれているが、温暖化対策に比べると世界共通の指標で測るのが難しく、また原因も多様で複雑なため仕組み作りが遅れているのが現状のようだ。 ⇒ 「7/18朝日新聞」 (関連:5/22マイブログ)

「頂きの彼方へ」

2010-07-15 | つぶやき
7/17夜8時からBSジャパン開局10周年記念番組として、栗城史多氏のアンナプルナ挑戦ドキュメンタリー番組が放送される。栗城氏は試写会を見て、過去最高の作品、これ以上の山岳番組はないでしょうと言っている。残念ながら、登頂には成功しなかったが、どんな番組に仕上がっているのか楽しみだ。(関連:5/22、5/16、4/30、4/25、4/21、4/18マイブログ)
⇒ http://www.bs-j.co.jp/kuriki/

世界最大の花が開花目前@小石川植物園

2010-07-14 | つぶやき
花の名は「ショクダイオオコンニャク」と言い、インドネシア・スマトラ島原産のサトイモ科植物で、原産地では絶滅の恐れがあるらしい。一つの花で世界最大は直径約1mにもなるラフレシア・アーノルディで、「ショクダイオオコンニャク」は花の集まり(花序)の大きさから「世界最大」と言われているそうだ。この花が小石川植物園で咲くのは1991年以来で、今回の花は93年に入手した種子から育てられたものとのこと。開花までの情報は、同園のWebサイト(http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/)で提供されるとのことなので、これから開花まで毎日必見では。 ⇒ http://www.asahi.com/science/update/0714/TKY201007140188.html
尚、小石川植物園と日光植物園を世界に誇る植物多様性の研究施設として整備し、社会に開かれた植物園へと発展させることを目的とした「Life in Green」というプロジェクトが進められているようだ。

驚嘆!、宝くじ当選4回計19億円

2010-07-14 | つぶやき
米テキサス州出身の女性(63)が6月に1000万ドルを手にして、当選額は1993年以来、計4回で2100万ドル(約19億円)になるという。ある数学者の試算によると1億円以上の大当たりを4回も出す確率は1/18000000000000000000000000(←0が24個)という。因みに10の24乗は1柹(シと読む)と言うらしい。その世界で最も幸運な女性は元大学教授で、質素な慈善家としても知られていて、現在はラスベガスに転居してひっそりと暮らしているという。 ⇒ http://www.asahi.com/international/update/0714/TKY201007140139.html
W杯の予言タコ「パウル君」の8連勝に驚いている場合ではない。奇跡としか言いようがない事が本当に起きるものなのだ。そして幸運の女神は微笑む相手を間違えなかったようだ。