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2015年7月メアリー・ポピンズ/ミュージックマン観劇記 その6

2015-08-10 12:00:10 | Michael 15 Music Man 他
滞在5日目、観劇記その6です。(写真は、ショーのインターミッションの時に、Endless Brigeから撮った夕暮れのストーンアーチ橋とミシシッピー川です。ステキな眺めですよね♪)

翌21日の火曜日、部屋でサラダの朝食を済ませたナズは、ショッピングを楽しもうと、ニコレットモールという、デパートやモールが並んでいるショッピングストリートへ歩いて行きました。Aloftからは、2キロほどだったでしょうか。別に歩かなくても、電車もあるんですが、お散歩大好きなナズとしては、歩きたい気分だったし、このくらいの距離なら、軽いお散歩にちょうどよかったので。乗り物で、点から点へ動くより、自分の足で歩いて移動すると、ホントにその街にいるんだという実感が湧くし、思いもかけない面白いお店を見つけたりして、楽しいんですよね♪
途中、「Izakaya」なんて看板の出ているお店もあり、店の前にはテラス席もありました。「おお、居酒屋!ランチもやるんだ~!どんなランチだろう~!」なんて、街並みを楽しむうちにニコレットモールに到着しました。

冬はとても寒くなるミネアポリスでは、いちいち外に出なくてもとなりのビルに行けるように、各ビルの2階に、となりのビルと行き来できるスカイウェイという渡り廊下が設置されているんです。とても便利ではあるんですが、四方のビルそれぞれに通路が延びているので、不慣れな旅行者は、ボ~ッと歩いていると、自分がどっちのビルから来たのかわからなくなってしまいます。ナズも、ふと目にとまったビルから、スカイウェイを使って、デパートのメイシーズの方へ行ったんですが、戻る時、ちょっととまどっちゃいました(苦笑)
あちこちのお店が、夏の大セール中!メイシーズの売り場も、30%オフ、40%オフがごろごろ!半額のものもありました! セール、大好き~♪

テキサスのほうのメーカーだという売り場で、ブラウンの袖無しのTシャツの肩に同色のケープのような布が付いているのを見つけました。売り場の人に聞いたら、「夏場、冷房が辛い時があるでしょ。その時、このケープの部分を下ろせば、冷房対策になるのよ。」とのこと。暑がりな人が多いアメリカでも、冷房に悩む女性は多いんですね~!デザインも面白かったし、色も気に入ったので、買うことにしました。
近くの売り場で、ほとんど白に近いグレーで、カジュアルなデザインなんだけど、胸元や袖のところがレースになっているワンピースを見つけ、いいな~と思って手にとってみると、何と50%オフ!これも、買っちゃいました♪ ホントは、メイシーズの会員になるとお得らしいんですが、アメリカに住んでいないと入れないようだったので、ちょっと残念!
ロングのワンピースとかも売ってたんですが、身長が170センチあるナズでも、かなり裾を引きずっちゃうのも多くて、そういうデザインなのかも知れないですが、自分のドレスで床掃除はしたくないな~と思って、買いませんでした。

買い物大好きなので、何時間でもデパートやモールで過ごせますが、ふと時計を見ると、もう1時近く!入ってきたのと同じスカイウェイをどうにか見つけて、元のビルまで戻り、そこのフードコートで、ヘルシーサラダブリトーと野菜ジュースのランチを食べました。ナズは、もう決まっているメニューから選んだんですが、サラダをオーダーする場合、このお店では、メニューの一覧を書いた紙が置いてあって、自分の食べたい野菜の欄にチェックを書き込むと、オリジナルサラダが作れるというサービスもやっていました。ちょうどお昼休みだったのか、近くのビジネスマン風の人達で、かなり混んでいました。

