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2015年7月メアリー・ポピンズ/ミュージックマン観劇記 その8

2015-08-14 12:00:05 | Michael 15 Music Man 他
最終回、観劇記その8です。(写真は、エンドレス・ブリッジから撮った昼間の風景。正面に見えるのが、ストーンアーチ橋で、その奥、左の方に見えるのが、約3,780kmを流れるミシシッピー川で唯一の自然の滝、セントアンソニー滝です。かつて製材や製粉の動力源だったこの滝、今では発電に役立っているそうです。)

23日木曜の朝、天気予報では、もしかすると夜遅くに雷雨になるかも・・・と言っていました! まあ、日本でも、天気予報って、はずれたり、予報がずれ込んで降らなかったりしますけど、イブニングショーを見終わって出てくると、ちょうど、夜遅く・・・。ショッピングついでに、傘を売っているお店を見つけたら、買った方がいいのかもと思いました。

実は、メアリー・ポピンズ編に書き忘れてたんですが、チャンハッセン・ディナー・シアターズで、傘を買っていたんです。 というのも、メアリー・ポピンズの持ち物で忘れてはいけないものの一つが、オウムの柄のこうもり傘なんですね。ステージ版の中では、ただの傘なんですが、童話の中では、この傘がしゃべるんです。子供の頃、本を読んで、この傘にとても憧れたナズ、劇場の売店で夢にまで見た傘を売っていて、しかも、なかなか品質がいいのを見て、深く考えずに衝動買いしちゃったんですね。(ディズニーのプロダクションなので、作品のグッズは、ディズニーの監修で、品質は保証付だそうで、ミシェルさん曰く、ステージで、アンさん演じるメアリー・ポピンズも、この売店で売っているのと同じ傘を使っているんだそうです。)
ところが、ホテルに戻ってみれば、スーツケースの高さより、傘のほうが長かった(折り畳みじゃなく、長い普通の傘だったので)という落ち・・・(苦笑) 日本への道中、荷物が増えるのもいやだったので、ミネアポリスに着いてから、郵便局に寄って、日本に発送しちゃったんです。あわてて発送しなければ、空模様の心配をしなくてもよかったのにね~。
まあ、過ぎてしまったことをクヨクヨ考えても始まりませんから、あとは、送った傘が、破損せずに無事日本の自宅に届くことを祈りました。(そして、下の写真が、帰国後、10日ほど経ってから、壊れもせず、ちゃんと届いた傘の柄の部分をアップにしたものです。無事届いて、よかった~♪)


まずホテルのフロントに寄って、翌日、空港へ向かう車の予約をしてから、9時半頃にホテルを出たナズ、また歩いて、ニコレットモールに向かいました。朝のうちは、まだ日差しがそんなにきつくないので、散歩していても気持ちがよかったです。
火曜日にメイシーズのバッグ売り場で見かけたポシェットが気になったので、まずはメイシーズに行き、もう一度見てみたら、やっぱりほしかったので、これをゲット!他の売り場もいろいろ見て回りました~。
ランチは、メイシーズの地下のフードコートで、スパイシーチキンサラダとフルーツを食べました。日本のデパートと違って、アメリカのデパートには、フードコートはあっても、お総菜売り場は設置されていない印象があったんですが、ここには、中華やピザのブースが並ぶフードコートの一角に、サラダやフルーツ、ローストチキンやフライドチキン、アジアン風のスパイシーフード等が、ショーケースの中の大皿に盛られていて、お客さんの希望の量をプラスティックの容器に取り分けてくれる、いわゆるお総菜売り場がありました~。もちろん日本のデパ地下の豪華さとは比べものになりませんが、好きなものを好きなだけ取り分けてもらえるって、便利ですよね~。
ランチのあとは、ぶらぶらと近くのモールを見て歩きました。傘を売っているお店は見つからなかったので、「まあ、降らないかも知れないしね~」とあきらめて、ホテルへ向かいました。
途中の「Izakaya 居酒屋」のテラス席にランチを食べている人が何人かいたので、どんなランチだろうと見てみたら、重箱風で、中がいくつかに区切られたお弁当箱に入っている幕の内弁当のようなのを食べていましたよ。

