労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

楽しく、プラス思考で書きますので読んでください。
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就業規則を見ると

2007-10-25 12:41:22 | Weblog
最近の札幌は、秋と冬がおしくらまんじゅう。
今日は秋が勝った。そんな天気です。

仕事で就業規則の作成及び見直しの依頼が多くなりました。
そこで、問題点のありそうな就業規則を見分けるコツがあります。
① 他社の就業規則をそのまま自社の就業規則にする

② 非常に分厚い

この2点だけでも怪しいと感じます。
話を聞いていくと、「会社の実態に合っていない。」「中身を理解していない。」という不満が出ます。

このことに意外と気づかないのが社長です。
業務の担当者は、困っています。

早く、会社の実態に合った就業規則が必要なことに気づいてほしいと思います。
就業規則は会社の大事な規則です。


就業規則はあいまいがいい

2007-10-12 13:00:00 | Weblog
就業規則は、融通が利くようにあいまいな部分が多いほうがいい。
「あいまいな就業規則を作成してほしい。」という要望が多かった。

最近は、少し変わって「トラブルの原因になるから厳格に作成してほしい」という要望が増えてきました。

最近は「賃金・労働時間や解雇」とトラブルが多いためです。
このため、個人情報規定や車両規定などの別規定も増えています。

しかし、本則が大切なので当事務所では本則に力を入れています。
満足したものができるとお客様も安心と共に喜んでくれるのが楽しみになっています。

労働契約締結の大切さ

2007-10-05 19:30:01 | Weblog
札幌は、暖かい秋が続いていますが一気に秋が深まりそうな気配がします。
そろそろ紅葉でも見学にいこうと思います。

さて先日、労働契約を締結しなかったために事業主と従業員との間に思わぬトラブルが発生しました。

賃金の金額についてお互いに誤差がありました。
社長は、採用時に口頭で賃金額を説明し、従業員も納得していたのですが・・・

その後、従業員が急に無断欠勤をし、10日位で会社にこなくなりました。
社長が本人に連絡をしても連絡がとれず困り果てていました。
数日後、公衆電話から賃金を振り込んでほしいと連絡があり、社長は賃金を振り込みました。

すると、労働基準監督署から連絡があり、「従業員に振り込まれた賃金に食い違いがある。」とのことです。

そこで、些細なトラブルを回避するためにも『労働契約書』の締結をおこないましょう。
もちろんパートだからいいでは困ります。

従業員を雇う時は最初が肝心。労働契約締結はまさに転ばぬ先の杖になります。