
昨日も冬型の気圧配置である。
御池のリベンジも頭をよぎったが冬山は晴れなければ意味がない。
で、南の快晴エリアを目指し、檜塚奥峰へ。
以前の記録を調べてみると4年ぶりであった。
駐車場に着くと誰もいないとかと思いきやもう一人先行者がおられた。
千秋林道を少しあるいて、マナコ谷登山口から登ってゆくと
思いのほか雪が積もっており、すぐにワカンをつけられる積雪となった。
つぼ足のトレースを追うがなかなか追いつかず、途中でようやく追いついて
ラッセル交代をする。 が、いまひとつペースは上がらず、結局先週に引き続いて
この方とラッセル交代しながら上を目指す。
樹林帯を抜け尾根筋にでると、雪は飛ばされかすかしか残っていない。
がここでワカンをはずしても再装着が面倒なのでこのまま下駄状態で上ってゆく。
稜線に出ると期待通り強風で見事な樹氷ができていた。
白い雪と青空をみて久しぶりに冬山モード↑の気分になってきた。
そのまま稜線を少し歩くとすぐに頂上で、昨晩明神平に泊まった方が先に
到着されていた。
昼食をのんびりとって久しぶりの展望を見渡したが、いつの間にか天気予報とは
異なり青空がかき消されててきた。
それでも、台高南部や伊勢方面の山並みを見ると冬の快晴がうかがえた。
昼食を終え帰りの途につくころには朝の快晴は消えうせ、稜線から降りる尾根筋は
モーレツな風となっていた、
風吹きすさぶ尾根を急いで降りながら、
以前この山に来たとき、50頭を超える鹿たちが一斉に斜面を走り抜けた壮大な
光景を思い返していた。
