ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



ねえ、何が正しいのかって、なんだか分からなくなってきたんだけど、どう考えたらいいの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『震災復興への道』(幸福の科学出版)で、次のように教えておられます。

 今、「正しさの基準」を再検討するときが来ているのではないかと思います。ハーバード大学のマイケル・サンデル教授が、「正義とは何か」をテーマにして行った連続講義が、(中略)「ハーバード白熱教室」という番組名でNHKによって放映され、話題になりました。
 私は、彼の連続講義の内容を一通り見ましたし、NHKによる彼へのインタビューも見ました。ただ、彼は人に意見を言わせているだけで、結論などありはしないのです。
 その講義のなかで、彼が最初に提示しているテーゼ(命題)は、「運転中の電車のブレーキが故障していて、まっすぐ走ると線路上の五人の作業員が死んでしまうが、待避線に入れば、そこにいるのは一人の作業員だけなので、一人は死ぬが、五人は助かる。さあ、あなたが運転手なら、どうするか」というものです。
 「正義とは何か」というテーマに関し、彼は、「一人を殺して五人を救うことが正義か。それとも、そのまま走るべきか。どうする?」と問いかけていたのです。
 ところが、NHKによるインタビューで、「ところで、あなただったら、どうするのですか」と逆に質問され、一瞬、彼の顔が引きつったのを私は見ました。急に血相が変わり、「それは、君、『相手が誰であるか』の情報を与えてくれなければ、答えられない」と彼は言ったのです。
 「では、待避線にいる一人が、あなたの友人や家族だった場合には、どうしますか」と訊かれ、「ああ、その場合には、ハンドルを切らず、まっすぐ走ります」と答え、次に、「それが家族や友人ではなかったら、どうするのですか」と訊かれると、「待避線に入って、一人だけを殺します」と答えていました。
 結論を言わずに人に議論をさせ、それで有名になるのは結構ですが、今は、「こうすべきだ」という結論を言っている人のほうが大事な時代です。そのことを知らなくてはいけません。「いろいろな意見がありますね。はい、終わり」ということでは済まないのです。
 「こうすべきだ」と言う人には勇気が必要ですが、「これが正しい」と言い切れる人のほうが大事なのです。
 いろいろな少数意見も大事にしなくてはなりませんし、恵まれない人に炊き出しをすることも大事でしょうが、そうは言っても、「国益のレベルから見れば、『最大多数の最大幸福』を目指すのは当然のことだ」と私は思っています。
(81~83ページ)

正しさの基準を再検討するときが来ている。

今は、結論を言わずに人に議論をさせて有名になる人よりも、こうすべきだとの結論を言っている人のほうが大事な時代である。

国益のレベルから見れば、『最大多数の最大幸福』を目指すのは当然のことである──。

99匹の羊を置いて、はぐれた1匹の羊を探しに行かないのか、という聖書のたとえ話がよく語られますが、ここでは、「国益のレベルから見れば」という視点のもと、大川隆法先生のお考えはとても明確です。

たとえば、原発を止めたままで、炎暑の中、多数の国民に節電を強いた上に、数多い熱中症の死者をで出してしまうことが、ほんとうに「最大多数の最大幸福」になるのか考えてみたら、どうでしょうか。

政局ばかりに振り回されている政治家が目につきますが、国政に携わる政治家のみなさんには、この「最大多数の最大幸福」という言葉を忘れず、いったい誰のための政治なのかを常に見据えて政(まつりごと)に邁進してほしいものだと、改めて私は思っているのです。

震災復興への道 日本復活の未来ビジョン

『震災復興への道』

 大川隆法著


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