建設業 社会保険未加入問題

平成24年国土交通省より「建設業における社会保険未加入対策」が発表されました。
これに基づき、行政、業界団体、元請企業等が協力し、雇用保険、健康保険・厚生年金保険の未加入事業者を平成29年3月までに100％社会保険に加入させる取り組みが始まりました。

適正に社会保険に加入している建設業者が受注競争（価格競争）で不利になる。
社会保険未加入であることが若年入職者減少の一因に影響しており、将来的に技能の伝承に支障が生じる。
このため、行政・元請等から社会保険未加入業者に対する指導の風当たりが厳しい。

社会保険の加入に関する下請指導ガイドラインによると、
http://www.mlit.go.jp/common/001084932.pdf
１　施工体制台帳・再下請負通知書・作業員名簿
　健康保険、年金保険、雇用保険の加入状況に関する事項が追加
２　法定福利費の適正な確保
　法定福利費相当額を内訳明示した見積書を元請に提出する。

そもそも1及び2は、以前から情報が混在しているもので真新しいことではないかもしれません。

当事務所でも、現状を改善して社会保険加入が可能になる提案をし、その提案を受け入れ加入する事業所が急増しています。
その反面、加入に足踏みしている事業所もあります。
理由は、多少の痛みを惜しむことです。

時代の流れに逆らうことなく、風に乗りたいものだ。

金融機関は、貸し出しで儲けず

金融機関の決算が続々発表されている。
金融機関は、大企業・中小零細企業に資金を貸し付け儲ける。
企業は、輸血された資金を活用し事業が健全化されていた。
それが金融機関の使命と信じていました。


過日、金融マンのＯＢが来所された際に語ったことは・・・。
営業マンのノルマを達成するためには「貸し出しをメインにしているのではなく、投資信託や保険の販売手数料でノルマを達成する。」と語り、時代の変化を感じていました。
確かに、決算内容は「国債の売買や有価証券の配当」などで利益を上げている。


中小零細企業の将来性に多くの融資をしていただきたい。
中小零細企業が成長し、雇用を生み、利益を上げることで国力が上がると思います。

ブログ記事の請負

中古自動車販売Ｆ社において「ブログ記事の請負をするところがある。」と聞きました。
確かに調べると「基本１文字１円」という記事がありました。

ブログを書くことが大変というのもわかります。
一つは、時間がない。
二つは、記事にするネタがない。

当所は、記事の９割は関与先のネタからヒントをいただいています。残り１割は新聞等の時事ネタになります。
ブログには、写真等の華やかさはないのですが根強い読者が多くいるのも確かです。
楽しみに待っていて下さる読者の方には、心から感謝しています。
この場をお借りして、ありがとうございます。

記事を書く際に気を付けることは「簡潔で、読者の目線からかけ離れない」をモットーにしています。
なお、プライバシー保護の観点から、お伝えしたいことでも記事にできないことも多々あることをご承知おきください。