おなかがいっぱいになったナズ、来た時と同じ道を、ぶらぶらとホテルの方へと歩いて行きました。午前中と違って、午後は、日差しがきつかったけど、日焼け止めは、ばっちり塗ってたし、風がけっこう吹いてて思いの外涼しかったので、そんなに辛くはなかったです。
ホテルの部屋は、ハウスキーピングが終わってなかったんですが、廊下にいた係りの人と話したら、3時過ぎにナズが外出したあとにやっておいてくれるとのことだったので、お願いしました。
しばらく部屋で涼んで、3時にロビーへと下りました。ちょっと待つと、トニーさんの運転する車が来たのが見えたので、外へ出て、助手席に乗らせてもらいました。
トニーさんによれば、リハーサルは、うまくいったそうで、ブランドン君、なかなか頑張っていたそうです。ダンスキャプテンは、大変だけれど、とてもやり甲斐があるそうで、振付などを教える立場になるので、一人一人個性の違うキャスト達に、どうすればうまく教えられるかをいろいろ工夫しているのだと話してくれました。

そんなことを話すうちに、Michael君とトニーさんのお宅に着きました。
「やあ、よく来たね、ナズ!」とドアを開けてくれたMichael君の足下をすり抜けて、2匹のミニチュアダックスフンドが駆け出してきました。といっても、ナズを迎えに来てくれたわけではなく、単に外に出たかっただけ・・・(笑)
「暑いだろう。早く中に入って!」
日本人なので、ホテルとかはともかく、個人のお宅に上がるのに、土足のままなのは気が引けるんですが、まあ習慣の違いなので、ドアマットでサンダルの底をよくぬぐってから上がらせてもらいました。
床に座り込んだナズのそばに2匹が寄ってきて、「誰だ、こいつ!?」という感じで、くんくんにおいを嗅ぎます。当然のことながら、2年前に一度会ってることなんか、忘れちゃってました。でも、どうにか怪しいヤツではないと納得してくれたのか、2匹とも撫でさせてくれましたよ♪ よかった~♪

Michael君は、ガーデニングも得意で、お庭には、きれいな花がたくさん咲いていました!ホントに、何でもできる人なんです♪
気持ちのいい午後だったので、パテオのテーブルで、レモネードを飲みながら、ワンちゃん達をかまいつつ、おしゃべりを楽しみました♪
「午前中は、何をしたの?」とMichael君に聞かれ、「ショッピング~!」とナズ。サマーセール中で、割引が大きくて、嬉しかったことや、ワンピースとTシャツを買ったこと、ヘルシーなブリトーをランチに食べたことなどを話しました。

もちろん、ショーのことも話しましたよ。リバー・シティの住人を演じている時のMichael君は、少年バンドに参加する男の子の父親という設定になっています。トニーさんは、インタビュー記事にも書いてありましたが、一男一女の父という設定で、娘のほうはアマリリスという少女で子役の女の子が演じているんですが、息子のほうは、何と、アダム君なんだそうです!
また、この作品は、少年バンドのお話なので、キャストに子供が多く、役名や台詞のある子供以外にも十数名の子供が楽屋にいるので、楽屋は、毎日が遠足のような賑やかさなんだとか。子供達を3つのグループに分けて、それを世話する係が用意され、時には、子供達を公園に連れて行ったりもしているのだそうです。
そして、木曜日には、またリハーサルがあるんだとのことでした。

ディナーには、トニーさんがソーセージを焼いてくれました。キャベツのサラダとポテトのサラダ、インゲンをゆでたのをつけ合わせに、みんなで美味しくいただきました♪
ワンちゃん達もほしそうに見てはいましたが、ちゃんとしつけられているんでしょうね。無理に取ろうとしたり、膝に上がろうとしたりとかはせず、じきにあきらめて、庭で遊び始めました。
食事のあと、またひとしきりおしゃべりを楽しんだんですが、時計を見ると、もう6時!ショーの準備があるMichael君達は、そろそろ劇場へ向かわないと行けない時間でした。ご主人様達が出掛けてしまう気配を察してか、ワンちゃん達は落ち着かない様子でした。窓からじっと見送るワンちゃん達に手を振りながら、車で劇場へと向かいました。
Michael君とトニーさんは、そのまま劇場入りしましたが、ショーが始まる7時半までは、まだ1時間ちょっとあったので、ナズは、ホテルに戻って、一休み。午前中買った、薄いグレーのワンピースに着替えて、劇場に行きました。

