労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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「公共工事労務費調査説明会」に参加して

2010-10-30 11:36:02 | ビジネス
「暑い、暑い」「今日も暑いですね」という挨拶が・・・。

今は「寒くなりましたね」「タイヤ交換しましたか」という挨拶になりました。

暑い夏が続いた分、秋が短くなった感じがします。

春と秋は、夏と冬に挟まれ肩身の狭い季節ですね。

そんな春と秋は夏と変わらず好きです。

もし、春と秋がなければ夏から突然冬。身も心もついていけません。

考えるだけで中途半端な春と秋に意義がありますね。

さて、先週顧問先に誘われ「公共工事の労務費調査」についての研修会に参加しました。

そこには何百人という建設業に携わる業者の方が参加していました。

今もこれだけの建設業者があり、北海道いや日本を支えているのだと感じました。

この方たちがいるので大きなビルや生活道路がつくられみんなが安心して暮らせるんだと

思いました。

これからは除雪に大活躍をしてもらわなくてはなりません。

多くの建設業者の皆様が安心して働ける環境が構築されるとを望みます。



整理整頓日

2010-10-16 18:26:28 | ビジネス
今日は久しぶりに図書館で「所定労働時間の削減」等に関する勉強をしました。
集中した2時間は充実していました。
明日も行こうかな?

さて、最近は仕事も一休み。
体を休める時期となりました。

そこで、先週の水曜日は「整理整頓日」とし3時間ほどファイルの整理、窓ふき、書庫整理をしました。
その結果、ファイルなどは新しくなり、書類の取出しも改善し効率よく仕事ができるようになりました。

2人のスタッフ職員にはご苦労様でした。

只今、外付けハードディスクも交換しています。
まだ、「RAIDの構築」が4時間ほどかけて終了しした段。
月曜日には「共有ファイルの追加」「アクセス制限」「ディスクトップにファイル作成」という作業を行う予定です。
今までは業者の方に依頼していたのですが時間があるので小生が奮闘中です。

これがまた普段使わない脳細胞が活性化しているようで爽快です。


最低賃金について

2010-10-02 16:22:23 | Weblog
「秋暑し」とは、立秋が過ぎても暑さがきびしい残暑。
「秋涼し」とは、秋になって快い涼味を感ずるさま。
「秋雨」とは、秋に降る雨。
「木枯らし」とは、晩秋から初冬にかけてふく、北よりの強い風。
秋にまつわる用語には情緒(味わい)があります。
さわやかで最も好きな9月が過ぎ、10月は紅葉を楽しみにしています。

さて、北海道でも10月から最低賃金が13円引き上げられ時給が「691円」になります。
この最低賃金について意見を述べさせていただきます。

 1.最低賃金全国800円なら生活保護費も全国一律へ
 各都道府県において物価水準が違うのに最低賃金を一律にすることで生活保
 護費も引き上げられる。結果として国も地方も財政負担が増えることになる。
 国の負担が増えることの前提は「中小企業への財政支援をする」必要がある
 ためです。
 また、地方も全国一律に生活保護費を引き上げなければ理屈が通らなくなりま
 す。

 2.年金制度と生活保護との関係
 これほど生活保護費と最低賃金とが議論をしているのに年金制度は蚊帳の外
 状態。
 現在の国民年金水準は月7万円弱。時給に換算すると416円(7万円÷21÷8)。
 このままでは、若者の思考も「老後は年金がもらえない」のではなく「年金をもら
 うより生活保護のほうが得」となる。
 最低賃金の議論と並行して年金制度の議論も必要と考えます。
 
 3.都道府県の各地方自治体の経済状態が反映されているのであろうか
 1.で都道府県の格差を指摘しました。同じ北海道でも、たとえば札幌と根室と
 の賃金水準は同じと考えるべきか。産業・就業構造が違うため一律という概念
 が難しい(地域特性)のではないか。
 札幌の使用者と根室の使用者とでは691円の重みが違うのではないか。
 
 4.実質経済成長率3年連続で減少(北海道)
 北海道の2007年度の実質経済成長率と総生産が3年連続マイナスになりまし
 た。道民所得は厳しい賃金・雇用情勢から前年度比1.4%減で7年連続減少。
 企業所得も前年比13.3%減で3年連続減少した。
 このような経済情勢の中で一律に国の方針に従い最低賃金の目標達成にこだ
 わる必要があるのでしょうか。
 地域の経済情勢によって柔軟に対応すべきではないでしょうか。

 労働者の生活保障は企業責任。そして国民への老後保障は国の責任。
 最低賃金・年金制度・生活保護費については三位一体で議論すべきではないで
 しょうか。
 国は責任を押し付けるのではなく、責任を果たすことを忘れないでほしいもので
 す。