ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

オイルショック!?

2008年06月29日 | たわごと
昨日は梅雨空模様だったので、久しぶりのお買い物デイ。
最近身辺が忙しかったので冷蔵庫&酒蔵の中が空っぽなのである。
と言うことで昼から集中買い物に行ったのです・・
が・・・驚いた。

なんでもかんでもやはり値上がりしているのですね
ガソリンの高騰の影響で物が値上がりしているとは聞いていましたが
やはりじっくりと見てみると、お酒から、カップラーメンから、缶詰から
全てが値段が上がっています。

話に聞くとガソリンはまだまだ値上がりするという事なので、いつも買っていた
定番の安い商品を今日は買いだめじゃ~・・・と思っていたのですが、
予定していた小麦粉、スパゲッティ、トイレットペーパーなどはみんな、
棚が空っぽになっているじゃあありませんか

皆さん考えることは同じなんだなあ・・と納得。
でも棚から商品が無くなるって、まるでかつてのオイルショックみたいですね。

それでも、これから値上がりしそうな他の物をそこそこ買いだめして来ました。
最後に、灯油のお買い物。我が家では給湯器に灯油ボイラを使っているので、
これまた買いだめしておかなくてはと、4缶も持って買いに行ったのですが・・。

知らない間に灯油の価格も113円/Lなどという、エゲツナイ価格になっていたのでした。かつての2倍以上というえらい値上がりです。

もう、ホントにこれだけ何でもかんでも値上がりしていて、嫌になってしまいましたが、こんな状態になってもデモや暴動の起こらない日本って良いのか、悪いのか・・考えさせられちゃいますね・・。



ほたる

2008年06月13日 | たわごと
今日は大学時代の山岳サークルの仲間たちとの久方ぶりの飲み会(のはず)であった。
もう大学を出て20年も経っているので懐かしくもありいくつもりであったのだが
いかんせん平日の夕方、しかも場所が名古屋とあって、急に忙しくなった仕事を
抜けられず結局参加できなくなくなってしまった。至極残念。

所詮仕事などはその時だけの優先事項なのであり、あとになってみれば自分の人生に
とっては大したことも無いはずで、どちらかというとたまにしか訪れない
友との時間を優先すべきだったのではないかと言う気もして、残念である。
ここら辺が馬車馬である中間管理職のあほらしさかも・・。

そんなくすぶった気分で夜遅くいつもの駅に帰ってきて、家までの5分少々の自転車の
時間、真っ暗闇の田んぼ道を走っているといくつもの淡い光が・・。

ホタルが、何匹も何匹も暗闇の中で光っていた。

ホタルの光を見るとなぜかホッとする。
そして子供の頃、姉ちゃんと一緒に夜ホタルを捕りに行き、
牛乳瓶に沢山入れ持ち帰ったホタルを寝室のこれまた暗い蚊帳の中に放った
そんな記憶が呼び覚まされる。

あの子供の頃の暑い夏や、若かりし頃の皆の顔がフッと蘇った、そんな夜であった。



アキバの事件に思う・・

2008年06月12日 | たわごと
この間のアキバの事件、大変な事件が起こってしまった訳ですが、やはり気になるのは相当なコンプレックス。そのコンプレックスを持たせた言葉のひとつに例の「勝ち組」「負け組」という言葉があります。この言葉のとらえ方は人それぞれかも知れませんが、勝ったか負けたか二つに一つという風に両極端に人を分けることにものすごく抵抗感を感じますね。

そしてその「負け組」という言葉は完了形の様な印象を受けるので、その先がなんだか無いような絶望的な印象を受けます。

振り返って自分自身を見たときに、私は果たして「勝ち組」なのか「負け組」なのか・・・?
少なくとも「勝ち組」とは思っていないが、「負けてしまった」とも思いたくない。

