平日の仕事が忙しく十分な準備もできないまま梅雨明けを迎えた。
週末は好天模様だったがが金曜日に出張仕事が入り帰宅時間が見えないため
近場セレクトにて白山となった。
市ノ瀬からバスにて別当出合いへ。さすがに夏休み入りとあり登山客で大賑わい。
別当出合いから久しぶりの縦走荷物を背負い南竜ヶ馬場を目指す。
5月には屋根まで雪に覆われていた甚の助ヒュッテも この2ヶ月ですっかり雪も消えすべてが
露出しているのを感慨深くみてさらに歩みを進める。
南竜へは3時間あまりで到着。
今日はBBQ宴会の予定なので午前中からテント場で焼肉と酒をのみつつだらだらとするという
非日常の贅沢を味わう。
今年の南竜のテント場手前には今まで見たことの無い雪渓が残っていた。
どうやら今年は雪解けがかなり遅い模様である。
テント場はというと若い人のテント泊も増えていて最近のトレンドである「ソロテント人数分張り」が
多いせいか、テント場もかなりの数のテントで埋め尽くされていた。
翌日、白山釈迦経由で降りようと考えていたが朝起きると空に怪しげな雲が広がってきていたため予定を変更し
別山経由でチブリ尾根を降りることに。
油坂から別山までの尾根沿いはコザクラとニッコウキスゲが咲き乱れる花の楽園になっていた。
別山に到着すると三の峰からの登山者が数名来頂、14名が避難小屋で宿泊したそうな。
山頂からは雲海と高曇りの間に北アルプスと乗鞍、御岳の山並みが遠めに見えていた。
高曇りであるが頂上ははれていそうだ。
別山を後にチブリ尾根を降りると、次から次へとバラバラと高校生が登ってくる。
朝早いのでチブリの避難小屋にでも宿泊したのかと思ったが聞いてみるとなんと昨晩11時に出発して
夜通し歩いてきたそうだ。避難小屋で仮眠休憩したとはいえ夜に素人の高校生を歩かせるのもどうかと思った。
すれ違いざま、一人の子が「この先水場はどこにありますか?」と聞くので「この先水場は無いよ」と答えると、
その子は水も尽きた様子でがっくりとした表情をした・・なので手持ちの2Lの水のうち1Lをあげげた。
山に夜から登り最後は水も無くなった登山の経験は彼に強烈な印象を残しただろうね。
彼のその後はどうだったろうか・・少し気がかりになりつつ山を下りた。