塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

4部降格から1部優勝へ歩むグラスゴー・レインジャーズ

2021-02-27 20:04:14 | 日記
 今「ナンバーウエブ」を閲覧し、破産から立ち直ったグラスゴー・レインジャーズと指揮官、スティーブン・ジェラードに関するコラムを閲覧しました。

 過去30年のSPL優勝クラブはレインジャースかセルティックのいずれかであり、例外的なのは1984-85シーズンのアバディーンだけだそうです。

 ちなみにコラムでは言及していませんが、このときアバディーンのベンチに腰かけていたのは、サー・アレックス・ファーガソンだったはずです。

 ちなみに一時期、ハーツの勢いが2強を崩すのではないかと目されましたが、そうはなりませんでした。

 また1993年、浦和レッズが開幕に向けて補強したアルゼンチン代表FWフェレイラは、SPLのダンディー・ユナイテッドから移籍したんですよ。

 ちなみにその9年後、ワールドカップ2002にエントリーしたアルゼンチン代表のクラウディオ・カニーヒア。

 35歳でのエントリー
 前年のワールドユースMVP、ハヴィエル・サビオラを蹴落としての招集
 
 という形でも大きな話題になりました。

 そのカニーヒアは当時、レインジャーズの選手だったんですね。

 さて、そのレインジャーズ、今季のリーグ戦は無敗状態でコラムによれば、リーグ優勝は「オールドファーム」のセルティック・パークになるかもしれないとあります。

 治安当局からすれば、警備にあたりたくないでしょうね。

 アイブロックスで日々学び、指揮官としての知性を磨くのはスティーブン・ジェラード。

 仮に将来クロップが更迭されたならば、中継ぎを経てこの英雄がアンフィールドに帰還するはずです。

 そこにはコップからの万来の拍手が加わり、レッズファンの誰もが今度こそこの英雄が指揮官として、プレミアの優勝トロフィーを天高く掲げることを信じているはずです。

 イングランドではブレンダン・ロジャースやアレックス・ファーガソンなど、英連邦の指揮官は活躍してきましたが、純粋にイングランドとなると数えることが難しい昨今です。

 ならばジェラードはこの、イングランド生まれの指揮官としても大きな価値があるようにさえ思えてきます。
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僕が思う、日本代表の最終ラインの構成

2021-02-27 19:39:49 | 日記
 日本代表の最終ライン構成を考えた際、主将の吉田麻也はよほどの事が無い限り、森保さんは先発から外さないでしょう。

 仮にバック3を導入した際、これまでは酒井宏樹、中山雄太が起用されましたが、最終予選に進出すれば4-2-3-1が基本軸となるでしょう。

 その際はフルバックが生じますが、どうでしょう、ここでボローニャで「違い」を生み出し続ける富安健洋をこのままライト・フルバックで起用し、ニームに移籍した植田直通、もしくはガンバの昌子源を吉田を組ませては。

 僕は昌子は実に頼りになると考えていますが、彼自身、2018年ロストフの地での屈辱を一番感じていると思うためです。

 リーグ1に挑戦したこと
 アントラーズではなく、一番獲得を希望してくれたガンバへ移籍したこと

 これは全て

 あのベルギー戦のような、屈辱の形で大会を去るのは御免だ
 ロメル・ルカク、フェライニ、そしてドリース・メルテンスのような屈強なベルギー代表と対峙した際の感触

 を忘れないため、身体と心に刻むためですね。

 仮に彼を外して富安でも良いですし、優良なセンターバックが4人いれば、少なくとも頭数はバック3、バック4のいずれにも対処できます。

 また遠藤航と柴崎岳で決まりと思われがちな中盤センターも、ロストフというロシアの地で大きな奮闘で沸かしている橋本拳人がいますよね。

 従来の先発陣だけがすべてではないという当たり前の印象を、僕たちも出来る限り払拭する必要があると思います。

 特に長友佑都は今でも戦力としても経験値としても不可欠な存在だと僕は思いますが、彼が喜んでベンチに腰掛けるだけのレフト・フルバックを、是非J1から発掘できるシーズンになれば良いかと。

 また、中盤の構成も柏レイソルの江坂任、川崎フロンターレの大島僚太、そしてシャルルロワの森岡亮太を軸にした、4-3-3はどうでしょうか。

 短期でもアンデルレヒトの背番号10を背負った選手が、このまま代表招集から縁遠いということは、凄く勿体ないと感じます。
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マルセイユ、サンパオリを新指揮官に指名

