労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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最適賃金とは

2008-07-20 22:42:04 | Weblog
最近ホタルの話を「ホタルの会」で聞きました。
世界には2000種類以上のホタルが生息し、そのうち日本には46種類ほどが生息しているようです。

日本には、関西方面の「ゲンジボタル」、関東以北の「ヘイケボタル」が有名です。多くのホタルは「陸生」で水田や川などに生息する「水生」は少ない。
世界で「水生」は5種類しかいなく、そのうち4種類が日本に生息するそうです。
もちろん、「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」も「水生」です。
それだけ、「日本の水はきれい」だといっていました。

昔、川のほとりにいたホタルを手のひらに乗せたときの「ホタルの光」が懐かしく想いだされました。

ほ /ほ /ほたる/(こい) /(あっ) ちの/みずワ/にがい/ぞ /

(こっ) ちの/みずワ/あまい/ぞ /ほ /ほ /ほたる/(こい) /

やまみち/(こい) /(あん)どの/ひかりで/またこい/(こい) /

思わずくちずさむ。


さて、今年は会社から65歳を過ぎた従業員の賃金をどのようにすればよいかという相談が多数あります。
65歳未満の従業員の賃金は「雇用の安定」を優先すると下げることができず、苦しいなか我慢してきた。
しかし、65歳を過ぎることで従業員の「雇用の維持」と考え、割り切った賃金政策が取れるようです。

そこで、当事務所では「会社の立場に立った最適賃金」か「従業員の立場に立った最適賃金」かを選択していただきます。

その上で、「年金と賃金との組み合わせ」から最適賃金を提案しています。

最適賃金を知らずに賃金を設定すると
① 賃金を多く支払っているにもかかわらず、年金を活用しないため従業員の手取 額の割合が少ない。
② 年金の支給停止が多く、その分賃金支払の負担が大きい

このように、最適賃金を意識せず賃金を決定すると年間数十万から数百万の経費が有効に活用されません。

特に、中小企業は慎重に賃金決定することが肝要です。













社長の考え

2008-07-04 22:05:13 | Weblog
今年も半年が終わり、これから花火大会、七夕、お盆と行事が続きます。
当所女性職員の制服も6月から夏バージョンとなり、夏本番。

今日は、現在の賃金原資の中で残業代を合法的に支払う方法について説明してきました。

その会社は、当所で10年以上の取引をさせていただいています。
最初にお取引させていただいた頃は、小さなプレハブを事務所としていました。
しかし、現在は広大な土地を取得し、自社事務所・倉庫等建設しています。

その社長に、なぜ、ここまで成長したのか尋ねたところ、
① 従業員のことをいつも考えている
  お金がなければ「借り入れ」をして賞与を支払うなど苦労したようです。
  従業員を「能力なし」と考える社長とは大違いです。

② 社長自ら仕事をしっかり行う
  従業員も社長が一生懸命働いているのを見るとまじめに働くそうです。
  ゴルフをして会社のことを「任せきり」の社長は考えものです。

③ 従業員に目標を持たせ、自ら考えさせる
  自分で問題を解決する力を養成する。
  「なんとかなるさ」で現状維持の社長とは一味違います。

 などなど、多くの気付きがあります。当たり前のことを当たり前に行うことは難しい。