この作品はマルチェッロの弦楽協奏曲ホ短調（Op.1 No.2)をバッハが編曲したもの。マルチェッロの音楽コレクションは1713年にオランダから帰国したヨハン・エルンスト王子が持ち帰った沢山の音楽コレクションの中に含まれていたそうだ。しかし、原曲を編曲するのは簡単な作業ではなかったという。マルチェッロの原曲はバッハの編曲よりはるかに単純であるそうだ、少なくとも楽譜上は。メロディーは装飾され、持続的な和音が埋め込まれるため、静的な鍵盤楽器は弦楽器の固有の楽章を模倣することができるそうだ。 ⇒ Concerto in C minor – Bach (bachvereniging.nl)
Bach - Concerto in C minor BWV 981 - Pashchenko | Netherlands Bach Society
●参考までにマルチェッロの原曲も以下に引用する
Benedetto Marcello: 12 Concerti grossi, Op. 1 | No. 2 | 1708
（関連：2021/7/21マイブログ）
「この同じ安息日の夕べ」というタイトルの教会カンタータ。初演は1725年4月8日、復活祭後の最初の日曜日。指揮者Jos van Veldhovenによれば、最初のシンフォニアはとても陽気で、バッハは明らかに暫くの間、復活祭のお祭り気分を引き延ばしたいと思っていたであろうという。このシンフォニアは、２つのオーボエ、ファゴットとオーケストラのための協奏曲の第1楽章であったかもしれないそうだ。このカンタータはそれぞれソロを受け持つ4人の歌手とともに演奏され、最後のコラールも、バッハは何人の歌手を使ったかわからないが、この4人だけで合唱することを選択したという。 ⇒ Am Abend aber desselbigen Sabbats – Bach (bachvereniging.nl)
Bach - Cantata Am Abend aber desselbigen Sabbats BWV 42 - Van Veldhoven | Netherlands Bach Society
「音楽の捧げもの」には3声と６声の２つのリチェルカーレがあるが、両者は多くの点で対照的だという。前者はポツダムを訪問した際に「王室のテーマ」に基づいて自発的に即興演奏し、後に適正に完成させたものであるが、後者は自発的な６声音楽からはるかに離れているそうだ。声部の数はそれほど珍しいものではないが、各声部が長いテーマを提示するまでにどれくらいの時間がかかるかは注目に値するそうだ。これに作品の３分の１以上を占めるそうだ。 ⇒ Ricercar a 6 from Musikalisches Opfer – Bach (bachvereniging.nl)
Ricercar a 6 from Musikalisches Opfer BWV 1079 - Van Doeselaar | Netherlands Bach Society
３声のリチェルカーレは《2021/4/17マイブログ》参照。
82年に活動を休止していたABBAが約40年ぶりに復活することになったそうだ。11月5日に新作アルバム「Voyage」を全世界同時発売、来年5月27日にはデジタルと融合したロンドン公演「ABBA Voyage」をロンドンの最新鋭アリーナ「ABBAアリーナ」で開催するそうだ。ABBAの4人と10人編成の生バンドがデジタルで共演する“革命的な”コンサートになるという。 ⇒ https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403437
ABBA - I Still Have Faith In You
ABBA - Don't Shut Me Down (Lyric Video)
（関連：2013/6/4マイブログ）
