労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

楽しく、プラス思考で書きますので読んでください。
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思いやり

2009-02-21 21:09:49 | Weblog
2月も残りあと1週。
「1月は往(い)ぬる、2月は逃げる、3月は去る」と時の過ぎ行く速さを表現する。
流れる日々は季節を過ぎていく。
1月は雪が少ないと嘆いていた除雪業者にも、2月の雪祭り後は「めぐみの雪」となりました。

さて、最近感じることを少し、
それは、人が人に物事を伝えることの難しさです(もともと話は苦手ですが)。
最近、相手の意見を聞き「こうするといいですよ」と言葉・文字を使って提案すると、そのときは理解できたようでも、後日になり「あの時、こう言ったでしょう」と提案を覆されることがありました。
急な話の展開に驚きました。
しかし、言葉・文字がなくても、またお会いしなくても「心が通い合える」とも感じています。

この違いは何なのか?。
気持ち(思い)を相手に正確に伝えることが出来ない理由は、
お互いの「信頼関係(相手を信用)」が成就できていないためか。
それとも相手に対する「思いやり(自己の環境・相手の環境を考慮)」が足りないのか。
「信頼」も「思いやり」も目に見えず、形がなく手に取ることも、重さを量ることもできません。
その人の感性で感じ取るものです。
どうすればよいのかジレンマになります。

このような話を深く書きつづると、読者によっては解釈の違いから批判や不安を掻き立てる。
ここでここでペンをおきます。
いや、キーボードから手を放します。
それでは、






労災は一人で悩まずに・・・

2009-02-07 07:59:31 | Weblog
立春が過ぎましたが、まだまだ寒い日々が続いています。
今日の札幌は晴れ。
雪祭り会場は大賑わいのことでしょう。

さて、最近労災事故で事業主と折り合いが悪く手続を依頼してきた事例があります。
依頼をしていた労働者の方は73歳。
しかし、採用の際には68歳と履歴書に書いて採用されています。
また、ケガをした時に、すぐに事業主に報告せず日にちが経ってから事業主に報告しています。
ケガをした日も静岡から帰る日を報告するなど・・・。
事業主は、かんかんに怒り「あいつはお金ほしさに労災を申請しようとしている」「事実関係がはっきりしない」などの勢い。
交通整理に時間のかかる事例です。

しかし、肝心なのはケガをしたのがいつ、どこでなどの事実です。また、それを見ていた現認者がいるかになります。
つまり難しい言葉を使うと「業務遂行性と業務の起因性」となります。
幸い、調査した結果、業務中の災害であり、それを見ていた方もいるため労災の申請ができると思います。
なお、事業主の証明がもらえないため「事実経過報告書」を労働基準監督署に提出し、労基署から事実関係調査をしてもらうことになりますが・・・。

このケースから、事業主と労働者の間に信頼関係がないため当事者同士では解決が難困難になりました。

当事務所では、困難な労災事故も誠意をもって解決に導き出します。
一人で悩まず御相談ください。

おいでやす。