goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イングランドはマイボールを大事にしない?

2011-09-30 01:13:37 | 日記
 以前日本の雑誌で

 「イングランドはどうしてマイボールを大切にしないのだろう?」

 という記事を読んだ事があります。

 近年イングランドも伝統の「キック・アンド・ラッシュ」から、コンチネンタル型に
近づいたサッカーを展開していますが、マイボールを大切にしたくても
 
 「出来なかった」

 というのが言い分だと思います。

 今ほど環境が整っていない時代、イングランドが勝利するには、

 「体格の優位性」
 「ロングボール、アーリークロスの多様」

 に主観が置かれました。

 サッカーは欧州では冬にスポーツの代名詞。しかしピッチは雪に覆われ、土の場合は
水を含んで重く、足許のボールを操ることだけでも困難です。

 ならば解決策として

 「奪ったボールをすぐにFWに渡そう。」

 という案が浮かばない方が不思議です。

 スコットランドやイングランドの地方クラブが、今でもロングボールに頼るのは、当時
の名残であり、ファンがそれを望んでいるためだと考えられます。

 バルセロナや全盛のアーセナルように、巧みなパスワークで相手を追い詰めるサッカーは
その資質に見合った選手を集める所から始めます。

 しかしキック・アンド・ラッシュは、体格に優れた選手、精度の高いボールを蹴れる選手
がいれば、形は作れます。

 言い換えればそれは

 「資金」

 の差であり、環境の差でもあります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グアルディオラ、ダウンを着... | トップ | 清武、代表を離脱か »

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

日記」カテゴリの最新記事