JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

ソ連の干渉をはねのけた、日本共産党の歴史とスターリンのねらいが明らかに

2015年01月14日 | Weblog


 月刊誌「前衛」で2年前から、不破哲三さんが、連載している『スターリン秘史ー巨悪の成立と展開』が、本になり第一巻が刊行され、石川康宏・神戸女学院大学教授と山口富男さんと不破哲三さんとの対談が、13日の赤旗に掲載されました。
  この中で、石川さんは「スターリンについては、いいところも悪いところもあるという両論併記的な評価がありますが・・根本に・・・自己中心主義がある。・・・結果として歴史の進歩につながる場合も単純に『いいことをした』ととられることはできない」と評価しています。

 不破哲三さんは、研究に至った動機を、ソ連崩壊後の世界的研究が、「国際的視野で覇権主義を研究したものがほとんどなかった」こと「ソ連の覇権主義とたたかったわたしたちしかやれないと思って取りかかりました」と述べています。

 この、研究が単に学問的な興味で進められたものではないことは、最後に不破さんが、「スターリンが、資本主義国の中で日本にだけ武装闘争を要求した理由が謎でした。今度の研究ではその答えを探求することも一つの課題となりました。」
 と述べています。

 日本共産党がソ連共産党の干渉をはねのけていく、歴史的なたたかいの中で、旧ソ連・スターリンのねらいなどが明らかにされているのではないかと思います。
 連載開始時点に、私が思っていた解明を遙かに超える、現代政治につながる歴史的な事実解明につながるのではと期待しています。

ジャンルを超え、世界のうたごえ、音楽・文化交流の場

2015年01月14日 | Weblog
ジャンルを超えて、素敵な歌に出会えたお店、「うたごえ ライブハウス ゴリ」は、船橋駅から徒歩5分くらいと便利な場所にあります。

 マスターの「ゴリさん」こと鈴木孝夫氏は、元TBS「照明マンとして数多くのテレビ番組制作に携わる一方、労働者にも光を当て、世の中を明るくすべく労働組合運動に(ゴリ)夢中になる。そして、身のほど知らずに民放労連(日本民間放送労働組合連合会)委員長、マスコミ文化情報労組会議議長などを歴任。
  定年前、10年間くらいは「世界ふしぎ発見」「さんまのスーパーからくりテレビ」の照明を担当した。」(ホームページより)。

 いわゆる「うたごえ喫茶」の魅力だけではなく、シャンソン歌う日、落語、クラッシク、ジャズ、フォーク、ポップスなどの公演や発表会など、さまざまな、ジャンルの文化を発信しています。
 「ゴリさん」の信念は金子みすずさんの「みんな違ってみんないい」らしく、社会的な立場・思想・信条・信教を越えた音楽好き、芸能好きの、個性豊かな人々の交流の場になっています。
 県内外の「歌声喫茶」の広がりのきっかけとなっている場所でもあります。
 個性溢れる、抜群のテクニックを持ったピアニストのみなさんの生ピアノやギター、時にはベースや三線なども加わる歌声を楽しむことができます。
 「毒蝮三太夫」さんの番組での紹介や歌手の「クミコ」さんの出演など、著名人も訪れるようです。
 店内には、会社を停年退職後、つれ合いである「ゴリ店長」を支えながら、通信で芸術大学で学び、日本画で日展に3度入選した、鈴木 孝恵さんの絵も展示されるなど、芸術家や音楽愛好家の発掘・交流の場所にもなっています。
 私は、父がバイオリンが好きだったこと、姉たちが学校で覚えてきた合唱曲を私と兄・弟に一緒に歌わせる雰囲気で育ったこともあり、カラオケもいいですが、やはり、生演奏とぶつかり合う、数少ない本物の音楽の交流・技術向上の場の両面を持ちいつでも歌えるこの場所が好きです。