脚本家ナンシー・マイヤーズが手掛けた「恋愛適齢期」
128分の映画ですが、主演のジャック・ニコルソンとダイアン・キートンの掛け合いも含め、台詞、演出共に無駄がなく、夢中になってしまう作品です。
簡単に言いますと「テンポ」がいいんですね。
中だるみになる要素がない、小難しい台詞がなく(必要な映画があることも承知していますよ)、笑える箇所もある、ナンシー・マイヤーズの作品が人気なのもうなずける内容ですよ。
プロサッカーもそうですね。
審判の判定が厳しく、笛が鳴る頻度が高い
選手のラフプレイが理由で、試合が幾度も中断する
フリーキックの壁の作り、GKの長いボール保持など無暗に流れる時間
これらが試合のテンポを落としてしまう事、多々あります。
Jリーグも欧州サッカーの展開を参考に、審判の笛、つまり基準を2025シーズンから改めていますが、選手の反応は良いと聞きました。
それだけプレイング・タイムが長ければ、観客も中弛みしない形でサッカーに集中できますね。
ただ、それ以外の要素もあります。
2014年ワールドカップ、日本代表対ギリシャ代表のように退場選手が出たため、ギリシャ代表が引いた形で陣取る展開がそうでしたし、日本代表も得点は奪えていません。
また3-4-1-2と3-4-1-2、4-4-2と4-4-2、つまりミラーマッチは相手の長所をつぶすことが多く、展開が単調になりますから。
映画もプロサッカーも、中身が濃い時はそれだけテンポが良いと思うべきでしょうか。
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