ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

上谷山周遊

2010年02月23日 | 登山記録
昨日は美濃の上谷山へ。
頂上までの距離が長いこの山
今まで3度挑戦して三度敗退している。

今回は月曜日の入山。
日曜日に大量登山があったとみえて
バケツトレースが頂上手前まであった。
お陰で楽々で頂上にたどり着くことが出来た。

帰路に取った尾根は、送電線切り開きがあり
滑りやすいかと思いきや、意外にもアップダウン有り。
結局クロスカントリーみたいな山スキーとなった。


おもかげ

2010年02月19日 | たわごと
僕はいつも電車通勤。
今日もいつもの様に電車に乗り途中の駅で乗り換える。
乗換の雑踏の中エスカレータを待つ人混みの中に
死んだ母によく似た背格好の人が居た。
真後から見て似ていただけなので
前に回れば全然違っていたはずだが
あえて前には回らずその似た背格好と
年の加減の方を遠目に見ながら
フト遠い彼方の記憶に一瞬浸った瞬間だった・・。

今生きていたとしたら70歳か。
人の記憶は悲しいもので、時間が経つと
あれだけ悲しかった母の事も日常のあわただしい雑事で
すっかり忘れ去ってしまう。この間思い出したのは
そういえば年末の命日のお墓参りの時だけだった。

今日の出来事は天国の母から僕に、忘れないでとの
メッセージだったのだろうか?・・。


大御影山・北東尾根(ノロオ)

2010年02月15日 | 登山記録
昨日は湖北の山・大御影山へ。
以前無雪期に来たとき、北の方角に綺麗な尾根が有るのを見ていたが
調べてみるとどうやら行けそうな感じである。
若狭の松屋集落から「ノロオ(野呂尾)」という尾根を
のぼってダイレクトに大御影山にいたるコースだ。

取付きから高度差100mの間は雪付が悪く&超急斜面のため途中で
板を外してツボ足で喘ぎ喘ぎ登ったが、その後はスキーで問題なく登る。

今年に入って初めての快晴と、上部の綺麗な樹氷でとても綺麗な
空間を味わう。

なんと言っても上部稜線は、右を見れば日本海、左を見れば琵琶湖という
絶景の中、無木立の稜線を歩くという贅沢なスキーを堪能しました。

この大御影山は高島トレックの一部ですが、やはり高島トレックは
夏も冬も素晴らしいエリアで有ることを再認識しました。


(大御山への最後の稜線歩き。右を見れば日本海、左を見れば琵琶湖)


(上部の山稜では凍り付いた樹氷がキラキラと輝く)




(マッチャンからバレンタインデーのチョコをもらう!?)

ラッセラ~ラッセラ~♪

2010年02月09日 | 山関係
昨年末から今年にかけて異常にお仕事が忙しくなっている私、
HPの更新もままならないのですが何とか週一の山だけはかろうじて
行けております。

この間の週末は滋賀の横山岳で久しぶりのラッセル山行。
誰もいないルートを登るのが楽しみな私たちでは有りますが
イコール私たちだけでラッセルする必要があるのです。

スタートはいきなりの急な法斜面でして、新雪降雪後の
それはまるであり地獄。ちょっと登ってジグを切ろうとしても
膝ラッセルとなると大して上に上がれないのであります。

おまけにマッチャンはフリトレ、あたしは130cmウロコなので
ファット板に比べて登行能力は遙かに落ちる。
必死のパッチで谷の登りを終え稜線に出た時はほっとしました。

その後、マッチャンによる雪庇の正面突破など有りましたが
何とか横山岳に到達できたのはひとしおにうれしかったですね。

やはりノートレのルートを自分たちの足で登り切るってのが
冬山の面白さだと再認識したしだい。

そういう時って家に帰ってからのお疲れ宴会がまた楽しいので有ります。

・・・だけど疲労で酒に一撃されて早々に爆睡しちゃうんですが・・。

横山岳北西尾根

2010年02月08日 | 登山記録
先週はまたもや雪降りの週であった。
まだまだ滋賀県の山でも遊べそうだ。

と言うわけで、マッチャンセレクトにて、
横山岳の北西尾根に行ってきた。

スタート地点は余呉町の管並。
道際の北海道トンネルからスタートである。

昨日までの降雪で最初の尾根取りつきまでが
超ラッセル。急勾配の新雪斜面に苦労しながら尾根に取り付く。
腰ラッセルの地獄を何とか抜け尾根に出るとようやく安定して
歩くことが出来た。

尾根は案外にもすっきりした尾根で、ブナやでっかい松の木などが
あり、なかなか素敵な尾根だった。




標高700mから上になるとさらに尾根は綺麗になった。
1000mのピークから横山岳へは左手に美濃の山々を見
右手には琵琶湖と余呉湖を見ながらブナ林を歩くという、
とても贅沢な場所だ。

山頂につくと誰もおらず、風を避けた斜面で熱々オデンで昼食だ。
水面が光る琵琶湖と雪に覆われた木之本が一体化して、どこが
湖でどこが陸地が分からないような面白い風景を堪能した。



帰りは途中の登り返しまではシール滑降とし、その後は快適に
尾根を滑り降りた。
今年は近場もまだまだ楽しめそうな感じである。