2007年、中村俊輔がスコットランドで最優秀選手賞を受賞した時、日本サッカーは大きな感銘を受けました。
伝統国スコットランドの地で、日本代表選手が表彰されるときがくるなど、到底思えませんでしたから。
そして時代は流れ、日本代表選手たちが脅威に感じるのは、
ベルギーやスコットランドでプレイしても、これ以上成長は見込めない
一時でも早く、ブンデスリーガやセリエAなど、もっと強いリーグに行きたい
と、中堅国でのプレイに「物足りない」と、断固とした判断を下すことです。
選手の熱意がこれだけ成長したのは、多くの先駆者たちが必死に戦い、道路を完備してくれたおかげであり、その道を再度彼らが整備して、移籍しやすい形を形成しているわけですね。
韓国代表が日本代表のようにいかないのは、
エリート主義の側面が強い
日本と比較して、育成の土台となるアマチュアの数が圧倒的に足りていない
ためでしょうか。
韓国や中国の関係者は、欧州クラブがJ1だけでなく、J2とJ3というプロカテゴリー、そして大学リーグにもスカウトを派遣し、選手を獲得(Jクラブからすれば、さらわれている印象かもしれません)していることに、大きな脅威を抱いています。
逆に日本ではアジア枠で近年目立った活躍がないと思いますし、東南アジアルートは継続するのか、別の考えがあるのか移籍に関しては難しい局面のように見えますね。
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