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ちゃたろう山日記+

山の日記や日々のたわごと

南アルプス:北岳~間ノ岳~仙塩尾根~仙丈ヶ岳へ

2012年08月01日 | 登山記録
相変わらず忙しい仕事の隙間を縫って、
避暑に南アルプスへ逃亡。(たった三日間ですが・・)

南アルプスはなぜか 若い山ガールも少ないちょっと前の
夏山でした。

7/28:大樺沢→八本歯コル→北岳山荘CS
7/29:北岳山荘CS→間の岳→三峰岳→仙塩尾根→仙丈ヶ岳→ビバーク
7/30:仙丈ヶ岳→大平山荘→北沢峠


仙丈山頂からの朝日が綺麗でした。


大樺沢は雪が多く、下りはアイゼンが必要です。


北岳山荘へのトラバースは花が綺麗でした


仙塩尾根途中から遙か遠くに仙丈を望む。二つ目のピークが伊那荒倉岳




◆2012年7月28日
自宅1:30-戸台口5:00
バス発5:30-北沢峠6:30
北沢峠7:00-広河原7:30
二股    9:45/9:55
八本歯コル 11:25/11:35
北岳山荘テント場 12:20

◆2012年7月29日
北岳山荘 3:35
中白根山 4:10
(日の出4:52)
間ノ岳  5:10/5:25
三峰岳  6:05
野呂川越 8:15/8:25
横川岳  9:00
高望池  10:07/10:45
(池下に水汲み&昼食)
伊那荒倉岳10:54
2755m    12:10/12:20
大仙丈ヶ岳 13:20/13:30
仙丈ヶ岳  14:05/14:15
某尾根ビバーク地



◆2012年7月30日
仙丈ヶ岳日の出 4:52
ビバーク地 6:00
馬ノ瀬ヒュッテ 6:55
大平小屋 8:30
北沢峠 8:50

梅雨間の南木曾岳

2012年07月04日 | 登山記録
7月1日 南木曾岳

大学時代の先輩と久方ぶりに山行を共にする。

これまた久しぶりに訪れる南木曾岳も相変わらず

立派なヒノキがあちこちにあって目を楽しませてくれる。

山頂からは目前に中央アルプスがみえ 山上焼き肉をたのしむ

楽しい山行であった。


新しくなっていた避難小屋


山頂部は笹と岩が点在する庭の様な景色だ


中アの山並みが綺麗に見えた



荒島岳(下山から)

2012年06月25日 | 登山記録
この日曜日は超久しぶりの 荒島岳

新しい登山道ができたというので下山から登り始めましたが・・・

30本弱もロープが設置してある 超急登と暑&湿気で

ヘロヘロになりました。 おまけに開拓したての道なので

クマ笹の切り株に足を取られてフラフラ・・。3時間半も掛かってバテバテで頂上に到着しました。

頂上はカドハラスキー場から登ってくる人・人・人で一杯でした。










能郷白山春山登山

2012年06月03日 | 登山記録
一旦スキーは終了したつもりだったが、天気次第ではまたどこかへ行きたい気分になった週末であったが
やはり天気予報は今ひとつで、近場(といってもかなり遠いが)の能郷白山に行くことにした。

この山かれこれ10年近くぶりであろうか・・。

能郷谷からアプローチとしたが、かつての駐車地よりかなり手前にゲートができていた。
ここから林道を1時間歩いてようやく登山道である。

緑濃い山を歩くのは久しぶりだ。おまけに登山道はいきなりの超急登である
登山口から前山までひたすら急登をぎゅんぎゅんと登るが、久しぶりの登山靴で
歩き方もぎこちない。

地面に合わせて足首や膝が左右に動く感じは、山スキーよりも負担が大きいような・・。

前山からは一旦標高を100mほど下げてまた200m登るので、暑さと相まって大変だ、

最後残雪を渡るとカタクリの花が一杯咲いていた。
そして目の前の頂上に立った。

ガスは切れたものの、遠くの山までは望めない天気であった。

夏山に戻って最初の苦痛はやはり下りだ。
おまけにこの急な下りは気が滅入る。
ひーひーいいながら、2時間ほど掛けて登山口へ戻り
さらに林道歩きを40分。

久しぶりに足が筋肉痛になりました。


6:40 駐車地 (400m)
7:40 登山道取付(720m)
8:20 林道交差(1020m)
9:30 前山(1480m)
10:25 能郷白山 (1600m) 11:25
12:15 前山
13:20 林道取り付き
14:05 駐車地

