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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

コスタリカ代表、アディダスとの新契約が公開

2023-02-03 21:54:06 | 日記
 2022年までコスタリカ代表はニューバランスと契約していましたが、今季よりアディダスとの契約がスタートします。(専門サイトユニ11を参照)


 カタール・ワールドカップにおいて日本代表はコスタリカ代表に0-1で敗れたわけですが、出場32か国の中で唯一ニューバランスと契約していたのが同国でした。


 本社のある米国では、初戦のスペイン代表に0-7で完敗したことで暗い雰囲気が漂ったかもしれませんが、少なくとも日本代表に勝利したことで勝ち点3を得ることが出来ましたね。


 アディダスは今季よりイタリア代表との新契約と共に、コスタリカ代表との新契約も始まる、というわけです。


 一方でニューバランスは契約国を一つ失うわけですが、アイルランド代表との契約もずいぶん前に終えていますので、めぼしい代表との契約が今後新しいテーマに浮上したのではないでしょうか。


 大リーグと日本プロ野球では、ニューバランスのスパイクを履く選手が目立ちはじめており、少なくとも日本と北米ではワールド・ベースボールクラシックの話題が必須でしょうから、テレビ画面に注意するファンが多いと思います。


 ニューバランスはNBAスポンサーですから、米国本国での露出はナイキやアディダスと比べることはできないにしても、一定数以上の展開がされているのではないでしょうか。

 
 陸上競技ではブルックスやサッカーニーが競合でしたが、最近では「ホカ」のような新しい競合も出現しています。


 その一方で何となくサッカーの展開があいまいになってきたようにも見えますが、今は野球や陸上という得意分野に注視する、という時期なのかもしれませんね。
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刷新時期の難しさ

2023-02-03 21:33:05 | 日記
 グッチの陣頭指揮を任されていたアレッサンドロ・ミケーレ。

 彼がその職を2022年11月に退任していたことを今知りました。


 例えばディオールならば過去、イブ・サンローランにエディ・スリマン、ラフ・クリス・ヴァン・アッシュがデザイナーとして指名され、現在はキム・ジョーンズと契約し、2年間契約でパリ・サンジェルマン公式スーツを提供しています。

 
 ラフ・シモンズはブランドの停止を発表しましたが、彼のような著名人でもディオール就任の際

 
 「彼は既製服しか手掛けた実績しかない」
 「そして手がけるのは女性服だ」


 と懐疑的視点でみられていたものです。


 メゾン・マルジェラはジョン・ガリアーノ
 セリーヌはエディ・スリマン
 ブルックス・ブラザースはマイケル・バスティアン


 というように、老舗もデザイナーを招聘することで過去の名作に再度光を当て、同時に新しい概念を生む要因を作っています。

 
 ジョルジオ・アルマーニのように自分で産み落としたブランドの最前線に立ち続けることは、本当にすごい事なのですね。


 マンチェスター・ユナイテッドにおけるアレックス・ファーガソンも、長期政権を築く中で(つまり自分が去らないこと)を意識し、懸命にクラブの舵取りを行ってきました。


 意見の相違があれば、ロイ・キーンのような主将でも移籍させる
 当然ヤープ・スタムのように、自伝執筆で自分を批判した人間も移籍させる
 センターフォワードのアラン・スミスを、センター・ミッドフィルダーへコンバート


 などはその一例と言えます。


 逆に言いますと、このファーガソン政権が長く続き「すぎた」事が、現在の混乱につながっていることが皮肉なのですね。


 案外指揮官は好成績を残している段階で、契約について話し合い新監督を招聘するくらいの勢いがある方が、将来的には良い兆候なのかもしれません。
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地方は都市部よりも安全だろうか

2023-02-03 21:20:56 | 日記
 高野秀行と清水克行の対談形式で構成される集英社文庫「世界の辺境とハードボイルド室町時代」を購入しました。


 この対談によれば、都市よりも辺鄙な区画の方が治安が保たれている、それは住民同士が顔をしりつくしているために、無駄な犯罪が起きないためとあります。


 極端な比較ですが、東京都の都市と僕の住む千曲市では、当然人口比率が異なりますし、富豪や名家の存在も比較にならないことは確かですが、お見知りだからこそ悪意ある行動が制限される、という側面はあるのでしょう。


 ただサッカーではその点があてはまらないのではいか、と感じます。


 中村俊輔は2022年秋から3シーズン、イタリアのレッジーナで暮らしましたが、クラブのある南部「レッジョ・カラブリア」は、南部最大の都市ナポリも含めて大きな産業がありません。


 シチリア島はオリーブオイル
 ナポリは仕立服


 で知られていますが、南部の多くではトリノやミラノに移住し、働くことが多い、その情景が描かれているのが「ニューシネマ・パラダイス」であり、主人公のトトの成長とともに南部の生活が確認できます。


 映画の中で最高の娯楽は「映画」でした。


 現在ではそれがカルチョとなり、勝利すれば最高の憂さ晴らしであり、敗れた瞬間うだつの上がらない自分、暮らしが貧しい積年の恨みが選手と監督へ向けて発砲されるわけです。


 これは一例ですし、フランスでは2013年にモンペリエ、イングランドでは2016年のレスター・シティが優勝し、翌年のUEFAチャンピオンズ・リーグに出場しました。


 ただ、これらの例は例外的だからこそ金字塔であるわけで、マルセイユのように車の破壊や投石など、選手は時に命をかけて都市のために戦う必要が発生します。
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