ホテルの部屋に戻ったのは、3時近くだったんですが、朝、出掛ける時に、廊下で会ったハウスキーピングの人に、「午後2時には戻りたいから、1時半までに済ませてもらいたい」とお願いしたら、「大丈夫、やっておきます」と言われたのに、部屋の中は、朝、出掛けた時のまんま・・・。 「どうせ明日までだし、もう、いいや~。」と思って、表のドアノブに「Don’t Disturb.」の札をかけておきました。
少しして、飲み物でも買いに下へ下りようかとドアを開けると、ナズの部屋の前で、ハウスキーピングの女性2人が、なにやら相談中。
年上のほうの女性から「部屋の掃除は、しなくていいんでしょうか?」と聞かれたので、「朝、男性の人に『午後1時半までに済ませてほしい』って頼んで、OKしてくれたのに、終わってなかったから、もういいです。」と答えました。
そしたら、その人は、スタッフのチーフのような立場だったようで、謝ってくれて、「今からでもよろしかったら、やらせて下さい。もし、今では都合が悪いようなら、都合のいい時間にやりますが。」と言ってくれました。「今は、帰ってきたばかりなんで部屋を出たくないから、夜7時過ぎに出掛けるので、それからでも大丈夫ですか?」と尋ねたら、それでも大丈夫と言うので、お願いすることにしました。その女性曰く、「仕事をいい加減にするスタッフが何人かいることには以前から頭を悩ませているので、今回のことは、必ず上司に報告します。」とのことでした。
アドバイスとして、「チェックインタイムまでには、全室、掃除が終わっているようにすべきでは?」と伝えたら、検討すると言っていたので、次にガスリー劇場に観劇に行く時までに、改善されてるといいな~! あまり、期待はしてないけど~(苦笑)

買ってきたサラダとパンで夕食を済ませ、7時ちょっと前に部屋を出ました。これで最後か~と思いながら、劇場の売店にふと立ち寄ると、なんと、何かのショーのグッズなんでしょうか、人型のデザインの折り畳み傘を売っているじゃないですか~!ちょっと面白いデザインだったし、記念にもなるんで、購入しました。売店の店員さんと、「今夜、これを使わなくて済むといいですね~!」と話しながら。(笑)
早速、Facebookに、「雷雨かも知れないって言うから、傘を探してたんだけど、劇場で売ってた!今回、チャンハッセンとミネアポリス、両方の劇場で、傘を買っちゃった~!」と、傘の写真をアップしました♪ 下が、その傘の写真です。可愛いでしょ♪ 現在、ナズの会社のロッカーに、置き傘として入ってます♪


いよいよ最後のショーです!いつも通り、昼間のうちにFacebookで、座席の告知を済ませておいたんですが(笑)、この晩の席は、Aisle 4, Row A, Seat 305でした。火曜日の時がAisle 4, Row A, Seat 307でしたから、そこより2席、中央よりの最前列。最後のショーには、打ってつけの席でした。
ちなみに、劇場のFacebookで、ショーの写真を紹介しているので、皆さんにも雰囲気が伝わるように、ご紹介しますね。写真のタイトルをクリックしていただくと、それぞれの写真をごらんいただけます。

いろいろな衣装を身につけたヒロイン:マリアン(ステーシーさん)(左上の写真で、マリアンと一緒に写っている女の子が、アマリリス役のナタリーちゃんです。)
ハロルド・ヒル(ダニーさん)と台詞の一節
マーセラス(リチャードさん)と衣装のデザイン画
映画撮影中の女優のローラ・ダーンさんが楽屋に来た時の写真(ダニーさん、リチャードさんと)
アカペラカルテット(学校の役員達)と衣装のデザイン画
ハロルド・ヒル(ダニーさん)と衣装のデザイン画
独立記念日のシーン(中央にいるのが、町長夫人役のバーバラさん)


ショーが始まり、ナズは、叫びまくりましたよ~(笑)他のお客さんも盛り上がって歓声を上げる人が何人かいたので、ホントに素晴らしいショーになりました。 ブランドン君も、素晴らしかったです♪ ラストは、もちろんスタンディング・オベーション!勢揃いしたキャストのキラキラと輝く誇らしげな笑顔は最高で、いまだにナズの脳裏にしっかりと焼き付いています♪

終演後のロビーでは、大勢のキャストに会えました。仲良しのアダム君やウェス君とも、ちゃんと挨拶できましたし、ブランドン君とも会えました。「今夜が最後だなんて、寂しいな~!明日、帰っちゃうんだよね。気を付けてね。」との言葉に、「まだ帰りたくない~!なるべく早く戻ってきて、またみんなのショーを見るからね!」と答えました。「そうだね、待っているよ!」と、アダム君やウェス君はじめ、地元の俳優さん達。ニューヨークが本拠地のブランドン君は、「僕も、なるべくたくさん、ミネアポリスで仕事できるようにするよ!」と言ってくれました♪ 下が、彼らの写真です。
アダム君


