goo blog サービス終了のお知らせ 

塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ワールドカップは世紀の祭典なのだろうか

2014-04-03 19:50:40 | 日記
 日本代表23名は来月12日に発表されます。

 ワールドカップは世界最高の祭典と呼ばれますが、祭典になるかどうかは出場国の出場回数や目標にとって大きく異なります。

 例えばブラジルは優勝以外は単なる中傷と批判しか生まれませんし、初出場となるボスニアはファースト・ラウンドを勝ち抜く事が最優先になります。

 日本もファースト・ラウンドを勝ち抜けば合格、8強進出ならば万々歳と言う形ですし、アフリカの5か国のうちいずれかが90年のカメルーン、2002年のセネガルを上回る8強にたどり着けば、それも大きな喜びになります。

 韓国も同様でしょうが。

 オランダのように

 「過去3度の準優勝」

 という、日本人の僕から見ても彼らはこの成績を語り継ぐのは抵抗があるだろうな、と言う国もありますし、そのせいでしょうか、既にファン・ハールの後任を再度ヒディンクにすることを決定しています。

 日本も、何故かスペインで

 「ハビエル・アギーレが日本代表指揮官へ」

 という記事が溢れています。

 2010年にも彼は公認候補に挙がったそうですが、どうしてスペインでこの報道が成されているのかは、アギーレがリーガで場数を踏んできたことが影響しているのでしょう。

 4月7日から9日にかけて、ザッケローニ監督は国内合宿を行います。

 アントラーズの柴崎、新潟の川又、広島の塩谷と招集が期待される選手がいる一方で、川崎の大久保は掲載されていません。

 来月5日まで、代表候補に挙げらている選手には悲喜こもごもの日常が待っているのでしょうし、それは見守るクラブと代理人、家族も同様なのでしょうが。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筋書がある、無いの違いとは

2014-04-03 19:38:24 | 日記
 「スポーツは筋書のないドラマ」

 という言葉があります。

 サッカーも次の一手が読めないからこそ面白いのであり、上位が下位に、4-2-3-1が3-4-1-2に常に優位というわけではありません。

 だからこそ2005年のチャンピオンズ・リーグ決勝でリバプールがミランを撃破したことや、2012年シティがユナイテッドをうっちゃて優勝したことは、鮮烈な印象を残したままでファンの記憶に残っています。

 僕は今文春文庫の

 「池袋ウエストゲートパーク」

 そ再読しています。

 物覚えの悪い僕でも、過去に何度か読み直していますので、シナリオ自体はすぐに思い浮かぶことが多いんですね。
 
 それは石田さんがこの作品の他に手掛ける作品が非常に多い事に加え、例えば鬼平犯科帳のように、シナリオの数そのもの多くはないという側面もあるわけです。

 でも、繰り返し読むことで

 「味わいを深める」

 という感覚もありますが。

 監督やアシスタントコーチが何度も映像を見返すのも、味わい、言い換えれば選手の長所と改善点を見つけ出し、何とかして物にしてやりたい、安易に解雇されて欲しくないという気持ちからでしょう。

 スポーツは契約ですから、解雇通告はどんな選手にもつきつけられるもので、カズですら京都サンガやヴィッセルで手痛い経験をしているわけですし。

 それでも筋書という未来は、ファンと監督、選手が一体となって産むものです。

 少なくともアンフィールドは未来に希望を見出しているでしょうし、ブレンダン・ロジャースはまもなくキング・ケニーのような大きな拍手を与えられるかもしれません。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

迎合すべきか、自分の長所を知らせるべきか

2014-04-03 14:00:32 | 日記
 4月1日は多くの企業で新入社員が初お目見えになりました。

 僕の親戚の子も晴れて社会への第一歩を歩み始めましたが、どんな職業であれ順応する、仕事をし続けることはなかなか難しいもので、僕も15年前、わずか半年で自主退社して「ふらふら」するとは4月の段階では想像できませんでした。

 新入社員に限らず、部署移動で新しい人間関係を構築する際

 「迎合しすぎる」

 と逆に難しくなりますね。

 1998年、フィリップ・トルシエが来日した際、次々と自分の主張を繰り出すことで僕たちはおおいに面食らったものですが、それは彼が僕たちの発言に対して

 「聞く耳を持たない」

 ように見えた為でしょうか。

 ですので

 「聞くことは聞く、思うことは思う事として伝える」

 という子のさじ加減が必要でしょうが、新入社員という昔で言えば丁稚が意見することは、非常に度胸がいるのも確かです。

 先日の信濃毎日新聞で、浦和レッズ・レディーズの猶本の記事が掲載されていて、彼女は自分の長所を周囲に伝えるよりも、周囲に自らを当てはめることに重点を置きすぎ、調子を落としてしまったとのこと。

