ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



受験、失敗しちゃったよ。もう、おしまいだよね? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『忍耐の法』(幸福の科学出版)で、次のように教えておられます。

 若い人、特に十代ぐらいの人にとって、受験は一つの関門であり、受験に合格することは、とても大きな目標に見えているでしょう。中学受験、高校受験、大学受験等は、ものすごく大きな関門に見えていることだろうと思います。
 ところが、その関門を通り越していった人から見れば、それは、「職業への道を開くためのステップの一つ」にしかすぎないことがよく分かります。
 それを通過したからといって、それで成功が決まったわけでもなく、逆に、それを通過しなかったからといって、それで失敗が確定したわけでもなく、人生においては、まだまだ、次から次へと「扉」が立ちはだかってくるものなのです。
 ただ、受験勉強の過程にいる人、例えば十代の人などには、受験での合格は、とてつもなく大きな目標に見えることがあるだろうと思います。
 しかし、時間がたてば、その見方は変わってくるものです。
 また、明治時代や大正時代、昭和前期の人物で、今、私たちが伝記で読める、成功した人たちを見ても、そう言えます。立身出世主義の非常にはっきりした時代にあって、その人たちの十代をとってみると、必ずしもストレートに、一直線に成功への道を駆け上がった人ばかりではありません。むしろ、そういう人は非常に数が少ないのです。
 「一度も失敗することなく、いちばんよい成功だけを続けた」というような人は、ほとんどいません。そういうことを言うタイプの人には、だいたい、「その時点で人生における成長が止まっている人」が多いと言えるかもしれません。
 試練に遭っている過程では、キリキリと心が痛むこともあろうかと思いますが、そのマイナスの思考、すなわち、自分を低く見て苦しめる、貧乏性の考え方とは、長く付き合わないことが大事だと私は思います。
 いろいろな試練を突破すべく、鋭意努力することは必要ですが、万が一、それが成功に終わらなかったとしても、運命は「次の扉」を必ず用意してくれているものであり、今回、一生懸命、努力したことが、まったく無駄になることはないのです。(中略)
 試験には合格点があり、一定以上の点を取れなければ合格しませんが、「合格点を超えて合格証書が出れば成功だが、出なければ成功ではない」という見方は、まったくの間違いです。「一点か二点が足りずに不合格」ということもありますが、それは「ゼロ」ということではありません。
 たとえ、その道には通らなくても、一定の努力をしたことは無意味ではありませんし、「自分がそれに成功しなかったことを反省する」ということによって、次の成功へのステップが用意されているのです。(中略)「苦しみの種が、実は、次の幸福の種になってくる」ということは、冗談ではなく、本当にそのとおりなのです。
 ある意味では、「目標を達成できなかった」ということが、次の努力への原動力になることが多くあります。
 何らかの目標を簡単に達成してしまい、それを自慢し、それ以上を求めない生き方、あるいは過去の栄光のみにすがる生き方は、やはり、さみしいものなのです。
(114~117ページ)

受験で成功や失敗が確定したわけではない。通り越した人から見れば、受験という関門は、職業への道を開くためのステップの一つにすぎないことがよく分かる。

伝記で読めるような成功した人たちをとって見ても、十代で一直線に成功への道を駆け上がった人は非常に数が少ない。

試練を突破すべく鋭意努力することは必要だが、万が一成功しなかったとしても、運命は「次の扉」を必ず用意してくれているものであり、今回、一生懸命、努力したことが、まったく無駄になることはない――。

悲喜こもごもの受験の春ですが、受験生のみなさんには、目の前の目標に向けてがんばってほしいものです。

そして、もしうまくいかなかった方には、この大川隆法先生のお言葉を、しっかりと受け止め、味わって、また努力を重ねて行っていただきたいものです。

大川隆法先生のお言葉どおり、そんな方には、「次の扉」が必ず開かれると、私は固く信じているのです。
 

『忍耐の法』

  大川隆法著


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