僕が高校時代在籍していた卓球部。
ラケットに用いるラバーは、当時ペンホルダーの僕は1枚、シェイクハンドの選手は2枚、それぞれ接着剤で貼っていたのですが、ある時その接着剤が問題になりました。
実は成分の中に、ラバーの反発力を高める成分が含まれているというのです。
つまり、その成分入りの接着剤とそうでない接着剤では
ピンポン玉の回転数や反発力に大きな差がある
そのため、成分を見極めて使用する形に変化
というものでした。
1994年、アディダスがワールドカップ94に向け、自社の威信をかけて開発、投入したのが名品「プレデター」です。
甲に突起をつけること
その突起が、ボールに大きな回転を威力を与える
という発想は、プーマやディアドラという老舗にもなく、ナイキは現在のような位置づけではなく、アディダスのすごさが目立つ結果でした。
ただ、皮肉にも
最優秀選手はブラジル代表のロマーリオで、ナイキを愛用
一番印象に残った選手は、イタリア代表のロベルト・バッジョで、ディアドラの顔として有名
であり、ドイツ代表は8強で敗北してしまいます。
FIFAがアディダスの開発について、異議を唱えなかったのは、それがドーピングではなく「技術革新」のためだったのでしょうか。
そしてプレデターは今でもアディダスの代名詞しとして人気がありますよね。
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