労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

楽しく、プラス思考で書きますので読んでください。
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今年もありがとう

2008-12-26 16:49:55 | Weblog
昨日までとは打って変わり、今日の札幌は、大荒れのお天気です。
車を運転すると視界が悪く、
前にはいけても、バックは出来ない状況でした。
大変でした。

さて、1年を振り返ると、多くの一人親方の皆様が来所されました。
口々には、厳しさを増す建設業界のお話をされていました。

就業規則の作成依頼も多く、企業のおかれている経営環境を考慮してトラブルの原因をなくし「戦える就業規則」をコンセプトに作成しました。
この就業規則を作成する過程で「助成金」を受給できる企業もありました。
企業として、助成金を受給する目的で就業規則を依頼したわけではないため大喜びでした。

年金相談も多い年でした。
公務員の方の受給期間のもれ、社会保険事務所の対応に対する質問(この対応の仕方で年金は受給できるのか)。私立幼稚園の先生からの共済年金の受給額の相談。看護師さんや質屋の店主からの年金と給料との調整による最適年金額。
つい最近では、タイ在住の日本人の男性からの「年金分割」のご相談など多くの相談を受けました。

また、少ないのですが「経営革新計画」の作成、エクセルを使った企業向けソフトの開発なども手掛けました。

限りない夢を追いかけた1年が過ぎようとしてます。
今年も多くの方と出会い、多くのことを学びました。

このブログは、投稿する回数が少ないにもかかわらず、毎日多くの方にお読み頂き感謝いたします。

明年も、皆様にとって幸多き1年になりますように。
決して、夢を諦めず、前向きに一歩一歩進みましょう。
必ず、夢はかなうことを信じて・・・・・。
きっと。









目標があれば希望が見える?

2008-12-20 19:12:58 | Weblog
札幌は、天気予報によるとこれから雪が降る。
X’masにはチラチラの雪が似合う。
吹雪だけは避けたい。

さて、建設業の従業員が退職し、出来た離職票を見ると8月以降の出勤日数が少ない。
ただ、ただ、「さびしく」感じます。

出勤日数が減少せず例年通りの経営者に話を聞くと
「同じ仕事量を確保しても利益が減っている」とのこと。

仕事量が減っている企業も、仕事量が変わらなく利益が減っている企業も「とても心配」になります。

ただ、共通していることは「今を変えなければならない」「今を変えなければ将来は変わらない」との認識です。

しかし、どのようにすればよいのか明確な目標が聞こえてきません。

この現状を踏まえ、当所の関与先企業のなかには、建設業の将来を危惧し「農業機械の開発」を手がけているところがあります。

当然資金繰りは厳しいのですが、「将来、この農業機械が売れると現状を打破できる。」という目標がある。

これからの建設業者は、現状の強みを売りにするか、あるいは新たな分野に進出をするか。

何らかの、新たな目標を持たなければメンタル面(希望が見えない)で辛いのではないでしょうか。

当所も、終わりなき夢を追いかけています。
夢があるので目標が生まれ、その目標を達成するための計画を立る。
その計画を達成するための努力が進歩のつながると信じています。













少子化よりテンポの早いIT化は問題?

2008-12-06 07:55:24 | Weblog
昨夜からの雨は雪へと替わり、
カレンダーも残すところあと1枚。
今月は、例年より労働日数が少ないため1日当たり密度の濃い仕事をしなければなりません。
そのため、今月は休みがなく、日々ひたすらに積み残した仕事と格闘。
仕事量より心に余裕がなく忙しく感じるのかもしれません。

今年は、先月までに3回ほど事務所の「整理整頓」をしました。
必要なものが種類ごとに一定の場所にまとめて置く。
ファイルは見やすく、きれに。
その結果、多くの紙ごみなどが出てきました。
職員には「もったいないがゴミ屋敷を作る」と言われ、びっくり。
整理整頓をして、捨てる時の目元は「勝ち誇った目」がきらりと輝いてみえました。
延べ10時間ほどかけて、やっと満足いくようになりました。

ところで、副産物としてみんなで協力して「整理整頓」することで信頼関係が高まったような気がします。

明年も「1日整理整頓日」を設けたいと思います。

さて、先日某銀行の課長とお話をした時のことをお話しします。
その課長は、元拓銀が破たんして現銀行に勤務するようになったそうです。
これから賃金が上がる手前で破たん。
当時は支店長でも一千万円を超えていたようです。
良いところがなく残念という気持ちがあったようです。

現在の支店では、毎月貸し倒れがあり困っているようでした。
「貸したくても貸せない」のが本音のようです。

そして、「これから忙しい時期となり残業が多く大変ですね」との問いに、
「昔と違いそんなに忙しくない」との回答。
「なぜ」との問いに、「本店との機械化が進み今の人員でも多い」という回答。

銀行は多くの雇用があり、その銀行が人員を減らすとなれば、これから職を求める人からすると「また一つ雇用の大きな市場が減ることになる」。
このまま景気の減速と同時にIT化が進むと、「少子化で仕事をする人手が足りなくなる」というシナリオは崩れる。

IT化も、便利になり良いことであるが、「どこまで本当に必要なのか」を検討し、限度としての一線を引く必要があるのではないでしょうか。