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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて感じるユナイテッドの低迷

2022-04-27 20:16:07 | 日記
 一昨日購入した集英社文庫「ストーム・ブレイカー」

 主人公である14歳の少年アレックスは、本来フェリックスと名乗らねばならない債、習慣で本名を名乗ってしまいます。

 しかし彼は機転をきかせて

 「友人は皆僕をアレックスと呼ぶんですよ」
 「僕はマンチェスター・ユナイテッドの大ファンで、アレックス・ファーガソンにあやかっているんです」

 と語り、ピンチを切り抜けます。(114ページ参照)

 この翻訳が登場したのは2007年ですから、本国英国では恐らく2004年から5年ごろに出版されたのではないでしょうか。

 2004年 アーセナルが今も語り継がれる無敗優勝を成しとげる
 2005年 リバプールが欧州王者に輝く
 2006年 チェルシーがホゼ・モウリーニョ指揮の下、リーグ2連覇を果たす

 この当時は他のクラブもファンをおおいに沸かせたものですが、やはりユナイテッドの突出した存在感は格別でした。

 だからこそ現在の成績と田光さん去る監督交代に、ファンはため息をつくのでしょうが、それはほんの2季前までリバプールファンの光景でしたし、チェルシーは2005年にリーグ優勝するまで、50年の歳月を費やしています。

 逆に言いますと、バイエルン・ミュンヘンのブンデスリーガは

 1・彼らが突出しすぎているのか、他のクラブにもっとやりようがなかったのか
 2・プレミアの方が依然、すばらしい競争力を持つ

 事を証明しています。

 ただ現在ならな作者のアンソニー・ホロヴィッツは、物語の題材にユナイテッドではなく、シティ化リバプールを選ぶのではなかろうか、と読みながら考えた次第です。

 小説にもサッカーはアクセントをつけることができますからね。
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