労務管理・安全対策向田社会保険労務士in札幌

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労働契約3回更新で雇止め予告 必要

2008-02-25 18:12:24 | Weblog
寒いこの頃。
しかし、雪質も粉雪からボタン雪へ。
気温は暖かくなってきています。
寒さも折り返し、あと1ヵ月で雪が解けます。

さて、「有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準」が一部改正されます。
現在の雇止め予告は、契約更新しない場合、少なくとも30日前までに行わなければならない。その対象に「1年を超える契約期間を締結したり、1年以下の契約期間が反復更新されて1年を超えた場合」が対象になっていました。

今回の改正で3月から「期間が1年を超えて継続しない場合でも3回以上契約更新する」と、新しく雇止め予告が必要となります。

当事務所にも、有期労働契約に関して、このケースは「期間満了になるか」「解雇か」又は「自己都合か」という質問が寄せられます。

これからは、この判断基準でお答えします。
ご理解お願いします。


未成年者の年齢引き下げに思う

2008-02-14 15:30:25 | Weblog
雪まつり期間中は、天気もよく穏やかな日が多かったのですが、今週になってからオホーツク海の低気圧2つが冬将軍が連れてきた感があります。
雪が多い年は、暖かい夏になるといわれていますので「夏」の到来が楽しみになります。

さて、未成年者の年齢を18歳に引き下げる案があります。
賛成、反対意見がありますが、反対したいと思います。

現在の20歳は明治時代に決められたそうです。
その頃は平均寿命も短かった時期です。
現在の平均寿命は「80歳」といわれています。
また、親のすねかじりも多く自立した20歳がどのくらいいるのでしょうか。
明治時代には、15歳にもなれば立派に働いていたと思いますが、今は大学に行く人も増えています。
18才になって、社会経験の少ない人が成年となっていいのでしょうか。
凶悪犯罪の低年齢化が問題になっています。
この件は別に厳しく対処すべきではないでしょうか。









まだまだ、年金問題

2008-02-04 11:03:51 | Weblog
最近は、日が延びました。
夕方4時は暗くなっていたのですが、4時30分でも明るくなりました。
1日に2分づつ日が延びているからでしょう。
春を感じる日差しももうすぐそこにきています。

さて、昨年は、「北海道の労災死が最小の87人となった反面、業績の悪化により賃金不払いが増加している。」との報道を聞きました。
工事量が減少しているため死亡事故が減ったとも言える。
また、最近は安全衛生に対し行政が熱心に取り組んでいることも一因でしょう。
賃金不払いは、行政が関与し、どうにかなるというものでもない。
やはり、経営者のモラルだったり、経営の先見性だったり、複数の問題があると思います。

最後に、消えた年金には、「企業活動をしているにもかかわらず、社会保険のみを廃止にしてきたため従業員が知らないうちに年金が消えている」という問題があります。
あるいは、社会保険料が高いため実際にもらっている給料より低い給料で社会保険事務所に届出をしているケースなども報告されている。
これらを解決するためには、社会保険料の額、支払方法などのシステムを変える必要があるのではないか。
今後議論する際には、年金の一元化に合わせ抜本的な解決方法を国民に示してもらいたいと思います。