往年の手書きマップ

昨晩家に帰るとマッチャンが、近所の山歩きもするおじさんと今日山の話をしたという会話がありまして、その中で、おじさんから鈴鹿の懐かしい手書き地図を見せて貰ったと言っていました。
 ムムッツ??「鈴鹿の懐かしい手書き地図」・・。その瞬間、私の脳裏には20年前の過去がフラッシュバックしまして、大学の山岳サークルの部室にあった、当時でも古いと感じた、手書きの地図が思い返されたのですが、マッチャンがおじさんから借りて、ボクに見せてくれたそれは、まさしく当時見ていたその地図そのものであったのです。

 懐かしい~。 今は鈴鹿の山歩きのガイドブックなぞ、腐るほどある時代ですが、当時はまだ片手で数えられるくらいしか無かった時代。その時代に手書きでしかも、非常に緻密な、そしてボリュームのあるコースマップは非常に貴重でして、それを部室で見ては、まだ訪れたことのない所に想像をはせていたものでした。

作者は当時でも知らなかったのですが、今回初めて知ることになりまして、奥村光信さんと言う人で、ネットで調べてみると老年ですがまだご健在の様です。

その厚い手書き地図をまじまじと見ていると、作った人の性格や、調査をしてさらに書き上げるというそれにかけたエネルギーをすごく感じまして、なかなかに感動です。

(著作権許諾していませんが、写真は奥村光信先生作の地図です)
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ツアー登山事故

先日白馬岳でツアー客の登山事故が起こった。落石による死亡事故だったが、ツアーを主催した団体は事前に当該山域の事故調査などは全くしていなかった様だ。
 それにしてもお金を頂いて人を山に案内していくというのに、この安易さは何なんでしょう? 普通の会社でもリスクマネージメントが当たり前であるのに、危険が明らかに存在している登山ツアーに対してそれが全く出来ていないこの会社(団体)にはあきれてしまいます。

 昔からツアー登山はあり、最近ますます隆盛となっている様ですが、こういう会社もかなり多いのでしょうね、きっと。
 山でツアー客に出会った場合、大体その団体の行動でツアーリーダの善し悪しが見えてきますが、最近見た目にも大丈夫かいな?と思われるリーダーがいるのは確か。

他人様に山で不快な目にあわせるのは100歩譲って勘弁してやったとしても、自分の客を死亡させたり、他の登山客に危険を及ぼすような、そういうツアーには山に来て貰いたく無いもんです。
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木曽駒ヶ岳・三ノ沢岳

この週末は、木曽駒でまだ未踏の山である「三ノ沢岳」に行こうと、木曽駒Aコースをたどって一泊で訪れた。
 このコースは昨年日帰りで駒を往復した道でもあるのだが、木曽前岳あたりからはなかなかにアルプス風を感じさせるので好きな道のりでもあるのです。

出発しがけに先発の登山者のご夫婦が道に迷っていまして、僕らが説明して登山口までを案内したのでした。昨年僕らもここで1時間あまりもロスしたのですが、その時と道不案内の状況は全く同じでした。

一泊とはいえ何故か今ひとつペースが上がらず、最後の方は息絶え絶えで登ったのですが、何とか6時間半かかって頂上のキャンプ場へ到着。

この日はガス混じりで、夜半には雨もぱらついたのですが、明けた翌日日曜日の朝は快晴。 宝剣の岩場を越え、三ノ沢岳を目指しました。三の沢は主稜線から離れているとあって道もハイマツを刈り払った道でして、朝露で上下の服がびっしょりになりながら山頂に到着。 岩ゴロゴロの山頂からは、また違った角度で中アの山並みが望めまして、なかなかに味わいのある山でした。
残念ながらコマウスユキソウは時期を逃したのか見あたりませんでした。

人との出合いがあったり、ビール切れトラブルがあったりしましたが、詳しくは
(後で更新する)HPにて。

いよいよこれで夏山とはおさらばです。これから静かな秋がやってきます。
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スイカ泥棒

一人暮らしの僕の親父さん。二日ほど前から電話をかけても通じないのでふと気になり、定時後顔を見に実家へ出かけてみた。
家に入ると電気がついたままである・・。

居間に入ってみると・・グッタリと横たわった人の足が見えたが微動だにしない!~なあんて事はなく、ぴんぴんとした親父さんが相変わらずおりましてホット一安心したのでありました。

それにしても、親父さんから話を聞いていると、この夏家の前の畑に植えていたスイカが見事に2回も盗まれた!ということでして、こんな田舎でもたいそう物騒なのであります。
だいたい、スイカなんか盗むか~??

昔僕が子供の頃には、どの家も開けっ放しで鍵なぞかけていないのが当たり前
だったんですが、時代は変わって明らかに全体的にブッソウな世の中になってきたということは残念ながら確実に言えるのであります。

昔の様なのどかな世の中にはもう二度と戻れないんでしょうな、きっと。
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遭難本

先日図書館で借りた本に羽根田治さんの遭難本がある。昨晩ほんの少し読み始めたが(表現は悪いが)やはりおもしろい。遭難者のリアルなシチュエーションと、そのときの心理状態などが伺いしれて、身に迫るものがあります。

 僕も何時どこでそんな状態になるか分からないし、パニクッた時に本の中で遭難者がしたのと同じ行動をしないという自信もありませんので、戒めとしては非常に良い本だと思います。

