不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

譲渡所得税

2012-11-02 16:26:30 | 日記

不動産の売買で、売主さんから質問が多いのは、税金の話しです。

不動産を売却すると、税金の特例がある場合を除いて、所得税と住民税が課税されます。

不動産の所有期間によって、税率が違います。

売った年の1月1日における所有期間が5年を超える場合は、長期譲渡所得。それ以外は、短期譲渡所得として、課税されます。

原則的な税率は、長期譲渡の場合、所得税率が、15%、住民税率が5%との合計20%が課税されます。

短期譲渡の場合には、所得税率が、30%、住民税率が9%との合計39%が課税されます。

この税率は、結構大変ですねぇ。

土地を2,000万円で売却したら、取得費や経費の控除はありますが、単純計算で、400万円の税金を納めることになります。

それに、確定申告は、譲渡のあった翌年ですから、それまで支払う税金をプールしておく必要があります。

消費税率がアップされますが、この所得税率も、今後、アップに向けて改正されるんじゃないかなあ・・・・・・。

なにせ国は、あるところから取るといった考え方ですから・・・・・。

この税率が、アップされると、不動産を売る人が消極的になり、売地が少なくなるかも・・・・。