往復16km





頂上手前には残雪が


カタクリが一杯さいていた




スキーシーズン終了

2012年05月28日 | 登山記録




この週末は富士山須走口からのスキーとなった。
昨年に引き続いて最後のスキーは富士山である。

昨年と比べるとやや積雪が多い感じであるが、雪上となるのはやはり標高2300mからである。

最初歩き始めて雪が硬かったためアイゼン歩行としていたが、朝からやや気温が高めに感じたので途中からスキー装着に変える。

マッチャンはアイゼンつぼ足で直登するのでそれにあわせてジグをきりながら登って行く。

富士山は3000mを越えてからがいつもきつい。3500mからはまだかまだかと思いながらがんばって行くが、
雪面もアイシーになってきて最後の100mは スキーではいやらしい感じの登りであった。
BDのウィペットをダブルで持っていなければ気持ち悪いところだ。

頂上稜線は風がありいささか寒かった。 吉田口方面から続々と登ってくる登山者山スキーヤを見ながら昼食をのんびりととって
降りようとすると、外国の方が写真をとってくれという。 

足元を見るとアイゼンなしの登山靴である。以前きた時にも外国人がいたがやはりアイゼンなしであった。
先日の金環日食の時、そしてその後の遭難騒ぎと富士さんでの外国人の遭難も多くなっているようで、気をつけて下るよう
声をかけて下山を開始した。

頂上稜線から標高3400mくらいまではカリカリ斜面、その後は上にうっすらと雪がのった斜面となっていた。
中間部は丁度良い粗目斜面で 最後は重たい粗目となった。

今シーズンは仕事が忙しく休日もあわただしい感じで殆どスキーにいけなかったが
ゴールデンウィークからあとは結構色々と楽しめて それなりに満足のいくシーズンとなった。



---2012/5/27 行動時間----
駐車地出発 4:10 (2000m)
林道終了点 5:00 (2340m)
富士山稜線 9:50~11:45 (3700m)
林道終了点 12:35 (2340m)
駐車地到着 12:55 (2000m)



---昨年(2011/5/15)の行動時間----
駐車地出発 4:15 (2000m)
林道終了点 5:10 (2340m)
富士山稜線 9:55~11:50 (3700m)
林道終了点 12:40 (2340m)
駐車地到着 13:10 (2000m)

・・・昨年の記録と比べて見ると、行動時間は全く同じですなあ・・



弓折岳山スキー

2012年05月14日 | 登山記録

絶好の快晴のもと、残りわずかなスキーの為 弓折岳へ行ってきやした。
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天気は絶好調、人は皆無、展望はビューティホー。
弓折岳は初めての山スキー訪問でしたが、
新穂高から近くて、展望が良く、滑りが面白いので 目からウロコでした。

雪はワサビ平小屋先からようやく出てきますが、スキー装着は秩父沢へ
入ってからになります。

林道は所々ナダレ後デブリが有るので自転車は殆ど使えませんね。


駐車地出発  4:00
ワサビ平小屋 5:20
秩父沢入口  6:00
鏡平分岐   8:00
大ノマ乗越  9:05/9:20
弓折岳    9:45/11:25
秩父沢入口  12:28(スキー終了)
駐車地帰着  14:02

往復19km



天気も良くって最高でやす!




頂上からは、支尾根を滑って降りました


渓谷下部から中間部はデブリランドが多かったです。


大ノマ乗越からは少し堅い斜面が続きました、


頂上からは気持ちよい尾根が鏡平道まで続いていました。


穂高をバックに滑る

三田原山-2012/5/1

2012年05月04日 | 登山記録
5/1 笹ヶ峰ー三田原山ー笹ヶ峰 (天気:ガス時々はれ)

天気予報では5/2からは崩れる予報である、なのでこの日をGW前半の最終日とすること
にした。 乙妻山という選択肢もあったが、何回か行ったこともあるし帰路を考え、
まだ行ったことの無い三田原山へ行くことに。

