名峰登山と草花

春から秋にかけて、登山と草花探索等を掲載。植物観察、世界歴史遺産巡り、庭園観賞、素人農業にもチャレンジ中。

お上りさん、大阪でクエ鍋を食べ、越乃寒梅に舌鼓を打つ

2017-12-16 12:10:17 | 忘年会、飲み会

 大阪でお大尽のような忘年会が設定されたので、始めて出かけた。
 会費は高い方だが、何しろ越乃寒梅と食べたことのないクエ鍋を賞味
できるとあって、楽しみにしていた。メンバーは元の会社の同期生8人が
集まった。
 大阪駅・西口で4人が待合せ、上りさんよろしく、キョロキョロしながら、
桜橋交差点を通り、少し歩くと北新地の入口を通った。ここの中かと思った
が通り越して朝日新聞の大きなツインタワーの前を通り、肥後橋(地下鉄)
を右に曲がって,途中から左に曲がった。この辺りから道を間違え,スマホ
のナビで何とか九絵家(料亭)に着いた。

 店の大将は、年季の入った、落語家?漫才師?顔負けの話の上手な玄人と
拝見した。有名人が良く来られるようだ。桂 文枝・師匠がクエ鍋やお造り
が絶品と賞賛した新聞記事を見せていただいた。
 大将からお酒の講釈をしていただいた。「越乃寒梅」を5本用意してくれて
いた。最初に飲むのは越乃寒梅「灑(サイ)」だそうだ。これは海外向けに用意
されたが、まだ輸出前で、国内で人気が高い。出荷数も少ないそうだ。次が
「無垢」、その次が「特選」続いて「別選」、最後は普通に売られている
「清酒」だった。我々は「灑」を一本空け、次いで無垢、特選、別選までを
徳利で、たらふく飲んで出来上がった。

 さて、クエだが、鉄ちりのようなお造りが皿に乗っていた。口に含んでも
「特別に味がない刺身だなー」と思っていると、ジワーッと甘みが舌の奥に
広がり、得もいえぬおいしさになった。文枝・師匠が美味しいを連発されたと
いう意味が分かった。クエ鍋もコクがあり湯気と臭いに酔いしれながらいた
だいた。次に、ぶつ切りのアラを鍋に追加し、最後は鍋の露で雑炊にしていた
だき、賞味した。クエ鍋はコラーゲンが一杯で体も温まり、体が滑らかに
なったような気がした。

 クエは九州ではアラと言うそうで、アラを捌くとはクエを料理することの
ようだ。クエは根魚で、乱獲で少なくなっており、和歌山、九州、五島列島の
辺りで獲れるが、出回っているものは養殖物が多いそうである。
 良い経験をした。感謝!感謝!

以上です。

 

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。