 これは日本代表岡崎が

 「クラブと仲間の為に守備を疎かにしない」

 という姿があだとなり、現在のマインツでその点を改善して調子を維持している面が、大きな参考例になります。

 はっきりとした物言いは時に軋轢を産みますが、同時に心に響くのも確かです。

 一方で僕のように、失礼ですが、どうしましょうか、などと言葉遣いに注意「しすぎる」と、険悪にはならなくとも主義、主張にはつながりにくい面もあるのです。

 言葉遣いのさじ加減も大切ですし、行動もまた大切なのはサッカーでも実生活でも同様でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

棚卸でお金をセーブ

2014-04-03 13:47:05 | 日記
 今日と明日は久々の連休です。

 晴天の今日、僕は夏用肌着とワイシャツを洗濯し、汚れが目立つ通勤かばんを洗って干している所です。

 最近は吸汗速乾の商品を選ぶことが多くなったため、脱水の際でも水分が随分減っていることを確認できます。

 ブラジル・ワールドカップでも各ブランドが手掛ける通気性と吸汗速乾機能が、選手達を疲労から守ってくれることでしょう。

 僕は何か欲しい物がある際に、すぐに買うのではなく自宅にあるもので使える者、代用できるものを探すようにしていますが、これが探して見ると案外掘り出しものがでてくるものです。

 客商売で言えば

 「棚卸」

 と同様で、簡単に言えばお金を使う局面を減らしたいという意味なのですが。

 本当は通勤かばんもあまりに汚れが目立つので、新調しようかと思っていたのですが、洗ってみると汚れは全く目立たなくなり、手入れのありがたみを痛感する形でした。

 薄汚れたサッカースパイクやジャージでは、どんなに見栄えのある選手でも評判ががた落ちになるのと同様です。

 棚卸をしますと、これが不足していたと言う感覚が、実は間違いだったと言う事にも気づきます。

 つまり、手薄、買い直しが必要と思っていた事実がそうでは無かったと言う意味では、非常に有意義ですし、バルセロナが移籍市場からの締め出しというニュースが昨日駆け巡りましたが、否応なく

 「カンテラへの注視」

 が首脳陣には求められます。

 最近は、どの店でも最高級素材として知られる「スーピマ・コットン」を用いた商品が格安で売られていますが、最高級品をどうして低価格で提供できるのか、僕には全く分かりません。

 90年代、スポーツブランドは

 「アジア諸国で不当な利益を得ている」

 と糾弾されましたが、よもやそのような出来事は無いとは思いますが、実際はどうなのでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スパイクから判断する選手の個性

2014-04-03 01:57:16 | 日記
 サッカーブランドは文字通り栄枯盛衰と言えます。

 例えば今サッカー・マガジン編集部が98年フランス大会の為に制作した展望ガイドを見てみますと、イングランド代表フィル・ネビルがカナダ生まれのポニーを履く写真が掲載されています。

 同じくイングランド代表ブライアン・ロブソンは、ニューバランスと関係が深い事で知られていました。

 また最近では見かけなくなりましたが、パトリック、ハイテック、リーボックもサッカー・スパイクで名声を得た時期があります。

 ちなみにパルセイロのアンバサダーである土橋はパトリックの愛用者でした。

 ポニーはペレを広告塔に起用したこともある、由緒あるブランドですが日本ではどうも販売網が整備されず、かつては大沢商会が代理店になっていたはずです。

 その後はポニー・ジャパンが設立され、ラッパーのスヌープ・ドッグが愛用するなど、米国でも人気が急上昇したのが2000年代中期なのですが、今はどうなのでしょうか?

 難しいのは

 「サッカースパイクは街履きにできない」

 と言う点です。

 これがバッシュたランニング・シューズならば、通学でも遊びでもその良さが痛感できるわけですが、スパイクはピッチに立って初めてその良さがわかる代物ですから、デザインと販売網の開拓に優れているブランドの方が有利なのでしょうか。

 ちなみにこのサッカーマガジンでは、ケルムの履くルイス・エンリケ、ホマを履くアルフォンソの姿が見られますし、ラウルのこの時期はアディダスではなくリーボックと契約していました。

 ロベルト・カルロスがアンブロ、カフーがペナルティというように、履いているスパイクで選手の年齢や在籍クラブが把握できるのも、スパイクの見方の一つと言えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする