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Michael君作曲のミュージカルがミネソタでツアー中

2016-10-01 00:01:20 | Michael 彼の作品(ミュージカル・ソング)
Michael君(マイケル・グルーバー)が地元の仲間達と結成した「The Catalysts」というグループ制作の新作ミュージカルが、9月26日からツアー中だそうです。(写真は、出演者のマックス・ウォイタノウィッツさんです。)

この「BALL: A MUSICAL TRIBUTE TO MY LOST TESTICLE」は、地元出身のウォイタノウィッツさんが書いた1人芝居のミュージカルです。タイトルを和訳すると、「ボール:僕の失った睾丸に捧げるミュージカル」という感じでしょうか。
ツアーの日程は、9/26、27:パイオニア・プレイス(ミネソタ州セントクラウド)、10/1:セントオラフ・カレッジのケルシー劇場(ミネソタ州ノースフィールド)、10/7、8:アンダーグラウンド劇場(ミネソタ州ダルース)です。詳細は、The Catalystsのサイトの「BALL: A MUSICAL TRIBUTE TO MY LOST TESTICLE」のページで紹介していますので、こちらからごらん下さい。またアンダーグラウンド劇場の公演については、BroadwayWorld.com Minneapolisで紹介していますので、こちらからどうぞ。

Michael君が共同経営者で常駐作曲者でもある「The Catalysts」は、彼と、ウォイタノウィッツさん、ジェイソン・ハンセンさん、ホィットニー・ローデスさん、ニッキ・スウォボダさんが作ったグループで、ウォイタノウィッツさんの自伝的ミュージカルをはじめ、3つの斬新でコミカルなミュージカルを作って来ました。

4作目となる今回の作品、これもウォイタノウィッツさんの経験をもとに作られたミュージカルで、実は、ウォイタノウィッツさんは、今年(2016)の1月にステージ3の睾丸(精巣)ガンだと医師に告げられたのだそうです。それを聞いた友人の1人に「ガンなんかやっつけちゃって、それを歌にするといい」と言われたのをきっかけに、このミュージカルを作ったそうです。化学療法やコミュニティ、そして勇気についてのオリジナルソングに笑いを取り混ぜて綴られるこの作品「Ball ボール」は、人生に変化球(ボール)を投げつけられて絶望に直面した姿を笑い(歌い)飛ばすミュージカルなんだそうです。
ウォイタノウィッツさんにとっては、初めての1人芝居で、監督は、スウォボタさん、作曲は、Michael君、ハンセンさん、チャンハッセン・ディナー・シアターズの音楽監督としてもおなじみのアンドリュー・クックさんの3名で、ジェリー・ルビーノさんが、ピアノ演奏を務めます。

この作品は、8月に地元で開催された2016 Minnesota Fringe Festivalで初上演され、スター・トリビューン誌から「魅力的で、機知に富み、心を打つ作品で、素晴らしく楽しい」と絶賛されました。他の批評家からも好評を博し、チケットは売り切れとなって、フェスティバルに参加した168作品のうち、チケット売上第2位となりました。
またこの作品は、The Catalystsにとって、フェスティバル参加5回目の作品で、5年連続でチケット売上ベスト10に入賞して来ました。(2012年:「Fruit Fly: The Musical」、2013年:「Shelly Bachberg Presents: How Helen Keller And Anne Frank Freed The Slaves」、2014年:「A Very Merry Unauthorized Children's Scientology Pageant〔これは、彼らのオリジナル作品ではないそうです。〕」、2015年:「Shelly Bachberg Presents: Orange Is The New POTUS」)

The Catalystsのサイトは、こちらからごらんいただけます。またアンダーグラウンド劇場のサイトは、こちらからどうぞ。チケットも購入できます。(ケルシー劇場は、入場無料だそうです。)
そして、記念すべき彼らの第1作目でウォイタノウィッツさんの自伝的ミュージカル「Fruit Fly: The Musical」の完全版が上演された時のことをお伝えしたこのブログの記事は、こちらからお読みいただけます。


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