NFLプロボウルとNBAオールスター。
ファンが見たい、と思える選手として認知されていることは、当然選手からしても喜ばしい出来事です。
1993年、ナイキはマイケル・ジョーダンに支給するエアー・ジョーダン8の新色「アクア」をオールスターゲームで公表し、現在もその流れが受け継がれています。
プロボウルはオフシーズンのため、辞退する選手もいますが、その顔触れは豪華ですよね。
ただ、サッカーにはそもそもオールスターの概念がなく、
代表はどの国でもオールスターではない
人気選手、外見の良い選手ではなく、勝利という「任務」を遂行できる選手が評価される
という点では、趣がことなりますが。
フランス代表ならば、過去
クロード・マケレレ チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリードなどに在籍
エヌゴロ・カンテ レスター・シティ、ギャンガン、チェルシーなどの在籍
という地味な選手が代表で重宝されたのは、人気面ではあなくイビチャ・オシムのいう「水を運ぶ人」だったためです。
日本代表ならば遠藤航のように、対人マークに強みを持つ選手のすごみは、エキスパートは近い出来ても、観戦を始めて日が浅いファンにはなかなか意図がわかりませんね。
だからこそオールスターのような、派手はプレイや予測不可能なプレイよりも
代表はあくまで実直なプレイが不可欠
みっともなくて必要なことは勝ち点3を掴むこと
を目標にできる選手のみで構成される、露言う点でしょうか。