今日は大学時代の山岳サークルの仲間たちとの久方ぶりの飲み会(のはず)であった。
もう大学を出て20年も経っているので懐かしくもありいくつもりであったのだが
いかんせん平日の夕方、しかも場所が名古屋とあって、急に忙しくなった仕事を
抜けられず結局参加できなくなくなってしまった。至極残念。
所詮仕事などはその時だけの優先事項なのであり、あとになってみれば自分の人生に
とっては大したことも無いはずで、どちらかというとたまにしか訪れない
友との時間を優先すべきだったのではないかと言う気もして、残念である。
ここら辺が馬車馬である中間管理職のあほらしさかも・・。
そんなくすぶった気分で夜遅くいつもの駅に帰ってきて、家までの5分少々の自転車の
時間、真っ暗闇の田んぼ道を走っているといくつもの淡い光が・・。
ホタルが、何匹も何匹も暗闇の中で光っていた。
ホタルの光を見るとなぜかホッとする。
そして子供の頃、姉ちゃんと一緒に夜ホタルを捕りに行き、
牛乳瓶に沢山入れ持ち帰ったホタルを寝室のこれまた暗い蚊帳の中に放った
そんな記憶が呼び覚まされる。
あの子供の頃の暑い夏や、若かりし頃の皆の顔がフッと蘇った、そんな夜であった。