労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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疲労で救急車

2007-08-25 15:21:18 | Weblog
今週、関与先の事業所から「勤務時間中に体の不調を訴え休憩室で休んでいた社員がぐったりしているのを他の社員に発見され救急車で運ばれた。」と連絡がありました。
社員は3日ほど集中治療室に入ったが、今は元気を取り戻したそうです。

この件で、「労災は使えますか。」との質問がありました。
仕事内容をまとめると、
 ①勤務体制としては、年間で2番目に忙しい時期ですが、1か月に100時間を超える残業は  おこなっていない。
 ②勤務時間は10:00pm~7:00amまでで1時間の休憩。
 ③会社が禁止している2重勤務をおこなっていた。
 ④仕事中、居眠りをしているので面談の上注意をしていた。

当所の考え方として、
 ①けがでないないためすぐ「労災」とは決められない。
 ②事業所の業務が原因という因果関係を認められるか。
 ③②をふまえて病院の医師が労災であると証明してくれるか。
等を検討してから「労災」を申請するかを決定することにしました。

過労についてはチェックリストがあるの活用をしましょう。
そして普段から「健康」について事業所内で話し合うことも必要を考えます。

皆様も体を大切にしましょう。







皆既月食

2007-08-18 11:30:50 | Weblog
「猛暑日が続きますね」といわれても北海道では「ピン」ときません。
なぜなら猛暑日(35℃以上)になる日が滅多にないからです。
せいぜい夏日(25度以上)と真夏日(30度以上)の知識で間に合います。

さて、28日の日暮れごろ皆既月食が見られます。
地球の周りをおよそ1か月かけて回る月が地球の陰のなかに入り込んで一部が暗くなる現象を「月食」、全部が暗くなる現象を「皆既月食」といいます。

月食は満月の時だけに起こります。
そして、満月が地球の陰のなかに入ると月面は赤銅色に変身し、神秘的な姿になります。

先日の流れ星は大気の状態が良くなく「夏の大三角形」「木星」位しか肉眼で見ることができませんでしたが、今回はしっかりと見られることを楽しみにしています。
それでは、











流れ星

2007-08-09 17:47:31 | Weblog
流れ星が消える前に願い事を3つとなえれば、その願い事がかなうと伝えられています。
その流れ星を見る大きなチャンスが8月12日・13日頃にあります。

「ペルセウス座流星群」が活発に出現することが期待され、ピーク時には1時間に50個以上の流れ星が見られると予想されています。
12~13日の夜から夜明け前まで北東の夜空を見上げてはいかがでしょうか。

小さい頃はたくさんの流れ星を見て「きれいだ」「素敵だ」と感動していたその頃に戻りたい。

http://www.nao.ac.jp/index.html

「最低賃金引き上げ」に思う

2007-08-03 18:31:11 | Weblog
現在最低賃金の審議をしています。
北海道は1時間644円。
これを10~20円引き上げると考えられる。
この引き上げに経営者側が反対し審議が遅れてます。
確かに、中小企業は安い賃金で利益を上げるために引き上げには賛成しがたい。
その気持ちもわかりますが賃金格差の是正という観点から最低賃金の引き上げはやむを得ないと考えます。

しかし、もっと考えなければならないのは「年金」ではないか。
1月14,100円を納付して、40年間で1か月66,000円程度。
この水準を引き上げなければ老後の不安を解消することができません。
最低賃金と抱き合わせで年金水準も検討してほしいと思います。