不動産屋おやじのつぶやき

私は、安心・安全そして親切をモットーに不動産屋を営業しています。日々の業務の中で感じたことを、皆さんに伝えます。

路線価

2012-07-03 08:32:10 | 日記

国税庁は7月2日、2012年分の土地の路線価を公表しました。

ところで、路線価とは、なんですかね・・・・・・。

路線価は、毎年1月1日を評価時点として、地価公示価格、売買実例価額、不動産鑑定士等による鑑定評価額、精通者意見価格等を基と

して算定した価格の80%により評価、相続税や贈与税の算定基準となっています。

公表では、全国の標準宅地の対前年増減率は平均2.8%減で、08年秋のリーマン・ショック以降4年連続のマイナスとなった。

都道府県の県庁所在の都市ごとに路線価の最高額を前年と比べると、松江など37市が下落し、8市は横ばい。

札幌、名古屋の2市は上昇に転じた。

路線価の全国1位は、27年連続で東京・銀座の文具店「鳩居堂」前となり、2.2%減の1平方メートル2152万円。同じ銀座の三越

前、和光前も同額だった。 

しかし、総じて深刻な不動産不況がうかがえますね・・・・・・・・・・。

小生の住む岐阜県の変動率は、マイナス2.5%で、前年より下落率が縮小しました。

最近の売買事例をみてみると、土地の相場は、「地域間格差」や「二極化傾向」が顕著になっています。

「地域間格差」は、田舎と街の価格の差が、拡大・・・・・・・・・・。

「二極化」は、市街地でも利便性により、価格の差が拡大しています。

ですから、一律に土地価格が下がったとは言えないですね・・・・・・・・・。