塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中国リーグの規約改定を聞いて

2021-02-20 21:32:18 | 日記
 中国リーグがクラブ名に企業名を入れることを認めないという通達し、各クラブの名称が大きく変更しています。

 (専門サイト ユニ11より)

 発足当時のプロ野球は、、企業の宣伝媒体の意味合いが現在よりも非常に強く、読売巨人軍の「読売」が読売新聞、阪神タイガースの「阪神」が阪神電鉄であることは、よく知られています。

 東京ヤクルト・スワローズ
 埼玉西武ライオンズ
 千葉ロッテ・マリーンズ

 というように、起業と都市、もしくは県名にニックネームを加えた形が多くなったのは、ある意味折衷案ではあるのでしょう。

 憶測の域を出ない話で申し訳ないのですが、むかしスワローズに入団が決まった外国籍選手が

 「ヤクルトという都市が地図に見あたらないぞ」
 「どこにあるんだろうか」

 と疑問に感じたこがあったと聞きましたが。

 だからこそ後進となったJリーグは、企業系をクラブ名に入れることを潔しとしませんでしたし、そればBリーグにも受け継がれています。

 「琉球」ゴールデンキングス
 「信州」ブレイブ・ウオリアーズ

 のように、県名ではなく総称を求めたクラブがあることもBリーグの特徴かもしれません。

 欧州でもブンデスリーガにはレバークーゼン、エールディビジではPSVというように親企業が色濃く感じられるクラブがあることは確かですが、基本は明らかに少数です。

 今後、日本のスポーツも企業の業績によって運営費の削減、最悪休部になるのではなく、Jリーグ、Bリーグのように地域により根差す形での運営が求めれれるに違いありません。

 スポーツは人間が人間として生きていることを実感できる貴重な時間であり、それをコストカットという理由で追い詰めることは、もう止めた方が良いに決まっています。
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乱獲は案外難しいものです

2021-02-20 21:06:15 | 日記
 ファッションの世界では、カラー・バリエーションが求められます。

 例えば服装で一番大事な点は、靴に投資し丁寧に愛用することは洋の東西問わず不文律ですよね。

 それはサッカー・スパイクも同様で、だからこそプロの用具係「ホペイロ」の登場になります。

 ただ、カラー・バリエーションや着回しを考慮するあまり、品物を乱獲しても意味は無いように感じませんか。

 例えばスニーカーの代名詞である「コンバース」

 コンバースと言えば誰もが連想する「オールスター」ですが、実はオールスターほど買うのが難しい靴はそうないと思います。

 何故かと言いますと

 1・どこの靴屋でも購入できる、アジア生産の通常品
 2・限られた店舗で扱っている、日本製のオールスター(久留米のムーンスタ―が製造しています)
 3・日本企画のアディクトとタイムライン
 4・米国流通ではあるが、日本でも購入可能なCT70

 他にもオールスター100、オールスター・ゴアテクスなど、その種類、色彩は膨大であり、コンバースを買おうと考えるのはまず予算だけでなく、店舗の規模や色彩も考えねばなりません。

 冒頭のカラーバリエーションや着回しを念頭に置くと「1」が相当すると思いますが、これが難しいのです。

 アジア生産のオールスターは、かつての米国生産を踏襲しているにもかかわらず、その履き心地は固くて疲れてしまいます。

 ならば数足を揃えるのではなく、クッションが良く丁寧なつくりの「2」から「4」の方が、むしろ良い買い物とも言えます。

 ちなみに僕はかつての米国製を2足所持していますい、近所の古着屋で90年代のオールスターが僕の小遣いでも購入可能な価格で売られているので、検討中なのです。

 それだけ物を買うことは難しいwかえですね。

 サッカーでも小規模クラブがこのジレンマを常に抱えます。

 予算はない
 だが選手をそろえなければ、交代要員や怪我人が出た際に間に合わない
 従ってレンタルを軸に、選手を一気に乱獲する
 しかし、烏合の衆に陥ることが多く、そもそも指揮官はそんな大所帯を希望していない

 など、マイナス面が強いのです。

 レアルもスターを乱獲してきましたが、それはレアルが「資本」を持っているためです。

 サッカーでも実生活でも、それだけお金の使い方は工夫次第、ということでしょうか。
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内田篤人がテレビに引っ張りだこの理由を探って

2021-02-20 20:56:13 | 日記
 先ほど、「炎の体育会TV」に内田篤人が登場し、極上海鮮丼をほお張りました。

 夕飯を食べながら彼がアトラクションに取り組む姿を見て感じたことに

 「どうして内田篤人は、ここまでテレビ業界から評判が良いのだろうか」

 という点でした。

 番組内でも2017年のイケメン・アスリートランキングで首位を勝ち取った、と紹介されましたが、顔が良いのは万人が認めるところですし、妻と子供を疎かにしていない点も好感が持てます。

 また鹿島アントラーズでリーグ3連覇、シャルケでレギュラーを張り続け、ワールドカップ2014では獅子奮迅の活躍、というようにその実績が群を抜いている点もあるでしょう。

 既に代表コーチとして後進と触れている点もそうですが

 内田篤人は素直である
 だからこそ、万人が彼の言葉に耳を傾ける
 そしてその発言には重みがある

 この3点が彼の長所と感じます。

 人間だれしも、特に僕はそうなのですが心に「屈託」を抱えてています。

 彼もにんげんですから、アントラーズの屋台骨になれていないこと、怪我があまりにも多くリハビリに費やす時間が増加していること、ウニオン・ベルリンへに移籍。

 屈託を抱えたまま過ごす日々は当然あったに違いありません。

 ただ、彼はその屈託を(僕とは異なり)全く表情に出さす、同時に自分の事よりも周囲を観察し、今どんな言葉、態度で接すればよいのか、瞬時に判別がつく。

 小気味よいほど爽やかなんですよね。

 今、トシヤさんが欧州で監督となるべく奮闘していますが、内田のように既に代表コーチの経験があることは、異例ですが今後是非装荷してほしい形でもあります。

 今、日本サッカーは選手、そしてポルティモンセやシントトロイデンのような、日系資本が運営するクラブがあるなど成長していますが、指揮官はまだ欧州から声がかかりません。

 今後、内田のように引退した選手がどう海外と国内を疾走するか。

 この点を注目したいと思います。
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