時間的にも余裕なので、朝ものんびりと出発。
最初は緩い林を池ノ峰の際沿いに登ってゆき、標高1500m付近から細い谷へ入って
ゆく。予定ではこの谷を標高1850m付近まで詰める予定であったが、1550mで
谷が分岐していたところを右に取ってしまった結果、尾根へ乗り上げてしまった。
とはいえ尾根でも特に問題となりそうな箇所はなくそのまま1850mまで登り、
そこから谷を越え反対側の尾根へ取り付いた。
しばらく針葉樹帯が続いたがそれを抜けるとすばらしい広葉樹の疎林にでた。ここから先
2300m稜線までずっと疎林の気持ちよい斜面がつづいた。斜度も約25度程度と
滑るにはちょうど良い斜面である。実際多くのシュプールがあった。登るにつれ、黒姫や
乙妻など周囲の山々が広がり、快晴の中登ればどんなに気持ちよいことか。 今日の天気
は晴れ予報であるが、確かに下は晴れていたが上部稜線付近はガスにずっと覆われている。
登るにつれだんだんガスの中にはいってきて、2300m稜線に達するとガス&強風とな
った。この稜線から三田原山へは外輪山の稜線を辿って行くが、やはりアップダウンの
ある稜線でシールのまま我慢の歩きで三田原山へ到着。 途中の稜線からこの山まで
片側は雪庇がすごいので注意が必要だ。 三田原山の頂上はだだっ広い頂上であるが
ガスって居るのでよくわからん。昼食を取るにも寒そうだし、妙高山も見えないので
すぐに来た道を帰ることにした。 またもやシールのまま2300m稜線を目指して
戻って行くと途中で3人組の双眼鏡を持ったパーティーに出会う。聞くと雷鳥の調査を
しているとのことで、火打で見られる雷鳥が30羽であるがそれだけの数で集団を維持で
きるのは困難なはずなのでどこか外にも生息地点が有るはずとみて、この三田原山を
調査しているとのこと。 お仕事とはいえお金をもらって山に登れるのが少しうらやま
しい気がした。 

2300m稜線に戻ってもまだガスも切れず風も強いので下に下がることにした。
100mも下ると視界も広がり風も弱まったのでここで休憩とした。
なんだかんだいっても妙高エリアは日本で一番雪の多いところで 安心して楽しめる感じ
ですね。 ブッシュといっても鈴鹿や奥美濃とは比べ物にならないほどの物だし
ここで遊べるのは幸せだな~と思いつつお昼にパクツいた。

昼食を取ったあとは気持ちよいツリーランを1850mまで楽しみその後小沢に入り
振り子状滑りで一気に駐車地まで戻った。

このコース短いながらも、晴れていたらスッキリした滑りの楽しめる良コースと思いました。

池ノ峰下 5:35発
谷入り口 6:20
小谷離れ 7:50
2300稜線 9:20
三田原山 10:00
稜線   10:45
2200m休憩10:50/11:55
池ノ峰下 12:55着


広い平原を歩き出す


天狗原山は広い山頂


展望をあきらめて頂上から戻る


時折妙高山がおでまし


大倉乗越もちらりと


標高2200mでようやくほっと一息 黒姫を眺めながらランチタイム


気持ちよい疎林をマッチャンがとばす


1550mの谷分岐は左を取るのが正解でした

天狗原山・金山-2012/4/30 

2012年05月03日 | 登山記録
4/30 笹ヶ峰ー天狗原山ー金山ー天狗原山ー笹ヶ峰 (天気:曇り)

天狗原山・金山は、ひときわ目立つ真白な山で、今までから気になる存在であった。
しかしながら記録を読んだりしていると真川あたりの状態が厳しい場合がありそうでアプローチの遠さと
あいまって行きそびれていた山ではあった。 しかしやはり未踏の山は気になる。まだ
山の疲れも無い
今回行くしか無いだろう。というわけで笹ヶ峰の駐車場から出かけることとした。

記録では金山から裏金山谷を滑っているのも多いが、雪の状態が不安なのと、安全を考え
往復の予定だ。

駐車場から除雪された林道を黒沢出合まで4分ほど車で移動していざスタート。
途中までは下り気味の林道なのでスキーを滑らしてゆくが 途中からシールを装着。
一箇所だけ雪が切れていて板を外さねばならない場所があった。
雪の乗った杉野沢橋で真川を渡り右岸に移る。 雪が多くスノーブリッジでつながって
いる場合には左岸通しで滝沢出合までゆけるそうだが今回はだめだ。

滝沢手前で一箇所高巻きを迫られる場所があり、板を付けたまま40mほどの高巻きを
する。高巻きを終え下に降りるとファイントラックのビックテントでベースを張っている
パーティーがいた。 天狗原山への状況を聞いてみるが、昨日来たばかりでまだ登って
おらず今日行くかどうか思案中とのこと。それでも取付の尾根の情報を得ることができた。
「坪足で登らざるを得ず、上部にはスリングが会って一部バーチカルになってる感じ」
との説明を聞き、少し不安がよぎる。

