塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手ファーストの感覚から

2021-01-31 21:10:36 | 日記
 もしコンフェデレーションズ・カップが2017年で廃止になっていなければ、今夏行われたでしょうか。

 コロナ・ウイルスの余波が止まる気配はなく、2020年から今期にスライドした二つの大きな大会

 サッカー欧州選手権2020
 東京五輪と東京パラリンピック

 がありますから、仮にコンフェデレージョンズ・カップが継続されていたとしても、今季の開催はなかったように思います。

 日本代表のように、欧州と南米と真正面から対戦できる貴重大会とされてきたコンフェデレーションズ・カップ。

 しかし、日本代表がコパ・アメリカに招待たれ、現地で真剣勝負ができた2019年はともかく、2017年大会は1・5軍のドイツ代表が圧倒的優位のまま優勝してしまいました。

 ワールドカップの開催準備の意味合いも大きい
 アジア、オセアニアの代表にとって貴重

 という声よりもむしろ

 「選手たちが休む暇がない」
 「FIFAの金もうけ、UEFAに対抗しているだけ」

 というマイナスの声が近年は大きかったように思います。

 ちなみにコパ・リベルタドーレスがサントス対パルメイラスという、ブラジルの老舗同士で優勝を争います。

 クラブ・ワールドカップで南米クラブですら優勝は困難であり、欧州優位が全く揺るがないにもかかわらず

 「スーパー・クラブワールドカップ」
 「スーパー・チャンピオンズリーグ」

 など、より選手の肉体と精神を酷使するような大会を展望するFIFAとUEFA。

 それだけお互いの主義主張が迷惑であり、眼の上のたんこぶなのでしょうか。

 サッカーはまず選手が健全な肉体を維持しない限り、どんな大会も発展はしないでしょう。

 東京五輪で選手ファーストと言う言葉が用いられますが、現在のサッカーはこの点が掛けているように見えるのです。
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