笑顔抱きしめ

小さな幸せの元を探して
身の回りのこと・大好きな木村拓哉さんのこと

後ろ姿の慟哭

2008-06-24 | ドラマ「CHANGE」
いつもなら、スマスマの時もリピしてるCHANGE。
昨日は、Miles Awayが終わって、
すがるように予告を見て・・・・。
そのあと、何も手に付かなかった。
リピもしなかったけれど、そのままスマスマを見てることも出来なかった。

「美山さんは知っていたんですか。」
そういった後の、彼の瞳。
内から来る思いを止めた瞳は、暗く、哀しく、
誰かに対しての怒りと言うのではない、もっと、暗い。

信じていたものからの否定。

美山から背を向けてからすっと、私達からは顔は見えなかった。
後ろ姿だけだった。でも、その後ろ姿がすべてを語ってた。
言いようのない絶望、喪失感、

前に歩いてはいるものの。
足は地に着いていない。
小さなかけらにでもつまずいて転びそうなぐらいに頼りなく。
一度に年を取ったように、肩は落ち揺れる。

深い沼に落ちていく啓太に、追い打ちをかけるように
良介君が亡くなったことを百坂さんが告げたとき
啓太の体が、ゆらっと揺れたように感じた。
倒れるかと、一瞬声をあげそうになった。

机に預けた体は、ぐにゃりとつぶれそうで、
慟哭。
背中も、手も、頭も、髪も、
目に映る総理の全体が、哀しみを、絶望を、告げていた。

泣いていた。
ずっと泣いていた。
体中が、心が、泣いていた。

いっそ泣き顔を見てる方がどれだけ楽か、そう思えるぐらいの痛み。
画面の背中から伝わるその痛みを見たくないのに目が離せない。
目は画面を見つめているのに、涙が頬を伝わった。

ラスト・・・
ここで、ラストなの!!
ひどい。

どうやって、1週間過ごせばいい。
あと6日と23時間・・・。

救いは、予告にあった笑顔。
何かを吹っ切った、表情だった。
何を吹っ切ったの?。何を諦めたの?。何を得たの?

「ボロボロやったとよ。啓太。」
でも、立ち上がるよね。朝倉啓太だもの。

ー・-・-・-・-・-・-

12時過ぎてから、スマスマを見ました。
今日が、羞恥心のメンバーで良かった。
つるのさんや上地君達の笑顔で良かった。

吉田兄弟の三味線に合わせて踊る姿を見ることが出来て良かった。
カッコイイ!!!!
それで、どうにか休みました。

今日になっても、頭の中は朝倉啓太の哀しみでいっぱいでした。
とにかく凄い役者です。
5分間、後ろ姿でこれだけ引きつける力、
言葉も、表情も一切顔を見えなくても伝え切る凄さ。

「木村拓哉」・・・改めてまいりました。

ー・-・-・-・-・-・-・-

夜空に煌めく星達の変わりに、白い「ペンタス」です。

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