ここで板は外してアイゼンに履き替えた。左に滝沢をみて真正面の尾根をいきなり
登ってゆく、聞いていたスリングは1427台地への最後の雪壁状の木の枝に取付てあ
った。確かに2mほどの雪壁で登りにくい。こういう時にブラックダイアモンドのスト
ック(ウィペットセルフアレスト)が頼りになります。両手でダブルアックスしながら
足を蹴りこんで安全に台地へ登りきった。 ふーっ、これで一応一つの核心部は越えた
感じだ。

台地から小さな沢の中へ入り登り詰めると1701の稜線にでた。ここでようやく
天狗原山がおでました。 この先の稜線もいささかのアップダウンがありそれをこなして
登って行く。1849m付近まで来ると天狗原山へ取り付く尾根の状況がはっきり見えてきた。
1950m付近から2000m付近は細めの尾根で雪庇状となっていて、そこから先は
雪の急な尾根となっている、その急斜面の上部に雪の割れ目が2箇所ほどありそこが
うまく越えられるかどうか気持ちが少しざわつく

1950m~2000m付近稜線は狭目の尾根となっていて所々雪面にヒビが入っていた。
そうしていよいよ核心の斜面にはいる。斜度は約30度、雪は少し柔らかめなので何とか
行けるだろう。途中の雪割れ部をのぞき込むと笹が見えていて、全体がズッてしまうのを
想像するとちとビビル。 一箇所割れた雪の上を横断して行かねばならない場所があり
慎重に横断。そうして急斜面をじわりじわりと登っていった。

途中、目の前の谷間をカモシカ君が横切っていった。あの体で良く雪の上を走れるもんだ。
急な斜面は約30分ほどで終わりようやく稜線にでてホットする。
ここから天狗原山頂上は目の鼻の先だ。15分ほどで頂上に到着すると、金山がおいでおいで
と誘っていたので、ザックをデポして金山へ向かう。一旦80mほど下って緩やかに
登って行くと、一張りのテントが金山手前に張ってあった。10時30分金山到着。
長らく来たかった山であったので感慨ひとしおである。頂上からはいつもと違った火打
焼山の様子がのぞめ、焼山は目と鼻の先にみえた。 

展望を楽しんだあと天狗原山に戻り昼食だ。今日は曇りではあるが展望は結構あるので
まあいいかと昼食を食べはじめると、急に乙妻の山の方の空が黒くなってきた。しばら
くすると雨粒がぽつりぽつり。 いやだね~・・と思っていると、ピカッツとイナズマが
乙妻と天狗原山の間の谷へ走る。 ギャッ!いやな感じ~。この頂上、木は一本も無く
突出物はあたしたちだけ。雷が移動して来ないことを祈って、斜面にできるだけ平行に
体を寝かせつつ、天気よ収まれと祈る・・。しばらくするとようやく黒雲は薄れ、普通の
雲に変わっていった・・。 こうなれば頂上に長居するまでもない。そそくさと板を装着
し、下山に掛かる。

登りで腐心した頂上直下の急斜面もスキーで滑るには快適快適。 調子良く滑って行くと
1720m付近で尾根を危うく間違えそうになった。危ない危ない。
1701mから先は谷を快適に滑り降り、例の1427台地で板を外し、また坪足で
急斜面の尾根を降りていった。滝沢出合いには朝のパーティーの姿はなく、結局今日は
僕ら二人の天狗原山となった。 高巻きを終え、これで今日の仕事も一段落、ティータイ
ムをまったりととってまた林道を黒沢出合いへ向けて帰った。

真白き山天狗原山、金山に登れて満足な一日だった。


黒沢出合 4:25
杉野沢橋 5:20
滝沢出合 6:10
1701m稜線 7:40
1849m   8:40
稜線   9:40
天狗原山 9:55
金山   10:35
天狗原山 11:00/11:50
1701m稜線12:35
滝沢出合 13:10
真川ティータイム 13:30/14:00
黒沢出合 15:05


杉野沢橋~天狗原山・金山


1701稜線へ向けて登る


稜線に出ると焼山、火打がみえてくる


いくつかのアップダウンを越えた先に山が見える


2000m付近からみる天狗原山稜線直下の急斜面  斜度は約30度


カモシカ君が走って行く


稜線に出て天狗原山へ向かう


イエーイ! 金山でぁ~


雨飾山が下に見える


金山山頂部


天狗原山へ帰りませう


天狗原山山頂 (80mの登り有り)