2021-02-27 15:39:09 | 日記
 マルセイユの新監督に、ホルヘ・サンパオリが就任しました。

 (専門サイトゲキサカより)

 2010年、ディディエ・デシャンと共にリーグ1を制覇して既に10年が経過しますが。フランスで唯一チャンピオンズ・カップ獲得の老舗は、常に頻繁となる監督交代と共に存在います。

 マルセロ・ビエルサ、リュディ・ガルシア、そしてヴィラス・ボアスにミチェル。

 各段マルセイユのファンではない僕でさえ、デシャンの後任としてヴェロドロームのベンチに腰掛けた指揮官がこれだけ浮かぶわけですから、地元ファンはもっと失望を繰り返しているに違いありません。

 そのファンの苛烈な要求も、辞任が多いことに繋がっている面もあるのでしょうが。

 サンパオリはチリ代表の指揮官として2015、16年コパ・アメリカで連覇を果たし、セビージャ在籍時は現在セレッソに在籍の清武が師事していました。

 彼は開幕戦からゴールを奪うも、フランス代表のサミア・ナスリが加入後、一気に調子を上げ両者が共に活きることが出来ず、清武はワールドカップを目指しJ1に復帰します。

 そのサンパオリはある意味

 「火中の栗を拾う」

 形で、「その」ワールドカップでアルゼンチンを率いますが、戦術も布陣も固定できず、むしろアルゼンチン戦で脚光を浴びた、フランス代表キリアン・エムバッペの引き立て役となってしまいます。

 また、アルゼンチン国内ではサンパオリの人間性が最悪だ、という声も多くマルセイユはある意味「劇薬」を投与したように感じます。

 3-4-3に布陣ならば、長友、酒井の両翼が4の左右を務めることになるのでしょうか。

 フランス代表のパイエやトバン、そしてマンダンダと駒はパリやリヨンほど劣っていないはずですから、順位を上げるにはやはりサンパオリとの意思疎通が大きな要素となるでしょう。

 マルセイユのファンはフランスでも特に手厳しい存在で有名ですからね。
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かつてのドレッシングルームに足を踏み入れる際

2021-02-27 15:19:34 | 日記
 僕が過去働いていた書店には系列店舗があります。

 その店舗の店長さんは僕の上司で、出会うと挨拶やちょっとした世間話くらいは今でもします。

 例えばロナウドがチャンピオンズ・リーグでオールド・トラッフォードやベルナベウに戻る際、かつてのホーム側ではなくビジター側のドレッシングルームで着替えること。

 また終了後にモドリッチやカゼミーロなどの元同僚たちと、異なるジャージで会話する際の心境は、どんな代物でしょうか。

 僕も当初は自分の職場だった「書店」で本を購入することを避けていました。

 何だか恥ずかしいという気持ちがあったことに加え

 「自分で仕事を放り出したような気分」
 「ここでこれまで働いていたな」

 という、苦々しい気持ちと懐かしい気持ち、何とも言えない感情が自分の心で消化できなかったためです。

 さすがに退職して15年以上たちますし、今は平気で本を買いますが、そこに至るまでの葛藤は相当でした。

 ロナウドはユヴェントスに移籍する際、報酬の増額や自身の脱税疑惑の際、ペレス以下のフロント人が擁護する気配がない点に失望、もしくは憤怒したと言います。

 脱税疑惑はクラブの責任ではないと思いますが、ロナウドとすれば

 「ユナイテッドは自分の報酬を何度も見直してくれた」
 「レアルはこれだけ尽くしている僕に、敬意が無い」

 と感じていた、そこにユヴェントスのプロジェクトが目に留まった、と挑戦を決意したのでしょうね。

 

 ロナウドに限らず、移籍した選手は古巣との対戦前夜は、何度も寝返りを打ち緊張すると思います。

 セスクがチェルシーに移籍後、初めてエミレーツに登場したときは、罵声と過去のプレイへの賞賛と半々くらいの比率だったと言います。

 同じアーセナルでもトーゴ代表アデバヨールのような例は、また別でしょうが。

 心中ではブーイングが基本と感じても、拍手が自分に対しての敬意ということであれば、選手としてはかつての自分が報われたと感じるに違いありません。
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