この日の席は、Aisle 4, Row A, Seat 307。また最前列でした。もちろん午前中のうちに、Facebookで、「今日は、ここから見てるからね~!」と告知済み♪(笑)今回の観劇の中で、一番右よりの席で、花道の隣接した4番通路のすぐ横でした。この辺りは、ステージと客席の間のスペースがとても狭くなっていて、最前列のお客さんがちょっと足をのばしたりすると、ステージの端の3段ある階段の1番下のステップに乗ってしまうくらいなんです。しかも、花道の周辺は、大勢の俳優さんが出たり入ったりするので、たまに、お客さんの足につまずきそうになっていて、ちょっと危ないな~と思いました。

ステージが、広場や体育館のシーンでは、ヒルや町長が演説したりしている時、他の俳優さん達がステージの端に来て立ったり座ったりして聞いているんですけど、最前列だと、俳優さんとの距離が、となりに座っているお客さんと同じくらい近いこともあって、ちょっと得した気分でした♪ また最前列なので、アダム君やウェス君といったおなじみのキャストとも、ときおり目があって微笑み合ったりもできて、やっぱり、ステージの近くで見るって楽しいです♪

トミー役のブランドン君は、ラスト近くに見せ場のシーンがあるんです。日曜日に、その見せ場のシーンで、ナズが「ホォゥ~~ッ!」と叫んで応援したのと、終演後に会った時に「あなたのシーン、本当に素晴らしかったわ♪」と伝えたのが嬉しかったんでしょうか、出てきた時に、ちょっとナズの席のほうを見てくれて、ナズと目が合うと、にっこり笑ってくれました♪日曜日の演技も素晴らしかったんですが、この日は、さらに熱がこもって、素晴らしいパフォーマンスでした。

日曜日のイブニングもそうだったんですが、この日も、最後のキャストの挨拶の時は、スタンディング・オベーションでした。ナズも、拍手喝采!キャストの方達も、とても誇らしげで、嬉しそうでした♪
キャストがステージを去って、クロージングの演奏が終わった時、ナズが「ホォ~ッ!」と叫んだら、ちょうど他の歓声が止んだタイミングだったので、指揮をしていたアンドリューさんにナズの声がよく聞こえたらしく、「おや?」というように振り向いてくれて、目が合いました。ナズが手を振ると、誰だか気づいてくれたようで、「久しぶり!」という感じで、手を振り返してくれました♪

終演後、ロビーで待っていると、下りてきたMichael君とトニーさんに、「ナズ、ディレクターを紹介するよ。」と、The Music Manの監督をされているジョン・ミラー-ステファニーさんを紹介されました。以前、Michael君がガスリー劇場に出演した時の「ローマの休日 Roman Holiday」の時も監督をなさっていた方です。握手しながら「初めまして、お会いできて嬉しいです。」と言うと、「サポートをありがとう!おかげで、ショーがとても盛り上がってますよ。」とジョンさん。Michael君が、「日曜に、もう2回見てくれてて、今日が3回目なんだよ」と言うと、トニーさんも「あと3回、見てくれるんだ!」
「あと、3回!てことは、全部で6回も!いや~、すごい!そんなに見てもらえるなんて、光栄だ!お会いできて、よかったです。これからも、ショーを楽しんで下さいね。」と言って、ジョンさんが、また握手してくれました♪
アダム君やマサイアスさんともおしゃべりしました。マサイアスさんは、以前、日本に来たことがあって、東京ディズニー・リゾートのショーに出演していたと話してくれました。ミネアポリスに限らず、カナダとかニューヨークとかでも、東京ディズニーランドや東京ディズニーシーでショーに出演していたという若い俳優さんが、たくさんいるんですよね。もしかすると、Broadwayの明日の大スターを見ているのかも知れないですから、「東京ディズニー・リゾートに行ったら、ショーをしっかり見てこないと!」ですね~!

Michael君とトニーさんが、ナズをホテルまで送ってくれました。「明日は、ショーが2回あるから、忙しいんだ。」と2人。「私も~!私も、ショーが2回!」とナズ。3人で、大笑い。「また明日、マチネのあと、会おうね。」と約束して、お別れしました~。
今回の旅行は、7泊とけっこう長めだったんですが、もうあと3泊。ショーも、水曜の2回と木曜の1回を残すのみです。いつも、滞在の半ばを過ぎたこの辺りから、寂しさが出て来るんですよね~。残り少なくなった滞在を、思いっきり楽しもうと思いつつ、ベッドに入ったナズでした。

観劇記その7に続きます。よろしくお願いします~。


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