ウェス君


ブランドン君


Michael君とトニーさんが、「最後の晩だから」とまたバーに誘ってくれたので、小一時間ほど、バーでおしゃべりをしました。
「また、傘、買ったんだって?(笑)」とトニーさん。Facebookを見たんですね。「そうなの、これ~!」と傘を出して見せると、「なかなか、いいじゃないか。」とMichael君。「両方の劇場で、傘、買っちゃった!これからは、行く先々の劇場で、傘を買おうかな?(笑)」とナズ。「新しいコレクションってわけだね(笑)」とMichael君。
ひとしきりおしゃべりしたあと、その晩も、2人は、ナズをホテルまで送ってくれました。天気予報ははずれたようで、曇ってはいるものの、雨は降っていませんでした。
「いろいろ、ありがとう!おかげで、とても楽しい滞在になったわ♪」とお礼を言うと、「とんでもない、こっちこそ楽しかったよ!遠くから見に来てくれて、ありがとう!」とMichael君。トニーさんも「毎晩、応援してくれて、本当にありがとう!明日は、いいフライトになるといいね。」と言ってくれました。また2人のショーを見に、必ず戻ってくると約束して、お別れをしました~。

部屋に戻ったナズは、着替えを済ませ、一通り、荷作りを済ませ、翌日に備えて、早めにベッドに入りました。
翌朝、目を覚まして、ブラインドを開けると、どうやら明け方頃に雨が降ったようでした。 午後1時過ぎのフライトだったんですが、何度も利用している空港で、お気に入りのお店が何軒かあったので、9時過ぎに車をお願いしてありました。ミネアポリスは、チャンハッセンと違って、空港に近く、ブルーラインという路面電車で行き来できるのですが、腰痛持ちのナズは、車で行くことにしました。
10時前には空港に着いたナズ、タブレットで前日のうちにチェックインをしてあったんですが、画面を機械の読み取り部分にかざすのに、スマホを想定していて、上を向いた読み取り機に、タブレットの画面を下に向けてかざさなくてはならず、裏返すと画面が消えちゃったりして、ちょっと一苦労。次から、普通にチェックインしよう・・・と思いました(苦笑)

手荷物検査を済ませ、お買い物タイムです♪(笑)アメリカの大きな空港は、手荷物検査後のショッピングエリアが充実してるんです。免税店だけでなく、おみやげ物、ブティック、旅行用品、時計、バッグ等いろいろ。飲食店も、美味しいお店が何軒もあって、乗り継ぎに時間がかかる人も、これなら退屈しません。ナズも、以前、シカゴのオヘア空港で4時間待ったことがありますが、あちこちお店をのぞいて、大好きなメキシコ料理を食べて、けっこう楽しく過ごせました♪
成田空港は、出国手続き前のエリアには、けっこうお店があるけど、そこを過ぎちゃうと、免税店とちょっとした売店しかないし、飲食店も、ホットドックとかラーメンとか、軽食スナックみたいなのしかないんで、もうちょっとお店やレストランを増やしてほしいと思います。

ナズのお気に入りの店は、ミネソタの名物(なかなかステキな絵のTシャツとか、地元産のチョコレートとか)のお店や、ネイティブ・アメリカンのグッズのお店、バッグのお店、ブティック等で、買い物が増えてもいいように手荷物のリュックを軽くしてきたのに、たちまちパンパンになってしまいました(笑)
搭乗口のところには、白いテーブルが並んでいて、各テーブルに無料で使えるiPadが置いてあります。ゲームやネット検索をしてもいいし、すぐ横のカフェとつながっていて、iPadからオーダーすることもできます。進んでる~!
自分のタブレットで、Facebookに、買ったバッグ の写真や搭乗口の写真をアップしているうちに搭乗時間になり、機内へと乗り込みました。

取り立てて問題もなく、スムーズに成田に着きましたが、行きも帰りも、グルテン・フリーの特別食を頼んでたんですね。日本発の便は、なかなか美味しかったんですけど、アメリカ発のほうは、パサパサのパンばかり出て、料理の味も、ほとんどされてないような味気ない内容だったのが残念でした。
帰国したのが7/25の土曜日で、次の日曜日もお休みだったので、重いスーツケースは、宅配便で送り、リュックとショルダーだけで成田エクスプレスに乗り込み、早速、Facebookで「無事、帰国しました!」と報告しました~。日本時間で、すでに夕方の4時を回ってたので、アメリカでは、同じ25日の午前2時過ぎくらいだったと思うんですが、何人かが、すぐに「いいね」してくれました♪ Facebookって、いいな~♪

以上、ずいぶん長くなってしまいましたが、2015年7月メアリー・ポピンズ/ミュージックマン観劇記でした~!最後までおつきあい下さった皆様、本当にありがとうございました。
2004年の夏、初めてMichael君のショーを見に、カナダのストラトフォードまで行ってから、丸11年。その間には、Michael君のほうが来日してくれたりと、いろいろなことがありました。これからも、できるだけたくさん、彼のショーを見たいと思っております。見に行けた時には、また観劇記を書かせていただこうと思っていますので、その際には、ぜひともご高覧賜れれば幸いです~! これからも、よろしくお願い致します♪


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