乙妻山北東斜面-笹ヶ峰より


笹ヶ峰の林道が今年は早くからあいた様なので、乙妻山へ
笹ヶ峰からいってきました。
笹ヶ峰からは北東斜面取り付きまで7kmの林道歩きを
行き帰りしなければいけませんが、2回目となる今回は
道もわかっていて案外に楽に行くことができました。

早出したおかげで10時前には山頂にたち、快晴の中
絶景の光景を眺めながらのんびりと昼食をとることができました。
おまけに北東斜面の滑りは、おいしいシャーベット状態で
今期最高の滑りを楽しむことができました。

下に滑り降り登ってくる方に聞いてみるとどうやら佐渡山からは
渡渉があり靴を脱いで渡ったりして、結局北東斜面取り付きまで
4時間かかったそうです。
笹ヶ峰からの林道を見ていても、すでにあちこち雪の窪みができていて
どうも今年は下部の雪解けが早いようです。
GWにはかなりズダズダになっているかもしれません。

それにしても、乙妻の広大斜面は楽しかったです。


4:00 笹ヶ峰発
4:20 ダム
6:25 北東斜面取付
9:35 乙妻山(昼食)11:00
11:45 北東斜面取付
13:35 ダム 
14:00 笹ヶ峰
(登り5:35h、下り3:00h)




頂上からは360度のパノラマで、北アルプス白馬エリアがよく見えました。


シャーベット状のおいしい斜面でした


森は太くて大きい木がいっぱいあり、幻想的な光景です


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御岳・尺ナンゾ谷

御岳山の尺ナンゾ谷にいって参りました。
前夜発で濁河温泉にきて、早朝から登り
山頂を目指したのですが・・・

天気は快晴なれど、山頂付近は猛烈な風と
アイスバーン。おまけに一昨日の雪の為の
モナカ雪で時間がかかり、結局途中の
2800mで行動中止して帰ってきました。

上俵山までの積雪が意外にも少なく
渡渉点がだいぶ下になったり、
笹ブッシュをかき分けだったりして
下部は上り下りともになかなか難儀でした。

上部でゆっくりしたかったのですが、
時間切れと、猛烈な風でそれどころでなく
写真もほとんどとれませんでした。

風にほうほうの体で尺ナンゾ谷を降りてくると
一人のスキーヤーが追いついてきました。
福井のひろろとろろさんでした。
山の強者でもやはりコルで撤退したそうです。

この時期の3000mはコンディションによっては
やはりまだまだ難しいです。


上俵山を越え沢に降り立つと水流がでていた


尺ナンゾ谷を抜けると御岳山が目の前に現れた


烈風に悩ませられながら登るが2800mで行動中止


高度を下げると嘘のような穏やかさ

4:45 濁河温泉出発
5:45 渡渉点
6:30 1726m
8:00 上俵山
9:15 滝下
12:00 2800m地点行動中止 12:10
13:05 滝下
14:00 上俵山
15:15 渡渉点
16:00 濁河温泉帰着

(登り10.0km)
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人形山・奥大勘場より


東側稜線よりみる人形山東面


美濃の山もそろそろ雪が少なくなってきたので雪の残る山へ行こうと
今シーズン初の前夜発だ。
目指すは人形山。
以前大滝山に行ったときに稜線から連なる先に見えたこの山に一度は
いってみたいと思っていた。
しかし北の猪谷集落から宮屋敷を越えるコースはかなり長そうだ。

調べてみると東側の奥大勘場という集落から林道をアプローチし
尾根経由で登ることができそうである。

道の駅で車中泊した後早朝、奥大勘場へ移動。ここで林道の除雪も終了している。
暗い中準備をしていると一台の車がやってきた。聞いてみるとこの方はここから
水無に登るという。水無とはどこか?よくわからんので帰って調べてみよう。

5時を回っていざ出発。出発してすぐに川の渡渉があるが、コンクリートの
床版の上なので5cmほどだ。そこから先は林道を40分ほどあるく。
830m付近から尾根に適当に取り付くが、結構急な尾根である。アイゼンつぼ足で
ガシガシと登ってゆく。 このあたりはすでにブナ林の疎林となっていて、
帰りのすべりも気持ちよさそうなところだ。 尾根沿いに登ると1138mに到着。
ここで正面に三ヶ辻山がでーんとみえる。 ここからは尾根は緩やかになり
気持ちのよい尾根を進んでゆく。特に1250m付近の尾根はきれいだ。
展望のよいこの尾根を気持ちよく登ってゆき、1530mの稜線に上り詰めると
今度は一気に周りの展望が広がってくる。 ここから1601mピークまでは
アップ&ダウンを繰り返しながら徐々に人形山を目指してゆく。
それにしても、人形山東面は山の名前とは違ってアルペンチックでなかなか迫力ある雰囲気の山である1601mを越えると一旦コルに下がって最後の斜面を上り詰めると
三ヶ辻山と人形山との分岐の稜線に出た。
ここからは最後のプロムナード、人形山を目指してのんびりと行きたいところだが、今日は快晴なのだが強風なのである。少し暖かい南風であるが、粉雪が舞う中難儀しながら
山頂に到着。 

山頂の看板と方位表示板は頭だけ出ていて、積雪1mってところだろうか?
風をよける適当な影も無いので少し雪ブロックを作りながら昼食。
それにしてもこの山頂は360度の展望ですばらしい。
あまり今まで来たことの無い飛騨・飛越の山並みはきれいだがどれがどの山だか
よくわからない。けどどれも真っ白で登ってみたくなるような山ばかりだ。
昼食を終え出発準備をしていると一人の方が登ってきた。

聞いてみると大滝山から来て、宮屋敷を回って降りるという。
いや~すごい人もいるものです。おまけに僕らのご近所、三重県の方でした。

山頂でゆっくりした後いざ帰りましょう。 帰りは例のアップダウンが続く1530mまではなかなか難儀ですが、私のウロコ板なら快適快適。一方フリトレのまっちゃんは
なかなか難儀していました。
1530m稜線から下は例の美しい疎林の尾根、いささか雪は重くなってきましたが
気持ちよいツリーランを楽しみながら林道まで降りてきました。

念願の人形山にいけて満足な一日となりました。

5:20 奥大勘場駐車地発
6:00 尾根取り付き
7:05 1138m
8:15 1530m稜線
8:55 宮屋敷分岐
9:15 1601m
10:05 人形山(昼食)11:40
12:25 宮屋敷分岐
12:55 1530m稜線
13:10 1138m
13:30 林道
14:05 駐車地帰着
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