3月上旬に北インドの歴史遺産を尋ねるツアーに参加しました。デリー、アグラ、ジャイプールを訪問し、ムガール帝国の往時を偲ぶ旅となりました。同時にインドの植物写真を多数取得しました。菩提樹、アショカトゥリー、マンゴー、ワタノキなどです。
ムガール帝国は1526年に初代皇帝バーブルが創始。1555第2代皇帝フマユーンがデリーにムガル帝国を再建。1556年第3代皇帝アクバル即位/アグラ城。第4代皇帝はジャハーンギール。1628年、第5代皇帝、シャージャハン即位。1658年、第6代皇帝アウラングゼーブ即位。1687年アウラングゼーブ帝、デカン高原へ遠征。1690年東インド会社がカルカッタに進出。
(タージマハルを持ち上げてみました)
<写真をクリックすると拡大します>
1) クトゥブ・ミーナール /デリー近郊
インドの樹木は大きな葉の樹木が多い、葉の長形は12cmから20cm位ある。 この木は公園や個人邸の随所で見受けられた。(名称は調査中)

下:オリーブ(ガイドの弁) (名前は??、随所に在)


下: 不明 (随所に在)

下:クトゥブ・ミーナール(世界遺産)
最初のイスラム王朝のスルタン、クトゥブッディーンが1192年に戦勝記念に建築を開始し、最上階は14世紀に完成した。地上72.5m、直径14.3m、5層からなる。

2)風の宮殿 /ジャイプール
かつて、宮廷の女性達がこのテラスから街を見下ろしたと言われる。

3)アンベール城 (世界遺産) /ジャイプール
アンベール城は16世紀に築城が始まった。アンベール王国の首都
丘の上に立つアンベール城へジープで向かう。象の歓迎もあった。

城内の広場

4)ジャンタル・マンタル(天文台/世界遺産) /ジャイプール
280年前、マハーラージャが造った天文観測機器

5)シティーパレス&ピンクシティー
ピンクシティーは1726年にマハーラジャのスウィン2世が建造した。今もマハーラジャが暮らす

カダムの木?(ガイドの弁) ???

ラジャスタン州からデリーへ ・・・ 車窓の風景
野原 (牧草畑と麦畑) レンガ焼き工場

日本の工場進出エリア 牛の通過

道は羊も通ります 牛糞は燃料か?
道端の露店 道は車、三輪、力車、何でも通ります

デリーはビル建設ラッシュ 高速道路はガラガラ

デリーの道路はラッシュです。 デリーの川は汚れが酷い

6) ファテプール・シクリ / アグラ
ムガール帝国第3代皇帝、アクバル帝が1571年に首都をここに移転した。3Kmx1.5Kmの大きさ、14年で放棄された。

菩提樹の葉

7) タージマハル /アグラ
ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハンが亡くなった王妃ムムターズ・マハルのために建設した巨大なお墓。自らはヤムナー川の対岸に黒い大理石で自分の墓を造ろうとした。

8) アグラ城 /アグラ
第3代皇帝アクバル帝が1565年に建設したお城で、ムガール帝国の権力の象徴。 第5代皇帝ジャハーン帝はタージマハル建築後、第6代皇帝、アウラングゼーブによりこの城内に幽閉され、タージマハルを遠望しながら、1666年、74歳で亡くなった。

アグラ城からタージマハルを遠望
9) フマユーン廟 /デリー (世界遺産)
第2代皇帝フマユーンのお墓。その妃が1565年に建築した。

10) ガンジーの墓 & レッドフォート
レッドフォートはアグラからデリーに都を移した第5代皇帝シャー・ジャハンが1639~1648年に建設した。第6代皇帝アウラングゼーブが外壁や門を補強した。



ワタノキの花 マンゴーの花?

(インドの歴史を巡る旅 終わり)