宗教には興味あるんだけど、政治とか経済にはまったく興味もてないんだよね。でも、これから現代社会で生き抜いていくためには、そんなのもぜんぜん分からないというんじゃダメだよね。どうすればいいのかな? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『感化力』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
ある分野に対する苦手意識を克服するには、その分野に関心を持つことが必要です。
関心を持てば、いろいろなかたちで情報が入ってきます。テレビ、ラジオ、新聞など、情報源は数多くあります。まず関心を持つことです。そうすれば、必要な情報は集まってくるのです。(中略)
しかし、自分なりの一定の視点を得るためには、関心を持つだけでは駄目です。ある程度、知識の蓄積がなくてはいけません。すなわち、勉強が必要なのです。
知識の蓄積があれば、人の意見に振り回されずに物事を見ることができます。
そのためには、どのくらいの蓄積が必要でしょうか。これは、なかなか難しい問題ですが、できれば、その分野の本を千冊ぐらい読むことが必要だと思います。そのあたりが一般的なラインでしょう。
政治・経済などの一般的な教養書を千冊ぐらい読んでいると、新聞記事や、テレビで発言しているジャーナリストおよびキャスターたちの嘘や間違いが、だいたい分かるのです。もっと数多く読めば、さらによく分かります。
ただ、現代人は忙しいため、「本を千冊も読むのは大変だ」という人も多いでしょう。その場合は、それより少ない冊数でもかまわないので、大事だと思う分野を重点的に勉強するとよいでしょう。
八割の労力で自分の専門分野を勉強したならば、残りの二割の労力で、自分が苦手な分野について、コツコツと情報を集め、知識を蓄積していけばよいと思います。
ある分野に関する本を百冊ほど読んでいると、マスコミの嘘が分かるレベルまでは行けなくても、その分野について多少の専門的な話ができるぐらいまでは行けます。
すぐに百冊は読めなくても、年に十冊読めば十年で百冊まで行けます。年に二十冊読めば五年で行けます。そのくらいの数なら、読めないことはないでしょう。(中略)
小さな分野であれば、やはり百冊ぐらいが一つの目安だと思います。現代人は忙しいから大変でしょうが、仕事などの合間に少しずつ努力することが大切です。そうすれば道は開けるのです。(中略)
なお、幸福の科学からは、仏法真理の本がすでに何百冊も出ていますが、さまざまな教養を網羅しているので、幸福の科学の本の百冊は他の教養書の一万冊分ぐらいに相当すると言えます。(中略)
さらには、「友人を活用する」という方法もあります。賢い友人を持ち、その人に、「これは、どういうことか」「何が正しいのか」などと訊けば、教えてくれるでしょう。自分で勉強すれば十年かかることが、耳学問だと、一、二分で済みます。一言で終わりなのです。
賢い友人を持つためには、あなたが「よい人」にならなくてはいけません。要するに、賢い人が「付き合ってもよい」と思える人になることです。
(53~57ページ)
理想は、千冊。そこで、まずは百冊を目指して、克服したい分野の本を、計画的にコツコツと読み進めること。
それと同時に、自分がよい人になることで、賢い友人をたくさん持って耳学問することができれば、極めて短時間で智恵を得ることができること。
そして、どんな本から読んだらいいか分からないのであれば、政治や経済をはじめ、さまざまな教養を網羅している幸福の科学の本から読むこと。
そうすれば、仏のフィルターを通した叡知が凝縮されているので、とても効率的に学びを得ることができるってことなんだと私は思っているのです。
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『感化力』
大川隆法著 |
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