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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

言葉の持つ力(2)

2011-04-20 01:13:21 | 日記
 Jリーグが大物の外国人選手を獲得できない背景には、資金だけでなくこの言葉
の問題も含まれているかもしれません。

 南米の選手が今も昔も欧州、特に南欧に憧れを抱くのは、宗教や生活習慣だけでなく
街並みから食事に至るまで、大きな

 「変化」

 を感じることが無い為です。

 つまり母国にいた時とほぼ変わらない生活が、現地でも保障されている。

 すぐに結果を出さなければクビいなるかもしれない彼らからすれば、環境の変化の
少なさは大きなメリットになるはずです。

 観光ではこの「変化」を知る事が大きな目的になりますが、仕事であれば単なる

 「ストレス」

 にしかなりません。

 また外国語を読み方は異なっても、同じ綴りの場合もありますね。

 例えば「Arena」は英語では「アリーナ」ですが、オランダでは「アレナ」と発音
しますが、スペルに変わりはありません。

 僕たちも屋内体育館を「アリーナ」と呼びますが、韓国、中国では当然読み方は異なる
と思います。

 つまりアジアで話されている言語はそれぞれが独立していて、体系的に繋がる部分が殆ど
見当たりません。

 ですので当たり前のように考えている、ブラジル、韓国の選手達は日々日本の慣習に慣れ
ようと努力しているわけで、僕らはそれを当然と受け止めるのではなく

 「上達したね」
 「よくやっているね」

 と労う気持ちを持って接するべきではないでしょうか。

 アジアと欧州、南米では異なる点の方が多いですし、何より外国籍の選手の方が目立つ
わけですから、僕らがほんの些細な問題と考えても、彼らかすれば大きな問題という時も
あるはずですから。
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