いまの自分は、今よりももっと向上出来るかも知れないと思い、頑張ってみたいという前向きな気持ちを無くさせるのが
「負け組」という言葉のように思います。

結果的に「勝った」人は別に勝ち組とでも成功者とでも言ってもいいじゃないか。それはけして気分が悪くなるわけでないから・・。

でも結果的に「負けた」(かも知れない)人に「負け組」という断定的な烙印を押すのはやはり気分良くないと思うのです。
それは、人からであっても、自分自身からであっても・・。

そういう烙印は押さずに、夢に向かって、すこしずつでも自分自身を励ますことが出来るような、そんな優しい言葉がホントは欲しいと思いますね。

ちょっと見あたらないけど、気分的にはロッキーの映画の様な・・・そんな気分にさせる言葉が・・




神戸訪問

2008年06月04日 | たわごと
仕事で神戸を訪問。
綺麗な町並を見ていると、阪神大震災から13年でここまで
復興したことに改めて感心した。

中国の大地震は5千万人の被災といっていますが、果たして復興に
何年かかるのでしょう?

かつて日本に木造建築を教えた大先輩であるはずの中国が
今や手抜き工事の蔓延する技術水準の低下した国になってしまったのは
やはり政治体制の問題だったのか・・・と思わざるを得ません。

でも、早く被災した方々の暮らしが少しでも良くなるように思います。


先日の富士山山スキーをアップしました。

どはまりラストスキー@富士山

2008年06月03日 | 登山記録
今シーズン最後はやっぱり富士山で締めようと、この月曜日に出かけた。
しか~し、・・快適なスキーで終わろうと思っていたのだが、コース取りの
ミスによりどはまりの劣悪スキーで終わってしまいました・・大反省です。

当初の天気予報では日月と晴れマークだったのに直前に月曜日が曇りから
雨マークに・・・仕方あるまいここは速攻登山である。4時にスタートして、
7号5勺からは夏道をたどらず白山岳のコルを目指して一直線に登っていった。

お陰で、9時過ぎには到着。前回夏道沿いに行って6時間近く掛かったが、
今回は5時間あまりの登りであった。


(ドロップポイントから見た斜面)

しかし、山頂についた頃にはチラチラと雪!が舞い、ゆっくりしている場合ではない。ツエルトの下で軽く行動食を食べてすぐに降りることにした。

頂上直下の斜面はいささかアイシーな感じではあったが、何とか危険性は感じ
ずに滑ることが出来た。
高度を落として行くとだんだんと雪も緩んできて滑りやすくはなってきた。
ここからは大沢をどんと下る手もあったが、以前行った吉田大沢より西よりの
斜面を目指すことにした。


(上部斜面を滑る)


アプローチポイントをGPSで確認しながら降りていくが、今は雪の着き具合も
少なくなっていてどうもよくわからない。かすかに雪が岩にまとわりついている
場所があったのでそこから尾根を乗り越えることにした。

尾根を乗り越えると昨年とは違った光景が広がっておりまして、雪の着いている
場所が明らかに少なくなっていました。
それでも雪をつないでいけば何とかなるだろうと滑り始めたのですが・・。

途中でGPSを確認すると全然方角が違った方へ来ており、明らかにこのまま
下るのはヤバイ感じ。仕方なく雪の無いガレをトラバースして西へ西へと
向かうが、足下のザレで歩きにくいことこの上ない。

幾らかの雪を見つけては滑りまた板を外して歩いて・・を繰り返したが
結局快適斜面には当たることが出来ず、最後はひどいブッシュの中を
さまよって下る事に・・・高度2700m当たりからはだんだんとガスも
巻いてきてGPSで林道を確認出来ているとはいえ暗澹たる気持ちで
歩いて!下山したのでした。


帰ってきて良く確認してみると、尾根を乗り越すポイントは昨年とは
ほぼ同じようではあったものの、その先に雪が無かったことから
雪を追いかけてとんでもない方向へ行ってしまった感じです。
マッチャンの話では上部に別のトラバースのトレースがあったようなので
もっと上の辺りで尾根を乗り越えているのかも知れません。
以前の記録をあてにせず、雪の状態とその他の情報を良く観察しないと
いけないなあ~と、来シーズンに向けての大反省なスキーでした。