不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

在日外国人

2012-11-28 16:09:10 | 日記

小生の住む岐阜では、中国人の方を多く見ますが、「在日外国人」の現状は、どうなっているのかなあ・・・・。

「在日外国人」とは、基本的に「外国人登録者」のうち「特別永住者」を除いた、「ニューカマー」のことらしいです。

ニューカマーとは、1980年代以降に来日し、定住した外国人を指すものです。

「特別永住者」とは、戦前( 1945 年 9 月 2 日以前)から引き続き日本に居住している平和条約国籍離脱者(韓国・朝鮮人

及び台湾人)とそれらの人たちの子孫を対象に定められた在留の資格で、ほとんど制限がなく日本に永住できる人たちです。

平成 18 年末現在における外国人登録者数は 208 万 4,919 人となり、我が国総人口の 1.63 %を占めています。

その中で、外国人登録者数からは特別永住者を引いた数が「ニューカマー」です。

ニューカマーの人数・国別の比率はそれぞれ下記のようになります。

● 中国 人( 台湾人を含む )= 484,264 人 < 32.1 % >
● ブラジル 人 286,557 人= 286,538 人< 19.0 % >
● フィリピン 人 199,394 人= 199,364 人< 13.2 % >
● 韓国・朝鮮 人 607,419 人( 内特別永住者: 461,460 人 )= 145,959 人 < 9.6 % >
●ペルー人 55,750 人 ≒55,750 人< 3.7 %>
●アメリカ人 48,844 人= 48,453 人< 3.2 %>
●タイ人 36,347 人 ≒36,347 人< 2.4 %>
●ベトナム人 26,018 人 ≒26,018 人< 1.7 %>
●インドネシア人 23,890 人 ≒23,890 人< 1.6 %>
●イギリス人 18,082 人= 18,042 人< 1.2 %>

この統計から、在日外国人の中で最も人数の多い韓国・朝鮮人は、ニューカマー全体では4 番目に過ぎないのです。

中国、ブラジル、フィリピン、韓国・朝鮮、ペルーの上位5か国の人だけで、ニューカマー全体の 77.6 %(全体の3/4以

上)を占めています。

この上記 5 か国の人は、非英語圏の出身者なんですねぇ。

しかし、日本における看板や、リーフレットの外国人用の表示は、英語が大半ですねぇ・・・・・・。

つまり、われわれが、イメージする“外国人”と、現実の「在日外国人」はかなりギャップがあるというわけです。

ところで、人口10万人当たりの外国人居住者数をみてみると、小生が住む岐阜県は、全国第6位となっているんです。

全国1位は、愛知県、2位は、大阪府 、3位は、東京都、4位は、静岡県、5位は、三重県となっています。

これを見ると、日本列島の中央部に「外国人」が集中しているのかなあ・・・・。