ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



太平洋戦争で、日本は侵略戦争をしたんだって、学校で教えられたんだけど、ほんとなの? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『マッカーサー戦後65年目の証言』(幸福の科学出版)で、その太平洋戦争で、敵方の米軍司令官だったマッカーサー元帥の霊に対して、質問者Aが直接的にその疑問をぶつけたやり取りを、「霊言」の形で、次のように伝えておられます。

A── (中略)日米の開戦前には、例えば、アメリカ(America)、イギリス(Britain)、中国(China)、オランダ(Dutch)による「ABCD包囲網」がつくられたり、アメリカが日本への石油の輸出を完全に断ってしまったり、アメリカ国籍を持っている日系人が、事後法で米国籍を剥奪されたりと、排日運動が非常に激しかったはずです。(中略)ここで戦争をしなかった場合、日本が、はたして独立を保てたかどうか。石油なしで本当に生き残っていけたかどうか。こういった見方もあると思います。
 そこで、「先の戦争は本当に日本の侵略戦争であったかどうか」ということについて、現在のマッカーサー元帥は、当時を振り返ってみて、どのように思われるか、教えていただければと思います。

マッカーサー まあ、戦争の相手を見て、「日本の戦いは防衛戦争だ」と最初から認めたら、こちらのほうには戦う正当性がありませんのでね。
 それは、どの国も使う言葉です。今の中国だって、「防衛戦争に備えている」と言うだろうし、北朝鮮もそうだろうし、どこであっても、侵略戦争と称して戦うところはありません。ヒトラーだって防衛を唱えてはいたでしょうからね。それを鵜呑みにするわけにはいかないんですが、「どの程度まで国際世論が許すか」ということですね。
 日本は、少なくとも、朝鮮半島については、併合して、三十数年、統治していたし、満州国も、傀儡政権を立てて日本の傘下に置いていました。「他の国についても、おそらく、同じようにしていくであろう」ということは読めていたので、その流れ全体を見るかぎり、やはり、「侵略性が全然なかったとは言えない」と思いますね。
 「中国本土のほうが降参したら、これを全部、植民地にしてしまう気があっただろう」と推定されますし、南方についても、いちおう、植民地化する気はあったのではないでしょうか。要するに、「中国の資源を押さえて、南方のほうも、全部、日本の領土にしていくつもりはあったのではないか」と推定されますね。
 戦争の動機については、そのように思われます。(中略)
 ただ、日本を武装解除して、占領している間に、五年後ぐらいでしたか、一九五〇年ぐらいに朝鮮戦争が始まり、北朝鮮が、突如、韓国に南下してきて、ソウルも占領されました。私も、ソウル近郊まで少人数で視察に行ってきましたけれども、やはり、これは、「戦争の危機が現実にあるのだ」ということですね。
 要するに「次の敵は、共産主義なんだ」ということが分かりました。アメリカは日本の帝国主義と戦ったつもりでいたけれども、私は、「次は共産主義との戦いなのだ」ということを悟って、強硬策をだいぶ進言したために、トルーマンに解任され、私の軍人としての使命は終わったわけですね。
 その時点で、確かに、「朝鮮半島の持つ重み」については、よく分かったというか、「ここを押さえないと、日本が危機にさらされるのだ」ということが、よく分かったので、晩年、やや日本に同情的になっていたこと自体は事実ですね。
(29~33ページ)

マッカーサーは、日本占領中に朝鮮戦争が始まって、次の敵は共産主義だと知った。

また、その時点で、朝鮮半島を押さえないと日本が危機にさらされることが、よく分かった──。

渡部昇一氏はしばしば、マッカーサーがアメリカ上院の委員会で、日本にとって先の戦争は主に自衛目的だったと証言した、と紹介していたと思います。

そのマッカーサーの霊自身が、日本の立場からは少なくとも朝鮮半島については、防衛的面があったことを、この質疑応答で認めたわけです。

ただし、大川隆法先生は、この日米戦争が防衛戦争だったという見解にはくみしておられないわけで、公平にみれば日米の「覇権戦争」だったというお考えです。

ですから、霊言というのは、大川隆法先生のお考えと違っていたとしても、その霊の考えがそのまま紹介されている現象であるという事実には、注目しておきたいところだと私は思っているのです。

マッカーサー戦後65年目の証言 (OR books) 『マッカーサー戦後65年目の証言』

 大川隆法著

 

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