 そういえばついこの間、最悪の時のためにホイッスルを各自持っておくべきだなあ~と思っていたのに未だに持っていなかったり、二人で行動しているとはいえ、地図は一人しかもっていなかったりと、リスク予想をしはじめると、僕の身のまわりにも危険なことが一杯あるような気がしてきました。

どこかの掲示板で、この間の北ア間ノ岳で人の叫び声を聞いたというのがありましたが、恐ろしいことです。
やっぱ山でもリスク管理をもっとしなければ・・・。
 
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今日はお休み

お盆の山の余韻が残ったこの週末、昨日はこちら滋賀県では模様。
仕方なく会社に行って残務をするという、ワーカホリックでございました。

 明けた今日は朝からは曇り模様、何故かアルプスの方はそこそこ良い天気の様でしたが、今ひとつ日帰りで近場の山には行く気にもならず、溜まっていたHP(夏山縦走第1段)の更新をチマチマとする一日なのです。

一日こんな風にPCに向かってやっているところなぞ考えると、案外ちゃたろうはオタクではないかしらと思われるのですが、やはり実はそうかもしれませぬ。

ま、普段仕事で忙しくごろごろすることも無いのでたまにはこんな日もよかろう。

タイヤを交換したMTBで出かけようかとも思ったのですが、あまりの厳しい暑さにビビッてしまって結局やめ、マッチャンと二人で図書館へ。結局手当たり次第に計20冊も本を借りてまいりました。しかもターザンのダイエット関係が載っている号を3冊も・・・。

大体に於いて長続きしないことは分かっているのですが、ついつい借りてしまう私の安易さよ・・。

家に帰ると夕方の涼しげな雰囲気が漂っています。お盆もすぎたことで私の無冷房のお家もようやく暑さが一段落してきたような気がします。

今晩は読書の夜かな・・。
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脱線・脱線

昨日はお盆明けのため会社の残務が山ほど残っておりまして、仕方なしにお家に持ち帰り朝から自宅で仕事などしてみましょうかと殊勝にも思っておりました。

朝4時半に目覚めて朝シャワーを浴びて、お風呂掃除をしたまでは良かったのですが、いざ仕事をやろうかと思うと、夏山縦走のHP更新が出来ていない事が気がかりとなりついつい脱線。

山の写真なぞチラチラ見始めたのですが、そうするとこんどはこの間のGPSデータが気になり始めまして、縦走記録の作成からまたもや脱線。

結局は、GoogleEarthとカシミール(カシバード)へのGPSトラックデータの落とし込みに夢中になってしまいまして、結局そちらの方のHP更新に大脱線してしまった所で朝のタイムアウトとなってしまいました。

GPS関係に興味のあるお暇な方はこちらでどうぞ。


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夏山縦走第2ラウンド

夏山縦走第2ラウンド、昨晩帰ってきました。いや~イカッタ~、天気はいいし、景色は最高。
 出鼻を突然の仕事でくじかれてしまうというハプニングはありましたが、日程を短縮して概ね予定通りのコースを回って来ました。

◆1日目◆折立~太郎平~北の俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎小屋CS(泊)
◆2日目◆CS~三俣蓮華岳~鷲羽岳(←→水晶岳ピストン)~雲の平CS(泊)
◆3日目◆CS~薬師沢~太郎平~折立

それにしても初日の折立~黒部五郎小屋は長かったです。GPSデータ測定で歩行距離は20km、単純標高差でも1500mありまして、テン泊道具を担いでの歩行としましてはそれはそれは長い旅路でございました。

とはいえ、さほど辛くもなく順調に歩いて二日とも午後2時台にはテン場に到着出来たのは、ユニクロスポーツタイツの魔法かしら

今回からは何故か、旅路の途中の茶店でビールをグビリと入れながら歩くという、道路交通法違反の山歩きでしたが、ガソリンの効きがよかったのか快調快調。

北アルプスのど真ん中でどっぷり浸かるのはやっぱりエエですわ。
HPはまたあとで。
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夏山スベリまくり

今日から盆休み。実は4日間で北アの真ん中に行こうかと思っていたのだが、家に帰って夕食の準備をしていたら、緊急事態発生!。会社からトラブル発生の連絡である。。そのまま会社に舞い戻って対策検討。で午前様となり、また今日も朝から会社である。
 というわけで、見事にお盆の計画は初っ鼻からくじけ、油汗と冷や汗でストレス一杯の出だしとなってしまったのです。
 それにしても思い返してみると、どうもお盆~夏ど真ん中は悪いことが今まで多かったです。山に行こうとしたら車に追突されてポシャッたり、山に向かう高速でジムニーが煙を噴いたり、仕事でぶちこわされたり。まあ夏には何かおこるという訳なのです・・。
 
 というわけで下界にいるとストレスいっぱい。山の上で心から解放してあげたいと思う今日でした。(写真は数日前に自宅から見えた綺麗な虹)
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唐松沢

今回八方尾根から上がって縦走していったので、唐松山頂に登ったが、
唐松沢はいまだにとっても雪が多く、一昨年の唐松沢を滑った時の
ドロップポイントで懐かしく思いました。
それにしても雪のある時と無いときでは雰囲気も大違い。
雪が無いと「よくあんなとこすべってんなあ~」と思いますわ。

針ノ木大雪渓も遠目に見てもとっても雪が多そうでした。
さて、お盆の場所決めもいよいよせねば・・。

写真は唐松山頂から見る、唐松沢ドロップポイントっす。
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